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青春の思い出

「わが青春の・・・」と言えば松本零士先生のアルカディアを思い出しますが、先日高校時代に頻繁に出入りしていた商店街を訪れる機会がありました。
もう30年以上も前になりますが学校帰りに本屋さんで立ち読みしたり、ラーメンすすったり、女子(付き合ってはいない)と暗くなるまで前のベンチで恋愛相談に乗ったりと甘酸っぱい思い出が次々と思い出されます。

久しぶりに立ち寄ったその場所は・・・まるで廃墟のようでした。

シャッターが閉まっているお店ばかりで開いているお店も店番の人はおらず張り紙には「お買い物の方は前のお店で支払ってください。」と。

その変わりように呆然としました。

私達が通っていた頃は、高校の第3校舎かと言わんばかりに高校生が溢れており、学校内で見つからなかった友達は商店街に行って放送で呼び出してもらえばほぼ見つかる。そんな場所でした。

近隣の方もたくさん買い物に来られていて放課後になれば買い物のお客さんと高校生とでいっぱいの場所でした。

田舎町なので人口が減っていくことは仕方のないことなのかもしれませんし、私自身もこの街から出ていった身です。

でもなんだか私の青春を失ったような、悲しい思いでその場所を後にしました。

私は今不動産関係の仕事をしています。
不動産屋としてこの街を、この地域をなんとかできないか。
日本の人口が減り続けていることも、日本中で同じような、いやもっとひどい街、地域はたくさんあることも理解しているつもりです。
これからももっともっと増えていくでしょう。

日本中にはこんな問題を解決できないかと日々頭を悩ませている、汗をかいている方々が沢山いらっしゃることも知っています。

改めて私にもできることはあるはず。

不動産エージェントとして、できることを模索していきます。


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