来週から、3月議会がほぼ本格化される。

令和4年度のつくば市の予算は、一般会計と特別会計の総額約1,600億円にも上る予算規模になりそうだ。

地方議会だから、主に、今後のつくば市の運営について細部にコメントしたいところだが、何せコロナによる影響は大きく、3月議会でも、議員全員に議会開会前に、ＰＣＲ検査を実施する旨の議長より自主的な検査協力について通知もしている。

共産党の議員からは、PCR検査キットが不足している時に、議員が優先して検査するべきか？という意見もあるが、議会運営の立場から必須だと思う。現在の政府方針に従うとしたら、ある一人の議員に陽性反応が出たら、開会中の議員や事務局スタッフは、濃厚接触者扱いだから、ほぼ、全員が自宅待機を余儀なくされ、議会が開会されなくなるという事態になる。これはつくば市の政治の緊急事態といえるだろう。

もちろん検査やウイルス接種についても、人間いろいろな見解があるので、あくまで議会運営上ではお願いであり、その後は各議員の自主的判断により対処するべきといえる。

コロナについて、今、私が考えていることは、政府方針や政府分科会などの提言および都道府県知事などの対応に、多くの疑問を感じている。

まずはＰＣＲ検査であるが、巷間あまり知られていないかもしれないが、ＰＣＲ検査自体がそれほどまでに信頼性がある検査なのか？？今回は詳細を延べないが、きわめていい加減な検査だといえること。わかりやすく表現すれば、『ＰＣＲ検査をして陰性反応以外は、すべて社会活動を停止すべき』と政府方針は訴えている。『濃厚接触者まで最低7日間は自宅に閉じ込めて』というから、社会活動を抑制する政策はさらに拡大解釈されていると言っていいのではないか。

現在、私の身の回りの人間まで、濃厚接触者扱いは、増えてきた。しかしながら、無症候でもある人まで、『自宅待機』は本当に、適切な政府の施策なのか？大いに疑問を感じる。

さらに追い打ちをかけるのが、保育園や小学校に通わせている共働き世代。つくば市でも、公表はされないが、小学生で陽性反応者が出て、濃厚接触者扱いの疑いの連絡が入ると、ママさんたちは大騒ぎになる。自宅に待機させなければならない。仕事でも会社に報告しなければならない。会社にも子供を連れていけず、働けず、どうすればよいのか？本当に、発熱で辛い症状が出たとしても（発熱外来は対応しているものの）場合によっては、医師の治療をろくに受けられず、ＰＣＲ検査して、陽性反応であれば、『しばらく自宅待機してください』。自宅で待機って、狭い家の中で、家族に感染させないとする気遣いや不安が増殖しているのが現状だ。

大きな間違いは、コロナ対応が、結核の対応とは全く同じ対応になっているのが大きな間違いだ。まったく結核と違うわけだから・・・。

一般的には、感染症は治療が必要な人だけに、隔離対象とするべきなのに、陽性反応（本当に隔離しなくても大丈夫な人もいるでしょう）と濃厚接触者までも、隔離および待機するって、本当におかしい。

ワクチン接種の考え方も、厚生労働省は3回目の接種体制を整えているが、子どもに対するワクチン接種について、多くの父兄が不安になることは当たり前のことで、・・。国が指定感染症2類に指定している以上は、この基本的な考え方は政府として進んでしまうわけだ。

先日の報道では、2歳以上の子供まで、保育園などでもマスクを徹底するような議論まで、出てきているようだが、これもママさんたちにもおよび子供を預かる保育士の働きく人々までも、不安なことだ。なぜ、こんな無理難題を国民生活に国は推し進めようとしているのか？まったく理解に耐えがたい。心理的な不安を増殖させるなと言いたいくらいだ。

コロナになって、私は、先の議員選挙の時にも、一貫として主張し続けていることが、『指定感染症の2類から5類への指定変更』である。

コロナウイルスは今後も無くならない。これが大前提だ。しかし一度陥って社会に蔓延したゼロコロナ脳からの方向転換を政治家が果たすべきだと思う。それにはコロナと一緒に、が私の考えだ。間違っているのだろうか？

コロナで死者も出る。重症化もある。怖い。私もまったくの同感で。それにより、不運にも家族感染やご不幸な事案に遭遇されている方はもちろん理解しております。お見舞いも申し上げたい。

しかしながら、国の政策をどのように舵とっていくか？を政治が考えるときには、今のゼロコロナ政策。分科会が提言している人流抑制。マスク励行が本当に正しいことなのか？あえて反論をしたい。

地元の新年会。清掃活動の溝さらい。恒例の花見会。夏祭り。老人会や伝統的な神舎儀式まで省略可。運動会や修学旅行も中止。私の子供などは、卒業アルバムに使用する写真がなくて、どうやって卒業アルバムを作ろうか？子供たちの大事な思いでも、抹殺してしまったわけだ。恒例の伝統行事も１～２年延期したために、その伝統が継承されない危機的な状況になっていることも付言しておきたい。

陽性反応者と重症者と死者数を毎日、報道している状態を異常と考えなければならないだろう。

私の身近にも自殺者がおりました。自殺者が何人いますと毎日ＴＶが報道しない。自殺という行為こそ、個人的なナイーブなだから、あまり公にならない。コロナで毎日発表しなければならないのは、指定2類になっているからだと私は思っている。自殺者は相当な数に及んでいるはず。報道関係者の使命だから、まじめに仕事している人にはもうし分けないが、発表できない自殺者数がいるってことを知ってほしい。そして、それにはコロナ禍による影響で自殺者が出ていることも・・・。

これも国が今の政策方針を変えない限り、続く。一体いつまでやっているつもりなのだろう。

これって血圧が130以上だったら、高血圧だからパカパカ薬を出し続ける馬鹿な医者と同じだ。

現在8万～10万に感染者といっているが、健常者で国民の大半がＰＣＲ検査をしたら、もっと多くの感染者が出るだろう。この状態が異常だと国民の皆様の中でも、思っている人はかなりいるのではないかと思う。

ＳＮＳだから、なんでも言えるので、これもまた無責任なのかもしれませんが、・・・。

日本の諸問題が浮き彫りになっている現状。これを解決するために政治家が提言しなければならないと思っています。地方も国政も関係ない。みんなで考えましょう。

私の提言は、指定感染症5類の降格です。