「タントラセラピーとは」ということで一番下に動画を貼り付けた。
知らないひとはどうぞそちらからお楽しみください。

なんと、怪しげな。
大体のひとはそう思うだろう。
けれど、わたしは自分が体験したことと同じなので、大げさでもなくやらせでもないことがわかる。
わたしの場合は自分でコントロールできるわけじゃなくて偶然の事故のようなのだけれど、これは意思を持ってそれを起こせるメソッドだと理解した。

こういうタントラを冠したヒーリングを教えている方は何人かいらっしゃる。代表的な方々は以下の方かなと思う。あるいはもっといるのかも。
・タントリックヒーリング→Taroさん
・タントラセラピー→天蔵さん
どちらも、体に直接触れることが少なく、服の上から施術するのが特徴。
タントラマッサージとかタントリックボディワークとかは実際に直接肌に触れるオイルマッサージを指すようなので、これとは種類が異なる。

実は、Taroさんのタントリックヒーリングは1年以上前から知っていて習ってみようと思ったこともあったのだけれど、行かずじまいで終わっていた。
最近天蔵さんと別のイベントで知り合って、行ってみることにしたのだ。

天蔵さんは、優しくしてくれるひとではなく、優しいひとだと思っている。
クレヨンしんちゃんがそのまま大人になったよう、純粋でえっちで素直だ。
ひとを見ていないようでいて、何もかも見えているようなのは、物理的な目で把握しているわけじゃなく、他の器官で空間の揺れを把握しているからなのかもしれないと思ったりする。

わたしが参加したのは、初級講座とそのあとに開催された練習会だった。

Youtubeの映像を見ると怪しさや激しさばかりが先に立ってしまうけれど、わたしは、繊細さと創造性と勇気、そして覚悟が必要なセラピーだと感じた。

わたしは、クライアント側もセラピスト側も両方体験した。
天蔵さん本人含め、3名の男性と行った（イッたではなくおこなったと読む）のだけれど、同じ30分という時間の中身はまったく違っていた。

わたしは、セラピーをしている間もされている間も、そのひとがひとに言えない欲望とか本人すら気づいていない願望とかを眺めていた。
もちろん目には見えないしそのひとがそう言ったわけでもないのだけれど、なんとなく感じるのだ。

純粋な欲求というのは、男性の中にあっても女性性の本質。
それに焦点を当てて発露させるというのがわたしの考えるセラピーを表す言葉として近い気がする。
隠れているそれを探すのはエロい。
もし自分にしかそれが見えていないのかもと考えたら、狂おしいほど愛おしくてたまらなくなる。
その瞬間だけは、わたしの100%をそのひとに傾けている。

ひとの中にある欲望とか願望には距離があって、近くのものから満たしていく。
満たすと、その奥にもう少し源に近いそれが現れる。
そうして、少しずつ少しずつ奥に分け入っていく。
本当に欲しいものは、その先にあるのだ。

それは、例えば「シャセイしたい」欲望の奥に「受け入れて欲しい」願望があるというようなことだ。
シャセイしても虚しくなってしまう男性に何人か会ったことがあるけれど、奥の願望が満たされないままということなんだろう。

そうやって、少しずつ奥に入りながら、そのひとのストーリーが描かれていくのを見るのが、たまらなく好きだ。
わたしの欲求はいつもそのひとのストーリーを知ることなのかもしれない。

セラピストの力量は、その移動距離なのかもしれないと思う。
あるいは、ひとつの願望に寄り添って深く潜れるということもあるかもしれない。
優秀であれば、どこまでも奥に行ける。
そして、最終的には、クライアントが想像した限界のその先にまで連れて行けるかもしれない。
それは、わたしの考える愛の概念に近い。

Maybe…（急に自信がなくなりました笑）

ここまで、自説をつらつらと述べてしまったのだけれど、天蔵さんの考えはまったくわからないので、知りたいひとはぜひ参加してみたらいいと思う。

わたしは、コンシャスタッチに引き続き、ひとに触ることがとてもおもしろくなってきたので、やっぱりセラピストになろうかなと考えているところ。
受けてみたいひとはコメントもしくは念を送ってください。（女子でも男子でもOK）
お声があったら気が向いたら、体験会でも企画してみようかと考えております。

▼続き。