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五泉市議会議員選挙 過去の得票数を見る

 明日、10月22日は五泉市議会議員選挙の投票日です。投票先は決まりましたか??


五泉市議会議員選挙 過去の選挙結果

 リンク先のファイルでは過去4年のデータが参照できます。得票数は少数以下切り捨てて表示しています。

 市議会議員選挙は、首長選挙や衆議院議員選挙(新潟エリア)のように一人の当選者を選ぶ選挙ではありません。3000票を集めようと、500票で当選しようと選挙のあとの議会で議決権は一人一つです。市議会は合議制ですから議員が市民の代理となり、自分が望む政策、市政を形にしてもらう場合、同じ考えを持つ議員の数が多いほうが実現の可能性が高まります。一匹狼を議会に送り込んでも、なかなか結果はでないかもしれません。

 また、それぞれ専門分野をお持ちの候補者も多くおられます。次の四年で取り組んでもらいたい分野、または多角的な視点を持った議論を望むなど、有権者である自身の考えて合わせて、議員の経歴や職業、経歴も要チェックです。

 さらに国政や県政に比べ、市政は最も生活に密着した政治といえます。市政を担う市議会議員は身近な課題に親身に相談に乗ってくれるコミュニケーション力や人柄、敷居の低さも大事なポイントかもしれません。

さて、あなたは誰に投票しますか??

「浮いた8千票」の内訳をみてみよう

前回立候補し、今回立候補しなかった 候補者の得票

 10月20日の新潟日報地域面でも大きく取り上げられていた五泉市議会議員選挙。前回平成31年の選挙に出馬し、今回は立候補しなかった方が6名おり、合計 8481票の行方に注目されています。 今回出馬されなかった方には共産党の候補者が含まれていますので、支持政党が明らかという点で除くと7,722票が浮いた票と言えます。 また、立候補者のエリア別には以下の通り。
村松 5551票  五泉 2930票
この浮動票がどこへ移るか、読みづらい状況となっています。

法定得票数

 法定得票数とは、選挙で当選するために必要な得票率または数です。公職選挙法では、当選人の要件の一つとして必要とされる一定数以上の得票数を法定得票数といいます。
 昨年行われた参議院議員選挙での選挙当日の有権者数 41,606人を元に試算します。当日の投票率が55%とした場合、投票者数は約23,000人と予測されます。その場合の法定得票数は286票、投票率が58%の場合は302票となります。
 法定得票数に届かず落選し、欠員が出た場合は再選挙となります。


法定得票数の考え方

供託金没収ライン

 供託金没収点とは、選挙における有効投票総数に対して一定票に達しない場合に供託金が没収される点のことです。供託金は、候補者が公職選挙に立候補する際に、選挙管理委員会などに納める金銭や債券などです。
 供託金没収点は、選挙の種類によって異なります。たとえば、地方自治体議員選挙の供託金没収点は、「有効投票総数÷議員定数÷10」です。

 今回の選挙で供託金没収となるラインは投票率が55%として試算した場合は114票、投票率が58%の場合は121票となります。


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