2017.3.26 和歌山 紅うさぎ
昨夜は高知のライブを終えた後、夜走りした。
途中力尽きてSAで車中泊。
起床後また車を走らせる。
四国ほぼ中央を縦に貫く高知自動車道を北上し、北のほうへと着くと今度は横に貫く徳島自動車道に変えて東へ。
次のライブは和歌山。
四国から和歌山に車で行く方法は
2パターンあり、徳島からフェリーでいくか(灰色のルート)それとも淡路島を通ってぐるっと陸路を取るか(青いルート)
去年の555ツアーの時は逆順路で和歌山から四国、だった。フェリーって人単体で乗ると安いけど、車で乗り込むとまあ値段が上がるね。三倍以上くらいになる。
それをケチってしまった僕は、高速で行けば早いでしょう、と陸路を選んだ。それが行けなかった。
ずっと高速にのってさっといけるもんだと思ってたけど、関西の高速道路わかりにくい!〇〇道みたいなのがいっぱいあって携帯のナビ使ってたら、最短距離なのかもしれないけどあっちこっち行かされて、まーた料金所?へ?先払い?あれ、もう出口?翻弄される僕。
阪神高速湾岸線を走りながら、フェリーにしとけばよかった、とげっそりなる。
まあ、なんとかそんな調子で和歌山に到着。
ホテルにチェックインし、シャワーを浴びてリセット。お風呂の偉大さは旅でみにしみる。
さて、今日は和歌山の前回の
インフルリベンジマッチ。
主催のヨッシーさん、仕事年度末で忙しいらしいのに、しっかりと色々準備してくれて、前回と同じ場、紅うさぎ。そして同じ共演者を揃えてくれて、なかなか難しかったろうに、感謝です。 今度こそ!の赤い文字が身にしみます!笑
昨日おとといの高知もそうだけど、和歌山ー高知ー鹿児島の南国具合というか気質というか、お酒がすきで、あとはカツオがどこも美味いっていう共通点がある。
居心地がいいんだよな。とても。
お客さん達も、おお剛くん、インフル大変だったね、と話しかけてくれる。笑
ヨッシーさんが普段から色々僕について話してくれたりFacebookとかに投稿してくれてるおかげだろう、この居心地の良さはそういうヨッシーさんの優しさによるものなのかもしれない。
剛くんはビールだよね?
と当然に聞くヨッシーさんに
そうですね、ビールですねと
当然に答える僕。
カレーと一緒に。美味しかったです。
リハを皆済ませ、かくしてライブは始まった。
ここ紅うさぎは飲み屋で、その一角の部屋に
音響システムを構築し、たまにライブをやってるんだという。だから、ライブしてる一角の外の普通の飲み屋のカウンタースペースにも音駄々聞こえなわけである。弾き語りのならまだしも、バンドサウンドを飲み屋で出すってすごい。
ヨッシーさんのやっている
吉森のりピーからライブが始まった。
がっつりバンドサウンドが飲み屋に響き渡る。外にも漏れてるきっと。笑
Wayword girls
ギターの渋い感じと、鍵盤が心地いい。僕の大好きなアコーディオンも弾いてて、音に酔いしれた。
トリは僕。
ごーくーん、インフル治ったかー!待ってたぞー!など、野次?歓声?が飛び交う。
皆お酒が回って来ていい感じ。さながら居酒屋のような活気。いや違う!居酒屋なんです!
のんびりした空気のまま、歌う。
こういう空間で歌う時は自然に笑顔になる。
最後、すきくる、無茶振りでサックスのともやさんとWayword girlsアコーディオンちかさんにも演奏してもらった。コード教えてさ。
即興でやってくれた二方には感謝だし
音楽っていいなあって思った。
バンドだけじゃなくて、アコーディオンとかサックスとか管弦できる人とか、そういう友達もっと欲しいなあ。もしこれ読んでたら友達なってください!
ライブ終演後も飲む飲む。
カウンターで聞いていた方がえらく僕の声を気に入ってくれたらしくて、酒と泪と男と女を歌ってくれ、とチップまでくれた。そうまでされちゃあ歌わないわけにはいかないので、ネットで歌詞を調べて、歌ってみる。実家で父親が居間で熱唱してるのを何回か聞いたことあったからうろ覚えだったが歌えた。わからない部分は周りのみんなにヘルプして。笑
とても感動してくれてて、また和歌山に来てください、と言ってくれた。
飲み屋でのライブならではですね、こういうのは。偶然聞いたわけだから。
そんな和歌山の夜を作ってくれたヨッシーさんいつもありがとう。去年の555ツアー1周目の時に大阪で対バンして出会って、2周目をするって時に和歌山にもぜひ!と呼んでくれて、今日が和歌山3回目。もう何度も来てるような感じでみんなが接してくれるから、回数じゃないんだって思えるんだよな。
自分の出身地でもなく、住んでたわけでもなく
ツアーで回った場所
例えば宮古や、郡山もそうだし札幌とか
そこの土地の人に「おかえり」と
言われると、僕は泣きそうになる。
僕も鹿児島に誰か来た時
おかえりと言ってあげたくなった。
すきくる
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