はっぴいえんど日本語ロック論争からここまで来たかCreepy Nutsと感慨にふけるDJと西城秀樹ファンに応えるDJ2人の音楽トーク番組。BAYFM9の音粋（＃キュウオン）月曜日。2024,3,25《リクエスト特集》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい！ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木（スー）ミラッキ大村（ミ）
スー）2023年度最後の放送になりますね、2024,3,25でございます208回。今晩は「心への音楽」(※東芝EMI’21-宣伝フレーズ)スージー鈴木でございます。
ミ）ミラッキ大村です。
スー）えーっとこの台本に来週の予告があるという事は、これは4月以降もやっていいという事ですか？
ミ）ああ！そうですね。
スー）良かったあハハッ。ちょっとギャグっぽく言っておりますけれども。こういういい意味でフフッ“どうかしてる”番組、これが5年目に入るということで、皆さんのおかげ様でございますね。いい意味で“どうかして”らっしゃるリスナーの皆さんと一緒にやって来られました。特にイケメンがやってる訳でもなく、マニアックな音楽かけてるかもしれませんけど、あんまりスノッブな事もなく、カッコ良くもなく。こんな吹き溜まりのようなラジオ番組が続くのも…。
ミ）アハハハッ！
スー）ホントに皆さまのお陰様でございます。
ミ）ありがとうございます。
スー）たまには殊勝なことを言いましょう。リクエストもたくさん頂きました、プリントアウトで100何ページ。見るのが大変フフッ。
ミ）アハッそうでしたね、凄いですね多分1000曲以上ありますね。
スー）1日潰れますね、1000曲だけで。1000曲の選曲ということで。
ミ）ハハハッ。
スー）ありがたい事でございます。という事で腕によりをかけて、3ヶ月に1度のリクエスト特集です。いい意味で“どうかして”らっしゃるリスナーの方々と楽しい2時間を作って参ろうかと思っております。5年目突入と。ラジオ業界はこの時期、行く人来る人って感じですけれども、変わらないテンションで行きたいと思います。
まずはですね、《3.21特集》前回でしたっけ？その追加で2通頂きました。一つはメールでケンちゃんさん、南野陽子『はいからさんが通る』1988,3,21、あれ？と。シングルは’87,12だろうなと思ったら、アルバム「NANNO Singles」っていうのが発売されてその中の1曲という事なんですね。
ミ）なるほど。
スー）これはルール違反だなと思って調べたら、なんとこのアルバムCD、LP、カセット合わせて48万枚売れてます。
ミ）おおー。
スー）ハハッ！その上私も持ってました。ロッキンオン少年にも買わせるくらい、これは爆発的な売り上げという事で、尊重せざるを得ないだろうと。アルバム「NANNO Singles」という枠組みの中で、’88,3,21南野陽子『はいからさんが通る』をかけたいと思います。もう1曲、Twitter・Xでアラさんから《普段の月曜キュウオンで絶対かからないような曲をリクエストしてみる》、この気概がいい意味で“どうかしてる”と。
ミ）フフフッ。
スー）《3,21特集》で山瀬まみ『メロンのためいき』。明日の「it‼」(※BAYFM月-水12:51-16:00DJ春原佑紀火曜パートナー山瀬まみ)にもかぶってきますけれども、これデビュー曲ですね。この前’86,3,21で紹介したのは斉藤由貴『悲しみよこんにちは』と河合その子『青いスタスィオン』同じ日にデビューしております。なんとラインナップが凄いですよ、作詞・松本隆、作曲・呉田軽穂、編曲・松任谷正隆。もう松田聖子！’80代後半の松田聖子という感じもあったんじゃないですかね。曲調は尾崎亜美作詞作曲『天使のウインク』の’86版みたいな感じなんですけど、まぁいい曲ですよ。さすが山瀬まみ、歌が上手い！と賑わしときますんで、明日の「it‼」で盛り上がって下さい。という事で’83,3,21南野陽子『はいからさんが通る』そして’86,3,21山瀬まみ『メロンのためいき』。
♪南野陽子『はいからさんが通る』
♪山瀬まみ『メロンのためいき』
スー）いいじゃないですか。’80代後半の３月発売てね、これからアイドル冬の時代へ向かって行く、どっかセンチメンタリズムがペーソスがある感じがしますねえ。
ミ）そうですねえ。
