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『ONLY A LAD」 OINGO BOINGO

「やあ、皆んな元気かひ? ぼかぁ元気だよ。ちょいと先を急いでのでね。じゃっ!」

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皆さんは「ダニー・エルフマン」という男をご存知だろうか?

「ピン!」と来た方!

さては映画好きですネ〜?♫

「ゴシック→ゴス」という言葉を世界に広めた最重要人物の一人である映画監督
「ティム・バートン」。

そしてスプラッタホラーに於ける「世界的な革命」を興した最重要映画監督の一人
「サム・ライミ」。

その作品に於ける殆どのサウンドトラックを手掛けている、言わば「アメリカ映画音楽」を代表する作曲家、それが「ダニー・エルフマン」だ。

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主な代表作はこちら。

「ナイトメア・ビフォー・クリスマス」
「ビートルジュース」
「シザーハンズ」
「バットマン」
「マーズアタック!」
「チャーリーとチョコレート工場」
「アリス・イン・ワンダーランド」
「ダークマン」
「死霊のはらわた・キャプテンスーパーマーケット」
「シンプル・プラン」
「ギフト」
「スパイダーマン」(シリーズ)
などなど・・・

その他、有名なところでは・・・
「ミッション・インポッシブル」
「メン・イン・ブラック」
「レッドドラゴン」
「アヴェンジャーズ〜エイジ・オブ・ウルトロン〜」
「ジャスティスリーグ」
etc.etc・・・
と、実に見事過ぎだ。

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で。
今回取り上げたOINGO BOINGO・・・
「オインゴ・ボインゴ」は、ダニー・エルフマンが
ボーカル&ギター&メインコンポーザーを務めていたバンド。

バンド初期は演劇をも絡めた「シアトリカルでニッチなステージング」を繰り広げていたらしく、後に開花する映画音楽への重要な布石になっていた様だ。

そのサウンドは敢えて一言で言うなら
「ヘンテコ・ニューウェーヴ」。

コミカルな歌唱法とアッパーな演奏、そしてゴージャスでファニーなブラスセクションが、「ヘンテコ・サウンド」へ更に拍車をかける。

もう一聴して「阿呆」な感じがストレートに伝わる、キンクスの「you really gut me」カバーや、「気の抜けたメロディ」「脱力を誘発するリフレイン」等の「確信犯的なヘンテコぶり」に、アナタは・・・感動する?
それとも・・・激怒する?


やっぱりwww

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「やあ、皆んな元気かひ? ぼかぁ元気だよ。ちょいと先を急いでのでね。じゃっ!」


個人的に他のニューウェーヴバンドより「フランク・ザッパ」臭を感じたりするのだが、それは演劇的要素が根底にある事と、大いに関係性が有るのだな。


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