「第4次五泉市行財政改革大綱(案)・五泉市行財政改革実行プログラム(案)」の意見募集(パブリックコメント)

第4次五泉市行財政改革大綱(案)

市長が代わり、今回の行財政改革大綱からは「マーケティング」という言葉が登場しました。いくつかポイントをPickup。

p.12 I.健全で持続可能な財政運営 指定ごみ袋等の有料化

 指定ゴミ袋の導入は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第5条の2第1項の規定に基づき、環境省が定めた「廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針」(平成28年1月21日改正)という方針が大きく関わっている。
廃棄物の抑制と再利用が目的で、ごみの量を減らすために国は自治体に向けて、「ごみの量を把握すること」、「ごみの量を減らす活動をすること」、「ごみを再生利用すること」などを定めているが手段は指定ゴミ袋の導入には限っていない。

p.12 Ⅱ.歳入増加策

2.受益者負担の見直し ・公共施設使用料・手数料・負担金等の見直し

文書の中で4度登場する「受益者負担の見直し」という言葉。公共施設の利用料など、値上げが予定されている??

5.自主財源の確保
マーケティング※を活かしたふるさと納税制度※を活用し、まちづくりの課題解決に取り組みます。

田辺市長色が出た「マーケティング」というキーワード。
五泉と関係している市外在住者がターゲットなのか、それとも幅広く全国に向けて訴求するのか。具体的な方針は読み取れないが、目玉政策ともいえるので数値目標が欲しいところ。

p.21 Ⅳ.民間委託等の推

民間委託により本当にサービスレベルは向上するのか。
委託によって五泉市内に雇用は生まれるのか。外部に資産が流れるだけにならないか。

p.26 五泉市第2次水道ビジョン

「経験豊富な職員不足が想定されます。技術の継承またはお客様サービス
の向上を図るためにも、水道事業における専門分野の人材教育が必要で
す。さらに、専門分野の民間委託の活用を今後検討し、人材を確保する必要があります。」

少子高齢化により人材不足がさらに加速する中、民間に任せるというだけで経験値の高い専門人材が確保できるのか疑問。お金を出しても人が来ない時代に突入している。



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