表紙

日記12/31〜1/1

お正月ということで、大晦日に辻さん(夫)と赤子をつれて旭川へ。ゴミ出しであわあわしていたら指定席を取った電車に乗り遅れ、1本遅い自由席に乗車。すいていたのでガシャンと後ろの席を回転、ボックス席使用にして広々。赤子の人はシートに一人で座ってご満悦。1時間30分ほどで終点旭川。旭川駅直結の新しいイオンができていて、その便利さと綺麗さにおののく。正月の花を買い辻さんの実家へ。おじいちゃんおばあちゃんの歓迎をうける。部屋に入ると立派な木製ベビーチェアと机に直接取り付けるタイプのベビーチェアが! 初孫パワーすごいぜ。だらだら過ごして夕方辻さんと私だけ近所のスーパー銭湯へ徒歩で行く。気温がマイナスだからか、雪の上を歩くとギュッギュッと鳴る。こういうお風呂に来ると元をとりたい気持ちでうずうずするが、サウナは苦手なので長めに湯船につかることで自分の気持ちをおさえる。しかし長くつかるのも難しいので、湯の中で俳句を考える。露天風呂に不思議なかたちに雪をたくわえた松があったので、有機的な雪の積もり方、その造形をなんとか俳句にできんものか……とぐるぐるすればいい時間つぶしになる。帰りも徒歩でギュッギュッと長靴を鳴らす。18時30分に赤子を寝かしつけ、おせち&紅白歌合戦タイム。北海道では大晦日からおせちを食べるのだ。蕎麦も食べる。年を越して寝る。深夜真っ暗闇で授乳してたら化繊の毛布から静電気の青白い光がパチパチひかってきれいだった。静電気は青いのだ。翌朝赤子の人に離乳食をあげて、大人はお雑煮。辻さんのおばあちゃん(94歳)にご挨拶して、電車でかえる。電車の名前は特急スーパーカムイ。カムイとはアイヌ語で神様の意味なので、特急スーパー神様だ。


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