最近あおり運転の問題をたびたび耳にする。
世の中ほとんどは善良な人で溢れているが、残念ながら他人を思いやる心が乏しい人も少なからず多くなっているように思う。

善良な市民である我々はどうしたらあおり運転の被害を受けないですむかという問題である。私が考え、そして実行している運転は次のとおりです。

一番のポイントはあおり運転の原因になるような運転をしないことが大切です。当たり前だろうと思うでしょうが、意外と本人は気づかないで他人の癇にさわるような運転を知らず知らずにやっている場合があります。

○ 　理由も無く制限速度よりも低いスピードでノロノロ運転して後続車両をイライラさせている人。（道路には多くの人が各々の事情を抱えて走行しています。道路の流れにそって運転するという心がけが必要です）

○ 　他車の前に急な割り込みをしてブレーキを踏ませたり、合図も出さないでとつぜん進路変更をする人

○ 　夜間他車に後続している際、ハイビームのまま追従する人

○ 　必要以上にクラクションをながく鳴らす人

○ 　高速道路で必要も無いのに追い越し車線を走り続ける人（高速道路の追い越し車線は前車を追い越すときに走行し、追い越しを終えたら走行車線に戻らなければいけません。いつまでも走り続けるのは違反となります）

○ 　横から進入しようとする他車に気づきながら譲れる余裕があるのに頑として譲ろうとしない人

あげていけばきりがありませんが、一口に言うと自分が他車にやられて癪に障るような運転をしないということが大切です。

　そして普段の運転で予期せず後続車両が車間距離を詰めてきたら、ただちにハザードなりウィンカーをつけて速度を緩めて車道の左に寄り進路を譲ることです。

　しかし余程気をつけて運転していても世の中には常軌を逸したとんでもないドライバーがいます。運悪くそういう人に遭遇しあおり運転を受けたら直ちに前述したとおり、できる限り安全な場所まで進行して道路左側端に沿って停車する。高速道路では車道に止まるのは非常に危険なので可能な限りSAかPAまで移動する。それもできないならやむなく非常駐車帯に停めて絶対に車外に出ないことです。

　そして相手を必要以上に怖がらず冷静に対応する。もちろん同時並行的に携帯電話で110番をする。その際大切なことはあおり運転を受けていること。そして場所を分かりやすく通報する。加えて相手車両の特徴とプレート番号、相手の人相特徴を通報しましょう。

相手には「何か失礼なことがあったでしょうか？」と冷静に問いかけてみる。相手が「お前が○○な運転を・・・」と言うなら「それはたいへん申し訳ないことをしました。すみません」と断りながら警察の到着を待ちましょう。怖くても毅然とした態度を失わないようにしながら対応する。相手が暴行に及ぶような勢いなら

「暴行は止めてください」と強く告げる。

それでも一方的に暴行を振るわれ警察の救いも望めないという非常事態にいたったら、、、
その場合は覚悟を決めるべきです。ひたすら殴られ蹴られるのを我慢することはできません。運が悪ければ貴方や家族が殺されたり大怪我を負わされるかもしれないのです。そうならないためには必要最小限の実力行使をしなければ、大きな悔いを残す事態を招くようなことになりかねません。実力行使はもっとも効果的な急所を狙うことです。急所は数カ所ありますが、それはYoutubeなどで知っておいてください。

しかしながら日本の法律はきびしいものです。あなたが相手を組み伏せるなり腕をかためることができるなら正当防衛の範囲でしょうが、幾ら相手が先に暴力を振るって、それを制止してもやめようとしなかったので反撃したと説明しても貴方も暴行罪に問われるのは覚悟しておかなければなりませんでしょう。しかしそれなりの情状はくまれるはずです。ぜったい反撃してはならんという世間の意見もあるでしょうが・・・最悪の事態を招いたら取り返し出来ません。

　くりかえしますが他車に思いやりをもって運転し、危険を感じたら早めに回避する行動をとりましょう。そして万が一こうした不運に見舞われたらどうすべきかということを普段から頭において道路に出て行くべきです。