スー）アイドルがワンオブゼムになってく感じ。この2人の声で、ちょっとメロディ似てましたけれども、加齢臭漂うスタジオ^^;がパッ！と華やいだ春の空気がフフフッ。確かにねこの前「it‼」のスタジオ行ったらね(☆’24,1,23スージーさんゲスト出演)、雰囲気違いましたよ。太陽が燦燦と入ってそこに女性の方お二人がいて、華やいでましたよ。このキュウオンの掃きだめに覇気っていう。
ミ）ハハなんでしょう、スタジオだけやたら広いという。
スー）ハッハッ文句を言ってはいけません、5年目に向けて。さてさてリクエストまだまだ来ております。短命《活動期間５年以内特集》(’24,2,12)というのもたくさん貰いましたね。今日はこれ行きましょうかね、これもたくさん貰ったんですけど、代表してイオン千葉ニュータウン店シンさん、いつもありがとうございます。BaBe『I Don’t Know!』。シンさんによりますと《活動期間は’87-‘90の4年、二階堂ゆかりの結婚を機に解散》と。《デニーズの駐車場で踊るPVがとても印象的です》。この番組で何回か二階堂ゆかりの話を中心にBaBeをかけてるんですけどもね、これかけてないんじゃないかと。盲点でございましたね,多分一番のヒット曲だと思うんですけれど。BaBe二人組ですね、これ1曲目。もう1曲行きます《かっこいいエンディング総選挙》(’24,2,19)メールでえみコペンさんから《本放送では落選しましたが、是非復活当選したいので再度(リクエスト)。中森明菜『1/2の神話』エンディングを推します》明菜ちゃーん！《明菜ちゃんはエンディングのイカした曲が多いんですが、ラストがかっこいいとこの曲になるかな。最後の最後にくらわして「どや!」と終わる感じが好きです》。聞きました、かっこいいです。
ミ）いいですかー。
スー）本(☆スージー鈴木著「中森明菜の音楽1982-1991」’23,12,15発売辰巳出版)書いたんですが、エンディングまでチェックしてなかったんでもう一回聞いてね。一回バーン！と終わって、ダメ押しみたいのがダダダッ!ってある。やっぱりエンディングはダメ押しが効きますんでね、かっこいいと思いましたね。
かつてからBaBe二階堂ゆかりのファンと言ってましたけれど、フフッ今この令和の世に誰がわかんねん！って話もありますが。二階堂ゆかりと近藤ナニガシ(智子)とかわかる方。
ミ）その話してるの、スージーさんといとうあさこさんの2人だけです。BaBe大好き。
スー）アハハッ！そうですか。気が合いますねえ。あの方『OVERNIGHT SUCCES』(※’84テリー・デザリオ)テーマ曲にしてらっしゃいますよね。(※文化放送「ラジオのあさこ」土曜7:00-9:00)
ミ）ああそうですそうです。
スー）まるで“女スージー”のような。
ミ）アハハハッ！
スー）ま、スージーって女の名前ですけどね。これが『I Don’t Know!』のジャケットです。「アナウンサーぷっつん物語」(‘87フジテレビドラマ)の主題歌でございます。ぷっつん！ぷっつん！
♪BaBe『I Don’t Know!』
♪中森明菜『1/2の神話』
スー）ダカダン！このダカダン！があるからかっこいいエンディングに選ばれる訳です。さすが大沢誉志幸、萩田光雄『1/2の神話』。
さて2023年度最後の22時台1曲目クイズ。またTwitter・Ｘ使います。#キュウオン 付きでポストしますが、イントロをギターで弾いてみました。こんなイントロの曲を当てて下さい。正解者の中から1名様に通称“銭の素”赤のステッカーを差し上げます。今ポストしました、よろしくお願いします。
ミ）クイズにTwitter・Xが必須になって来ましたね。
スー）これね、DXって言うんです。
ミ）DX？
スー）フフッ！デジタルトランスフォメーション(Digital Transformation)。噛みそうのなりましたがフフッ、これぞデジタルトランスフォメーションかなと思ってます。
やらない方もいらっしゃいますから今度は言葉にしましょうかね、バランス取って。
ミ）どしどしご応募下さい。
スー）ラジオネーム・バジリコさんから《サイレント・ヘビーリスナーでしたが、今回こそ》“サイレント・ヘビーリスナー”の方いらっしゃるんですね。《マリーンズ関係楽しみです》あっ！今週開幕ですよ！(☆スージーさんは野球好き、千葉ロッテマリーンズファン)
ミ）いよいよね。
スー）おー！大谷翔平とかいろいろありましたから、日本プロ野球に中々関心行かなかったですけれど。
ミ）月曜キュウオンと言えば、1月にマリーンズ吉井監督が来てくれましたから。(’24,1,29オンエア《Mの音粋》本noteつまみ聞き参照)
スー）そうそうバジリコさんは《吉井監督がゲストで来た時に「家にグローブは無いがギターなら数本ある」と言ったのはかっこ良かった》と。
スー・ミ）アハハハハッ!
