マツイダイ | graphic recorder

グラフィック・レコーダー マツイ ダイ のnoteです。岐阜県土岐市在住。

マツイダイ | graphic recorder

グラフィック・レコーダー マツイ ダイ のnoteです。岐阜県土岐市在住。

最近の記事

「グラフィック・レコーディングがわかりやすい」という幻想

久しぶりにnoteひらいたら2年前に書いた下書きが残ってました。ほんのりクレイジーな内容で個人的に面白かったので晒してみます。最後らへんとか何言いたいかわからんし。こんなこと考えてたのかー。 そのうち消すかも。 -------------------- Twitterでのグラフィック・レコーディングに対する反応は、ポジティブなもの、ネガティブなもの様々だ。 「グラレコわかりやすい!」 「グラレコ見てもさっぱりわからん」 「アレでわかった気になるのは危険」etc… 意

    • チャンクアップのススメ

      コチラの投稿は『グラフィックレコーディング Advent Calendar 2020』14日目の記事になります。 (赤いオビのあたりをぽちっとすると、リンクとんで他の方が書いたものも読めます。) かるく2020年をふりかえる気づけば2020年も間もなく終わりですね。 今年の初めは予定されていたイベントが軒並みキャンセルとなり、その後のオンライン化の波にも乗り遅れ、「視覚化」とはある程度の距離感をもった1年となりました。 描く現場もなければ、他のグラフィック・レコーダーと話す

      • 絵がありゃいいってもんでもない

        とあるミステリ小説のコミカライズを読んでいて、あまりにも内容がアタマに入ってこなくて困った。 このわかりにくさはグラフィック・レコーディングでも同じだよなーと思ったので、そのあたりを少し書いてみたいと思う。 「名探偵コナン」のわかりやすさ名指しで「このマンガのこんなところがわかりにくい」と言うのもアレなので、わかりやすいものからアプローチしてみよう。小学生にも大人気の「名探偵コナン」ならきっとわかりやすいに違いない。 というわけで、以下は「FILE.3 仲間はずれの名探

        • 『問いのデザイン』出版記念ライブ 雑感

          『問いのデザイン』出版記念ライブがYouTube配信されていたので、聞いたり描いたりして感じたことをつらつらと。 イベント内容とアーカイブ2020年6月、『問いのデザイン : 創造的対話のファシリテーション』が出版されました。 そこで、6月20日(土)10:00~11:30、著者2名が登壇し、『問いのデザイン :創造的対話のファシリテーション』の出版記念ライブを行います。 著者である安斎勇樹と塩瀬隆之が、「今あえて問いたい6つのクローズドクエスチョン」を掲げ、ディスカッ

        「グラフィック・レコーディングがわかりやすい」という幻想

          違う、そうじゃない

          会社組織の上司と言われる人たちは風通しの良い職場風土を醸成するためにあれこれ手を尽くしてくる。そして時にはこんなことも言っちゃう。 「毎週この時間を君たちのために空けておくから、相談・提案あれば気軽に来てね」 ここではそんな会社組織のお話ではなく、その時に感じた言葉の切り取られ方の気持ち悪さについて書こうと思う。 プロローグせっかく時間を作ってみたものの、思ったように使ってくれない部下たちにシビレを切らせた上司は会議を設けることにした。 みんなの話を聞きたい、と。 あ

          違う、そうじゃない

          グラフィック・レコーディング のお金に関するお話

          グラフィック・レコーディングの依頼を受けても、金額を提示すると「予算が合わず・・・」と断られることも少なくない。 ボランティアや謝礼金程度で描くことができる場は増えてきたけど、グラフィック・レコーダー単体の職業として成立するぐらいの対価を得て描くことができる場はまだまだ少ない。 グラフィック・レコーダーという職業がきちんと認められてほしいなぁ、という想いはあるものの難しいよなー、という愚痴めいたそんなお話。 グラフィック・レコーディングのお値段最初にぶっちゃけると、グラフ

