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【コーチング】コアコンピテンシー 8.-7 クライアントの成長と成功を祝福している

 最近、このコンピテンシーに基づいて、クライアントの成功を祝福する機会に恵まれました。

 「この成功をどのように祝いますか」
と質問した時、「いいですね~、何しましょう!」と1トーン、声の高さが上がりました。

 この場面ACCの勉強をする前の自分だったら、何故成功することができたのか、あるいは、今後さらにどのような計画をたてるのか、聞いていたかもしれません。これはSample examではBad(最低)の対応とされていました。勉強して本当に良かったと、胸を撫でおろしました。

 この祝福は、クライアントに何をもたらすのでしょうか。
コンピテンシー8は全体として、「クライアントの成長を促進する」項目ですから、7番目の、成長と成功の祝福は、クライアントの成長を促進することに繋がるはずです。
 では、何故成長につながるのでしょうか、

 まず一つ目に、エネルギーが満たされることが考えられます。目標を達成したのですから、満足感を十分に味わう権利があります。それは強い自己肯定感、自信を育み、次のステージへの意欲を高めてくれるでしょう。

 次に、コンピテンシー4の信頼と安全を育むことに繋がることが挙げられます。伴走者としてのコーチが、ゴールを一緒に祝福してくれなかったらどうでしょう。同じ方向を向いてきたはずのコーチから、何の祝福もない、長い間取り組んできた目標を達成したのに、、これでは信頼をなくしてしまいます。「祝福」は最高級の意味での「承認」とも言えるな、と自分で勝手に解釈しています。
 コンピテンシー3,4,5は関係性を築くコンピテンシーの塊ですから、これを崩すと、土台となる信頼関係が崩れ、コーチングを維持できなくなります

 この方とは、コーチとして関わって2年余りになりますが、今まで祝福してこなかった事を、多いに反省しております。

 目標を達成した時、それを讃えることは、さらなる成長の促進に繋がります。


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○目標を達成したい方はどなたでも ^^


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