スー）村ちゃんさんからも《改編乗り切ったみたいで、おめでとうございます》深夜の営業マンさんからも貰いました、ありがとうございます。

【ミラッキ・ゾーン】
(☆「it‼」の番組スポットCMで「まみさん春菊のおいしい食べ方教えて下さい！」「春菊に白身のお刺身乗せてポン酢かけてその上から熱したゴマ油ジャーってかけるだけ、簡単！」と流れる。)
スー）メロンの歌、歌ってた方が春菊の話してらっしゃいましたね。
ミ）ハハハッ。
スー）今日は3ヶ月に1度の、素敵なリスナーの方々からのリクエストを楽しんでおります。こっからはミラッキさん、どうぞどうぞ。
ミ）はい。
☆《かっこいいエンディング総選挙》西城秀樹究極の9曲メドレーをディスコ調に。『YOUNG MAN』に行きそうで行かない。
♪西城秀樹『HIDEKI DISCO SPECIAL』’79
☆《活動5年以内特集》風’75-‘79謎のピコピコサウンドが聞こえる曲。藤井風もいいけど風もね^^;
♪風『はずれくじ』
☆’20,9都立鷺宮高校2年生男女4人組バンド。’22,3解散。
♪フミンニッキ『水溶世界媒体少女』
☆《北陸音紀行》ボーカル池田智子富山県出身。ピコピコが左右に鳴ってる。
♪Shiggy Jr.『Saturday night to Sunday morning』
☆《９特集》林哲司・康珍化によるスペクターチックのナンバー。
♪井森美幸『99粒の涙』
ミ）リクエストの時、我々をくすぐるひと言添えて頂くと、今後も心動かされますのでよろしくお願いします。10時台1曲目クイズ回答がたくさん来てますね。
スー）ありがとうございます、割と簡単じゃねえかと、簡単だと怒られ難しいと怒られ、難しいな。

【22:00前半ゾーン スウィング・ブギウギ三昧】
【告知タイム】
4/21(日)大井町E-LOUNGEにて「Eの音粋」月曜キュウオンスピンオフイベント。オードリー東京ドームイベントの1/1000規模だが、まだチケット残席僅少（残り5席）。放送に乗らないNo Tweet前提のここだけの裏話も放り込む予定。
△スージーさん：またまた新刊発売！3/29(金)働き方論「サブカルサラリーマンになろう～人生をよくばる108の方法」(東京ニュース通信社)就職してもマッチョに屈することなく、カルチャー活動をあきらめない、人間の煩悩の数だけある108の方法。

スー）さてさてクイズでございます。正解の人が多かったので今日の当選者はこの方です、田んぼのカナリア1676日さんTwitter・Xで貰いました。おめでとうございます。先程CMでかかりました(☆22:00前BAYFM後援甲斐よしひろ10th AnniversaryライブCM)。甲斐バンド『かりそめのスウィング』って曲です。《ラッパとおじさん特集》(’24,3,4)別にこれラッパ鳴ってないんですけれども、スウィングだからまあ一応繋がっていると。メールでシミケズンタロウさんこの方は《かっこいいエンディング総選挙》でリクエスト《アコギとウッドベースの響きが痺れる甲斐バンド『かりそめのスウィング』でどうでしょう》メールでよいちさんからも《軽快なスウィングのリズムとバイオリンの旋律が切なくも美しいメロディを作り出している、甲斐バンド初期の忘れ去られている名作》と書いて頂きました。私がさっき弾いた(※動画をTwitter・Xにポスト)のが、今から聞くこの曲のイントロのバイオリンのフレーズなんですけれど、まあ傑作ですね、これはね。甲斐バンドいろんな曲があるんですけど、僕的にはこれが1番好きですね。エンディングも良かったです。歌詞がいいんですよ《ジングルベルに街が浮足だった夜 人の声と車の音が飛び交っている》次がいいんですよ《ニュースは不況をうたい 街には人があふれた》’75,10の発売なんで、この”不況“というのは第一次オイルショックでございます。
