2022年五泉市長選 交通政策について

公約やSNSから五泉市長選 各候補者の交通政策に関する発信をまとめました。


五泉で利用できる公共交通機関
・路線バス
・基幹バス(ふれあいバス)
・デマンドタクシー(さくら号)
・高速バス(五泉⇔新潟)
・JR(磐越西線)
・タクシー

市内バス、デマンドタクシーの利便性向上については、以前より市民から意見があがっている。

各候補者の公約・SNS等からの抜粋

田辺正幸
なし

松川徹也
インフラ整備については、事故のない通学路の整備を加速すること。
公共交通の利便性をはかるため官民連携型のたすけあいタクシーを運行する『すぐそこいく事業』に取り組みます。

伊藤勝美
Ⅳ 道路交通網を整備します
仕事や通学仕事や通学のための車による利便性向上が重要です。新潟市中央区まで五泉から30分、村松から40分を目標に引き続き交通網の整備を進めます。
・新潟市へのアクセス道路の整備により新潟市の通勤圏としてIターンやファミリー住まいる事業による移住環境を整えます
・大沢峠の改修、290号バイパスの開設、馬下橋、東南環状線、白安線を整備します
・商店街に休憩所を設置し、五泉中央病院への通院の足を確保します
・消雪パイプの敷設、老朽箇所の再生により冬道の利便性を確保します
・通学道路や集落の生活環境を整備します

安中聡
市民に余計な負担をかける公共交通を見直し、生活支援を拡充し、地域経済の発展と人口増を目指す。


先日、JRの支社再編がニュースとなった。コロナによる観光需要の低下、通勤通学の乗車客数の減少、人口減少により不採算路線の整理は今後さらに進むことが予想される。新潟市とをつなぐ公共交通機関に関する施策はどの候補者も言及がない。
今以上に電車や高速バスの本数が減れば、学校に通いにくい街・進学の選択肢が狭い街となってしまい子育て世代の移住にも影響が出るだろう。

 また、先の衆議院議員選挙の討論会では、斎藤洋明議員が高齢者の移動について、デジタル化・AIを活用した無人運転システムをまず地方と高齢者を優先に拡充を挙げていた。しかし、スマートシティに取り組む自治体が増えている中、次世代モビリティやAIを活用した運行管理システムによる合理化等が市政の将来像にブレイクダウンされていないことは、やや不安を覚える。

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