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毎日スーツを着ていた僕の会社が、突然私服解禁になった理由 #令和の就活ヘアをもっと自由に

こんにちは。ゼネラルパートナーズ 人事企画室の田中です。

2016年に新卒入社し、18年度から新卒採用に関わっています。

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この度、ゼネラルパートナーズでは、パンテーン(P&G様)×ワンキャリア様が主導する「Hair We Go #令和の就活ヘアをもっと自由にというキャンペーンに賛同いたしました。

「令和初の内定式、黒いひっつめ髪ではなく、あなたらしい自由な姿で来てくださいね」という旨を、賛同する139社と共に社会に向けて発信するというキャンペーンです。

▼特設ページ

9月16日には日経新聞に広告が掲載され、23日からは1週間、渋谷駅・東京駅・梅田駅にもエキナカ広告が掲載されており、GPのロゴも掲載いただきました。

そもそもゼネラルパートナーズでは自由な服装・髪型で勤務しているメンバーは多く、金髪、時には緑髪、なんならハロウィンやクリスマスには勝手にコスプレしている社員も。

昨年10月のキックオフ兼内定式を取り仕切ったブランディング統括局のメンバーはなぜか海の生き物の被り物をかぶっていたりもしていました。

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(ブランディング統括局の3人。遅くまで準備していたので顔が疲れ気味…)

そんな社風ということもあり、GPでは採用選考の時点から「自由な格好で来てください。私たちも、自由な格好で働いていますよ。」というメッセージは常に発信していました。

今年8月に開催した内定者懇親会でも、既に5名の内定者たちが、自分らしいラフな格好で来てくれていました。選考の時から「自由な格好で来てくれてよいからねー」と再三お伝えしていたので、今回のキャンペーン賛同の話、内定者としては「今更ですか?」と受け取ってくれているかもしれません。笑

いまでこそこんな自由なカルチャーとなったGPですが、実は僕が入社1年目の2016年当時はもっとフォーマルな雰囲気で、僕も毎日スーツを着用していました

GPは2017年の1月に第二創業を宣言し、CREDOの制定や新人事制度の導入などを推し進めていくのですが、自主性を育んでいくための先行施策として服装の自由化がスタートした、という背景があります。

以下は、代表の進藤から全社へ発信された当時のメールです。

僕の仕事は決めることなのですが、
常日頃から、自分で判断する、自分で決めることは、本当に難しいことだなと感じています。
決めることに慣れていない人も多いと思います。
決めてくれたほうがやりやすい、とか、かえって動きづらくなるよ、という人もいるでしょう。
自分で決めるのは、同時に、責任が伴いますし。
でも、これらができて「自立」なのだと思います。

自立に向けて、今から準備をしていかなければと思います。
早速ですが、もともと早めに開始しようと思っていた推進施策を始めたいと思います。
内容は、、、

「GPはこれから、服装を自由化します!」

(2016年11月)7日からスタートです。対象はすべての社員です。
まずは、どうすべきか、自分で考え、自分で判断をしてください。
そして部として、チームとしてどうするか、現場で話してもいいと思います。
会社や上司が上から押さえつけることなく、統制、管理することなく、個人がわくわくのびのびと動ける環境を目指します。

最初ですから、不適切な服装であっても結構です。
挑戦した結果の失敗は許容しますよ。
ただ周囲の人は、ぜひ注意や客観的なアドバイスしてあげてください。
それでは、よろしくお願いします。


本当に突然の周知だったので、翌日からいきなり私服で来る方は中々いなかったのを覚えています。それが段々と広まっていって、今日の文化を作っているのはすごいことだなと改めて感じました。

すっかり“当たり前”のカルチャーにGPが変わってきた今、このキャンペーンに参加したいと経営層に承認を仰いだのですが、チャットをして10分以内にOKが得られました。きっと3年前の自分にこの話をしたら、驚くんじゃないかと思います。(僕が経営層に気軽にチャットをしているという現状も含めて。笑)

何か新しいムーブメントが始まるとき、「こう言ってはいるけれど、本当に大丈夫なんだろうか」と、不安に感じる方がとても多いのではないでしょうか。素敵なキャンペーンだとわかりつつも、「でも、私の会社では難しいから」と、考えた方もいらっしゃるかもしれません。

すっかり感覚が変わり、「あれ、素敵なキャンペーンだと思ったけれど139社しか賛同していないのか」と思っている自分がいました。でも、この139社は、GPが服装を自由にしたあの日、私服で出社してきた人数と思うと、納得感のあるボリュームでもあります。

「自分らしさ」をあらわすことはまだまだ勇気のいる行為なのかもしれません。小さくとも吹いてきたこの追い風に乗って、自分らしいスタートを切れる方が増えますように。

改めて10月1日、自由な姿でお会いしましょうね!


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