2017.3.17 心斎橋 酔夏男
3月16日は空き日。
じっくりと休み英気を養う。
そして明けて3月17日
バスで名古屋から大阪へと向かう。
途中立ち寄ったSA。
忍者感がありますね。
さすがにワクワクしますね。
そして大阪到着。
まだライブハウスが開くまで時間があった為
心斎橋をうろうろ。心斎橋であってるのかわからないが。アメ村?
たこ焼きを食べる。
甲賀流。
あれさっきのSAでの影響がもろに出てますね。
手裏剣公…三角公園でぼーっとたこ焼きを食べる。美味しかったです。
やがていい頃合いの時間になり
本日のライブの場所「酔夏男」へ。
なんて読むんだろう?と思ったでしょうか?
すいかだん?
ようなつお?
正解は【よかにせ】と読みます。
よかにせ、とは鹿児島弁で
かっこいい男、の意味。まあイケメンてことか。
この酔夏男という店は有名店でよく弾き語りの人とかが出ている。字面はずっと前から知ってた。実際僕も昔は、すいかだん、とか読むのかと思ってた。読み方を知った後も、なぜこの大阪心斎橋で、よかにせ、なんだろう?と気になり、僕はこの酔夏男で歌いたいなあ、と去年の555ツアーの時から思っていた。
晴れて今回のツアー前、酔夏男さんに連絡し歌える運びとなったわけだ。決まったものの当日になり、店に向かう途中僕は考える。
酔う夏の男。もしや店長は、ガンガンに日焼けした昔のギャル男みたいなパリピだったりして。たぶんアロハシャツ着てて、ジントニックとか飲んでる。そうだったらどうしようと足がガクガクしはじめた。そうだったら僕喋れないかも。
そんな中、到着。
と思ったらまだ店閉まってた。
またちょっとぷらぷらし、店に行くと店は開いていて中に入り挨拶をする。
店にいて音響チェックしてるのは
『イヌガヨ』というバンドのボーカル
じゃっくさん。
イヌガヨの名前はよく聞く名だ。
確かに暑そうだし熱そうだが日焼け顔でもないし、パリピ感やギャル男感ゼロ。
話を聞くと、この店のオーナーが鹿児島出身?らしく、よかにせ、という名前をつけたそうだ、字は当て字。そんで店長は今日は休みで、じゃっくさんが今日は店長代理的な存在だと。
なるほど、よかった、都胸をなでおろしリハ。
そして共演の方々と色々と話したり
鹿児島バンドとも仲の良いジャックさんと
共通の知り合いの話などで盛り上がる。
やがて夜がきて、ライブが始まる。
斧出拓也くん
なんていうんだろう、超硬派というか。
MCになるとすごく声が小さくて
不器用な人なんだろう。だけど心打つ。
竹原ピストルさんを彷彿とさせる。
藤山拓くん
コード使いが綺麗でうっとりと聴いていた。
曲のメロディもよくて僕好み。普段もっとちゃらけているらしいのだけど、なんかこの日はクールぶっていたらしい。笑
役所タケシ
この男が凄かった。曲が全部実体験しか歌えない現代のフォークシンガーと自称し、フラれた女の歌を歌いまくる。「コンドーム代返せ」とかの下ネタの歌詞でも後半はバンバン女性客笑わせてて、僕も腹抱えて笑った。モノマネで即興でその人が作りそうな曲を歌うという特技も凄かった。芸人になればいいと思う。笑
北海道のカネコトモヤ
大阪の役所タケシ
鹿児島のわかまつごう
三組で「歌手以上芸人未満」
っていうイベントやりたい。
4番目僕。すっかり笑ってしまってリラックス。
セットリスト
すきすきまーち
えんそく
魔法必殺秘技忍法
how
すきにくるいすきにまようまた
トリはじゃっくさん。
さすがの貫禄というか。もう好き放題。
客席に何回来たことか。笑
もう汗だくで歌う。他人の気がしない。
熱い人でね。イースタンユースが好きなとことかも一緒。
ライブ後、偶然東京から研修で大阪にきてて、ライブに駆けつけてくれた元フール&シザーズ大坪さんと話す。泣いたわ!とか焼酎奢ってくれて。ありがたいな。
終演後、共演者らと打ち上げを店でする。
打ち上げ後、大阪の友達、辻正太郎と合流し
軽く酒を飲み、家に泊めてもらって就寝。
辻さん。
まだ出会えていない、酔夏男の店長さんがゴリゴリのパリピでガングロの酔う夏の男なのかどうかの謎は残ったままだが、酔夏男は噂通りとてもいい店だった。そこに集う人たちでわかるよね、そこの店がいいとこなのかどうかってさ。
毎日が種まきで毎日が自分の知らない何かや何処かに繋がってる。
会ったことはないが大阪に住む鹿児島人、酔夏男のオーナーのことや、東京から大阪へ仕事の研修の為きていた大坪さんの涙や、今目の前で飲む、昔からの友人の辻さんの今のことやを、酔う歌馬鹿男は考えながら、また次のお酒を注文した。
すきくる
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