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勝者臆病者に軍配。

ある昼下がり、県民センターのパネル展にフラっと立ち寄る。

展示会のタイトルは

【戦争の加害】

 日本史は高校の時に学年トップを獲ったこともあるから知識は多少あるつもり。

 会場に入り辺りを見回す。
若者はおろか中年すらいない。そりゃ、平日のこの時間帯に県民センターに立ち寄る若者なんてまずいないもんね。

内容としては

従軍慰安婦、南京、重慶、上海大虐殺

新加坡、マレーシア、台湾制圧、

満州事変、沖縄、真珠湾、731部隊、憲法9条

などなど

教科書とは大きく外れた側面を主張していた。

一人でパネルを眺めていると、よっぽど若者が珍しいのか少爺が丁寧に案内、解説をしてくれた。

高齢者特有の片寄った思想とは裏腹に、実に中立な意見が聞けた。

解説する目は実にイキイキとしていて、自分の考えをしっかり持ってる方だった。
(上から目線ですみません…)

次に映像資料の上映会。

観たかった海南島占領の上映は結束…

ホールはそれほど広くもなく、コンビニ一店舗くらいのスペース。

少爺と共に一周して、気になった部分だけ再度周回。

特に変な勧誘やカンパもなく、無料(禁止拍照)だったので優良な展示会だった。


これを踏まえて東南アジアへ旅行するとまた見方が変わってくる気がする。

歴史認識の差とかね。
海南島とか台湾なんて現地人めっちゃめちゃ優しいし、クアラルンプールいいとこだし移住者多いし、外に足を運ばないと見えてこないものもある。

この展示内容の真偽は兎にも角にも、物の見方が増えたってことで疑うことは必要だ。

全てを疑うと疑心暗鬼で落ち着かないが、疑問を持つことは大切。

日頃から色々見て、聞いて、体験して見極める目を養う。

それが我、グルマニアです。

タイトルはUVERworldの【勝者臆病者】引用

お昼は反町の『星印』さん

特製醤油ラーメン

感無量の心地よき美味さ。

汗ばむ陽気の下で啜る麺もまた一興!

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