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2017.3.25 village vanguard 高知中央店

車中泊。ずいぶん寒くなくなってきた。
この旅が始まった頃の車中泊は1月だったから布団2枚に包まってても寒くて起きたりしてたけど、さすがにもう3月の終盤。春かすぐそこまできている、そんな感じだ。

車の旅、車中泊で凝り固まった
体、そして疲労でかちこちになった心をほぐすのはこれ、そう、温泉。

小雨がぱらついていたが気持ちよかった。
露天も入っちゃった。
名前がなんかかわいい。

そして今日の会場に到着する。
今日も高知。ヴィレッジバンガード通称
ビレバン。の高知中央店。
ビレバンというと、本から雑貨からいろいろあってもう居るだけで楽しい、でおなじみ。
下北沢の奴よく行って谷川俊太郎とか、糸井重里とか、バンドの人の詩集や手記や自伝(ノンフィクションが好きです)買ってたな。

ビレバンってイオンの中とかにあるイメージだがここ、高知中央店はどん!とそれ専用の店構え。珍しいタイプのビレバンだ。

何故、ビレバンで歌えることになったかというと、昨日も登場した高知のイベンター英ちゃんが店長の中野さんに「すきくる」を聞かせてくれた所、とても気に入ってくれて、それでじゃウチでも歌うかい?となって実現した。

中野さんと挨拶。写真はライブ後のものだが。

中野さんは前は渋谷でビレバンをやってたらしい。そのあと、震災きっかけで高知にきて今はこっちで夫婦2人で店をやってるとのことだった。

まず僕が思ったのが、お客さんとの距離が近い。高校生のお客さんと中野さんが話してたので、常連の高校生ですか?と聞くと、いや、初めてきた子、とか言っててびっくりした。笑
時代はどんどんシステマチックになって行ってて、人と人が接しなくても済むようになっていってる気がする、自動改札機、無人レジ、東京の飲み屋はタッチパネルで注文する、なんてとこも多い。中野さんのしてることはその逆というかね。笑

この手書きのポップやこの展開。愛がありますね。ビレバンだけじゃなくて、CDショップでも
ポップ書いた人や飾ってくれてる人の人となりや情熱が滲み出てくる感じ。そういうの凄く嬉しいよね。

愛だらけ。最初、6ツアー?と思ったら、横のナンバープレートと繋がってたのね。笑

そんなこんなで小雨の降る中、ライブははじまる。

セットリスト
昼の部
僕は今日も旅に出る
ぐるぐる
すきすきまーち
ハウ
すきにくるいすきにまようまた

夕の部
街に響くラブソング
えんそく
スキマミュージック
ふるさと
すきにくるいすきにまようまた

さっき中野さんと話してた高校生が
最前列で見てくれてる。近い。笑
正直帰りたそうなやつもいる。笑

思えばビレバンで歌うのって人生初めてだ。
ビレバンって所狭しといろんな商品が並んでて棚とかもおおいからジャングルみたいだ。
サブカルジャングル。
(サブカルって言葉あんますきじゃないけど)

わざわざ駆けつけてくれたファンの方々も、その商品の棚の隙間から、覗くようにライブ見てるのね。本当にジャングルの中にいるみたいに
なんだかその光景が面白くて、いやいや、出てきていいんだよ!とかつっこんだり。

昼と夕方と、2回歌わせてもらった。
その間の時は、英ちゃんと中野さんと(店は奥さんに任せ)ご飯食べに行ったりコーヒー飲んだりして色々と話す。

あとは僕もビレバンで買い物したり。

世の中にはいろんな人がいて
面白い人がいるんだな、とまた思わせてもらった。言い方は悪いかもしれないけど、中野さんは時代錯誤な人だ。システムシステムしてる世の中では浮いて見えるかもしれない。だけど僕は中野さんがすきだな、ってか僕もその節があるのかもしれない。

その出会いで嬉しくなって
まだ歌いたくなって
高知の商店街で路上ライブをした。
街行く人々に向けて歌を飛ばす。
そのまま20曲弱歌った。

セットリスト

浜に出たらば
ゆーやけあきいろ
つたえうた
式日
僕は今日も旅に出る
スキマミュージック
若松剛より愛をこめて
メロウ
いーのか、いーんだ
あかちゃんずがゆく
ハウ
魔法必殺秘技忍法
きせつ
砂時計
手紙を書く癖
すきすきまーち
すきくる

今日ビレバンのライブも合わせたら
合計30曲弱歌ってる。
ばかだなあ。
通りかかってCD買ってくれた人も有難う。
中野さんも見に来てくれた。
本当にありがたい。

また会いたい人と出会うと、各地の会いたい人のことをふと思い出す。全国に会いたい人がいるってなかなかいい仕事だと思わない?

ごう「まったくその通り!」

すきくる
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