一人十色

社会とつながっている

今月は楽曲提供の報酬がいくつか重なったのでひさしぶりにゆとりのある状態になった。うれしい。ありがたい。

なので次にやろうとしている企画のフライヤー画像をミニアルバム「一人十色」のジャケットを描いてくれている友人の外池(とのいけ)くんに依頼をすることができた。

外池くんは別冊マガジンで読み切りが掲載されたこともある。

こちらから読めるのでぜひとも。


最初自分なりにイメージしながらつくってみようと思ったのだけど、やっぱり思ったとおりにはいかなかった。

そういう自分にできないことをできる人がいてクリアできるものがあるし、逆に僕が力になれる場面だってある。

僕が曲を作れない人に曲を渡して得たもので、今度は僕が絵を描いてもらっている。


経済のことか資産のことか忘れてしまったけどいつだった読んだ話を思い出した。

例えば僕が曲をつくってもらった1万円で外池くんに絵を発注する。すると1万円自体は1万円のままなのに、「曲」から「曲と絵」に増える。そうやって世の中に価値のあるものが生み出されていく。

今僕はそういうことをできているんだなあとちょっと誇らしい気持ちになった。ケチって自分で抱え込むよりも回して素敵なものを増やしていくことのほうに価値を感じることができたのだ。

選挙に行ったこともそうだけど、自分と社会のつながりが少しずつ見えるようになってきている気がする。

全然1人で生きていないし、息苦しい時はあっても社会の中で生かされていて不適合だなんて大げさに言えるほど弾かれてもいない。

いろんな人や仕組みに支えられ助けられ音楽や普段の暮らしができているんだなあと感じている。じぶんなりに素敵なものをもっともっとつくっていけたらいいな。


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