ミ）昭和50年。
スー）フフッみんながトイレットペーパーを買い集めた。テレビは深夜放送止めて、紙がもったいないとか言われて。今でも何となくおぼろげに覚えてるとか。
ミ）そうかスージーさんですら。
スー）小学校２-3年生ですからね。《ニュースは不況をうたい》というフレーズで’75の風景がフワッと。オイルショックは厳密には’73-’74-‘75なんですけど。この不況の感じというものが現れている。歌詞もいいしメロディもいいしという事で、ラッパは出て来ませんけれど、スウィングで体を揺らしてみたいと思います。かっこいいエンディングも楽しめます。
♪甲斐バンド『かりそめのスウィング』
スー）エンディングが(☆ギターを弾いて)♪～～Dm6。
ミ）これかっこいいですね。
スー）かっこいいですよ～。甲斐バンドの中でもかなりキャリアの初期ですし、まあかっこいいですよねえ、渋谷系？
ミ）サニーデイサービスのアルバムに入っててもおかしくないような。
スー）これぞ甲斐よしひろ。ただね顔もかっこよくって声も良くってね。だから音はこんな感じで渋いですけどねポップっていうかね、まあかっこいいですよ。『HERO』(’78)なんかより、全然いいですよ。
ミ）ハハハッ。
スー）まあまあハハハッ。『HERO(ヒーローになる時、それは今)』CMタイアップ。(『かりそめのスウィング』の)こん時！ヒーローになれば良かったんですよ！早くに。DJの個人的な意見でございます。
ミ）フフッ。
スー）BaBeがらみのメール来ております《BaBeはなぜ短命だったんだろう。Denny’sがお洒落スポットだった良い時代》。
ミ）あ、お洒落スポットだったからそこで撮ってたってことですか？
スー）うーんまあまあまあ、お洒落じゃない事もないですよ。シアトル先輩《BaBe聞きたかったのでとても嬉しい》ルナフェアリーミミさん《BaBe『I Don’t Know!』大好き聞けて嬉しい》ああこれありがたいことですよねえ。たまにはBaBeかけましょう。
ミ）フフフッ。
スー）さあ、朝ドラ好きの私としては「ブギウギ」が今週最終回でございます。2曲行きたいですね。まずはmoonyさんいつもありがとうございます《NHK朝ドラ「ブギウギ」ももうすぐ最終回なので、最後に9の音粋で『ハッピー☆ブギ』が聞けたら嬉しいですお願いします》主題歌ですね、歌ってるのは中納良恵・さかいゆう・趣里。
EGO-WRAPPIN’！この前(’24,3,4オンエア《ラッパとおじさん》回。本noteつまみ聞き参照)『くちばしにチェリー』改めて聞いて、スッゲーなと我々の度肝を抜いた方(中納良恵)が、実は半年間主題歌を歌っていたと。その主題歌を改めて1回フルで聞いてみたいと思います。もう1曲行きましょうかね、メールで豆犬さん《スージーさんもきっと同じかと思いますが、「ブギウギ」と共にあった半年間でした。楽しくて楽しくて。今からロスに怯えています》ブギウギ・ロスですね《先週の圧巻のステージだった『ヘイヘイブギー』をリクエストします。笠置シヅ子さんの『ヘイヘイブギー』をキュウオンの皆さんと一緒に聞きたいです》でも《何かレアな音源があれば最高です》ってフレーズがありましたんで、これは久々にバラカニングをやろうかなと。
ミ）久々ですね。
スー）あ、でも別にレアじゃないかな。笠置シヅ子の『ヘイヘイブギー』は今週いろいろラジオでかかると思うんで、雪村いづみがっキャラメルママとやった服部良一のカバーアルバム「スーパー・ジェネレイション」(‘74)ってのがありまして、そん中で『ヘイヘイブギー』やっております。で、音楽史的に言うと笠置シヅ子が引退するのは、美空ひばりとか江利チエミとか雪村いづみとか3人“ジャズ”娘ですかね、3人娘が出て来て世代交代なんで、そういう意味では新世代が歌う『ヘイヘイブギー』という事で、笠置シヅ子に思いを馳せるのもいいんじゃないかと思います。
