「作家さんはライブに出て来るなよ。」

作家に転向したミュージシャン仲間が皮肉を浴びせられ、言い合いになったという話を思い出した。

ライブをメインに活動するミュージシャンの中には「ライブはこうあるべきだ」と強いこだわりを持っている人も少なくない。押し付けた時点でこだわりでなく決めつけと呼ぶのかもしれない。

僕も今ライブ活動を減らして「つくること」を中心に動いている。

対バンや連絡こそ少なくなったけれど、ありがたいことに久々に会った音楽仲間たちは変わらず仲良く接してくれる。

友達のバンド「raciku」のひらたゆうやも新しいMVができた連絡をしてくれて、ツイッターを見たらこんなことを書いていた。

https://twitter.com/yuya_hirata/status/1118228778168094721

ここに賭けてるな。格好いいな。素直にそう思った。
そして、もう「同じ熱」は持てないなとも。

こういうバンドと肩を並べて活動できていたことに胸をはりたい。

ライブに出て来るなよと言われた先輩。形は変わっても自分の音楽とこれからに本気でやっている。ライブがメインじゃなくなっても嫌いになったり捨てたわけじゃない。

僕だってそう。むしろライブが好きだからこそ純粋に歌える環境を作りたい。そのために心から希望を持てる活動を選んだ。

作家はライブをしたらダメ？一線じゃなくなったらいいライブはできない？そんなことはないはずだ。種類は違っても負けない熱さがそれぞれにあるだろう。違うからこそおもしろい。

同じく大きなワンマンに向け頑張っている後輩のウエダケイタくんが今の僕をライブに誘ってくれた。

出たいけどライブを減らしている現状、お客さんが求めてくれるなら出ようと思ってこのツイートをしてから2時間ぐらいで一気に120RTまでいった。

誘ってもらえたこともだし、後藤大を見たいなと思ってくれる人がいることも嬉しかった。いいステージして気持ちを返します。ありがとう。

今の僕で格好いい仲間たちに気後れせず活動していきたい。

[この記事の元になったツイート☺︎]

後藤大
「弱虫のままで理想に嘘をつかない」
音楽と文章を中心にものづくりをしています。

Twitter https://twitter.com/gotodai0926
MUSIC VIDEO https://goo.gl/E1ebEPjlVG
提供曲視聴 https://bit.ly/2EmR6sk
Next Live→5/20 京橋Arc

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