          グラフィック・レコーディング のお金に関するお話

          Happy Birthdayが言えない

          「今日は○○さんの誕生日です。誕生日のメッセージを投稿しよう!」 律儀なFacebookがお知らせをしてくれる。 するすると指を動かし「誕生日おめでとうございます!素敵な1年になりますように!」とでも書けばいいのに、それができない。 Facebookのつながりには何度も顔を合わせる大切な人もいれば、一度しか言葉を交わしていない、顔の思い出せない人もいる。律儀なFacebookはみんな平等にお知らせをしてくれる。 「今日は△△さんの誕生日です。誕生日のメッセージを投稿しよ

          Happy Birthdayが言えない

          ぽいずん〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜

          ※タイトルと本文は全く関係ありません。 関係ない事もないんだけど。 「Kream生配信Vol.3」Kream x コバタクさん x 川村茉由さん のグラフィック・レコーディング。一般人がミュージシャンのYouTubeチャンネルに出ちゃいました。申し訳ない。 その事前打ち合わせでVo.内川さんが突如弾き出したのが「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」(反町隆史)のギターフレーズ。 なんで?(どんな流れか忘れた。) さらっと弾けちゃうミュージシャンかっこい

          ぽいずん〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜

          導線の中のグラフィック・レコーディング

          グラフィック・レコーディングというと、議論や対話を促進させるコミュニケーション・ツールとしての側面が注目されている一方、自分たちの活動をもっと広く知ってもらいたくて依頼されることも多い。 前者を目的として描いている人はたくさんいるのでそれはお任せして、自分は後者を考えたい。最近考えていることの備忘録用。対話好キー、リアルタイム好キーはスルー推奨。 オンライン・イベントの導線を考える最近とくに多いオンラインでのイベント。それに伴いグラフィック・レコーディングをSNS等で見る機

          導線の中のグラフィック・レコーディング

          こだわり

          今回の投稿は『グラフィックレコーディング Advent Calendar 2019』の記事です。 noteを始めたとき、グラフィック・レコーディングを学び始めたばかりの人の役に立つものが書けたらいいなーなんて思ってたけど、そうするとネタも続かないようで。 そんなワケで、役に立つものは他の方にお任せして、誰の役にも立たないようなこともつらつらと書こうと思う。(カレンダーの前後も濃い〜方たちに挟まれてるし。) 今回は「こだわり」について。 グラフィック・レコーディングに限らな

          文脈を捉える?

          今回の投稿は『グラフィックレコーディング2 Advent Calendar 2019』の記事です。 1年のふりかえりでも書こうかと思ったけど、あまり面白いものが書けそうにないので、ここ最近気になっていることを書くことにした。 とは言え、これも面白いという保証はないけれど。 (ついでに言うと「です」「ます」もやめた。) 文脈を捉えたい2019年は「絵で伝えること」に試行錯誤をしていたように思う。 もう何年もグラフィック・レコーディングを描いてきているので、絵で伝えているでし

          困ったなぁ、というお話

          どうやら「グラフィック・レコーディング」という名称は、会議の場でリアルタイムに描くものだけにしか使ってはいけない雰囲気になってきてしまったので困ったなぁ、というお話です。 僕がnoteを始めたのは、ここ最近いろんなカタチの「グラフィック・レコーディング」と呼ばれるものが出てきているので、僕が描いている「グラフィック・レコーディング」はこういうもので、こういう考えで描いています、ということを見えるようにしておきたかったからでした。と言っても、他のカタチを否定するものでもありま

          困ったなぁ、というお話

          グラフィック・レコーダーは何を観て、何を聴いているのか?

          *過去の事例をいつまでも人目につくところに置いておくのも申し訳ないので、有料記事にしようと思います。 ど〜〜〜しても読みたい人だけ読んでください。

          有料
          200

          グラフィック・レコーダーは何を観て、何を聴いているのか…

          グラレコの効果とは?

          グラフィック・レコーディングとは何なのか? グラレコ界隈ではよく話題にのぼりますが、僕自身は言葉の定義づけにはあまり興味がないので、「効果」という側面から考えを書いてみました。 そんな考えもあるんだね、ぐらいのスタンスで読んでいただけると幸いです。 可視化の効果よく言われる効果が「空中戦を地上戦に」というものです。 言いっぱなしにするのではなく、紙の上にプロセスを残し俯瞰して見ることで関係性などの気づきを得るなどの効果があります。また、ふりかえりに使ったり、その場にいない

          グラレコの効果とは?