♪中納良恵、さかいゆう、趣里『ハッピー☆ブギ』
♪雪村いづみ『ヘイヘイブギー』
スー）かっこいいエンディングでもありますね。バラカニングで雪村いづみ『ヘイヘイブギー』、その前は『ハッピー☆ブギ』でございました。いいですね、ブギウギコーナー最後を締めますのはスターダスト・レビューでございます。やひこかくださんヤッヒーさん《ブギウギと言えばやはりこの曲》メールで千葉かよさん《リクエストはもちろんスターダスト・レビュー『シュガーはお年頃』あと2ヶ月でデビュー43年スタレビのでデビュー曲》だと。ありがとうございます《ラッパとおじさん》コーナー締めくくるのはやはりスタレビだろうと。
ミ）はい。
スー）「ブギウギ」という番組はNHK大阪制作ですからね。大阪でブギウギと言えばフフッやはり西のスタレビ。浪速っ子バンドの。
ミ）フハッ！埼玉ハハ埼玉北部だと。
スー）あ、違いましたっけ？ハハハッ。何回も言いますけどね、頭ン中でねぇMBSヤングタウンという番組で根本要を知りましたんで。(※「ヤングタウン」MBSラジオで’67-放送されている番組。根本要は’90-‘92パーソナリティ)特にこの曲の頃ですよ。番組ン中で言ってたんですよ「服部良一が好きでこういう曲作りました」って。ああ変わった人がいるなあバンドがいるなあって思ってたんです、あんまり良く知らなかったんですけど。これリアルタイムで聞いて知ってましたね。という訳で、ドラマん中で先週のラストが1956年のオールスター男女歌合戦というシーンだったんですよ。そこで趣里・福来スズ子が『ヘイヘイブギー』を歌うというシーンで終わって、今週はラストでございます。ちょっとスズ子に言うてあげていいですか、ひと言？
ミ）お願いします。
スー）1956年ですからね、あああッ、今年茅ヶ崎で、ゆくゆくスズ子を継ぐ桑田佳祐ちゅー男の子が生まれたでぇー。ほんで25年後にスズ子が歌いそうな、こんな曲でデビューする浪速のバンドがおるでぇー！
♪スターダスト・レビュー『シュガーはお年頃』
スー）フフッ！かっこいいエンディングでもあります。やっぱいい曲はエンディングもかっこいいんだ。さっき「25年後」って言ったのは 1981年ですね。今週「ブギウギ」が終わるんですけど、「あまちゃん」(※2013前期朝ドラ)のラストの回って紅白だったんですよ。紅白に出てやってね。(※’13,12,31紅白歌合戦番組内で、特別編・第157回「おら、紅白出るど」という企画ステージが設けられた)だから「ブギウギ」も今週終わるんですけれども、スターダストレビューをバックに趣里が歌うってのを、今年の紅白でやって欲しい。紅白じゃ先が長すぎるなら、「わが心の大阪メロディー」でもいい。(※2001以降NHK総合で放送されるNHK大阪ホールでの公開音楽番組) スターダストレビューバックで趣里の歌を聞きたいなと。フフッこのNHK好きが妄想し始めると止まらないんですけどフフ。(スタレビは)世間的には夢伝説でバーン！と行くんですけど、今、日本の“ブギウギ偏差値”が上がってるんで、もう1回これ(『シュガーはお年頃』)を世に問いたいと。その為には、福来スズ子feat.スターダストレビュー！
ミ）フフッみんなが気付くタイミング必要ですね。
スー）今“日本ブギウギ史上”最高偏差値に来てますからねハハッ。ということで《ラッパとおじさん》コーナーでした。3ヶ月に1度のリクエスト特集、ラストのゾーンは《だいたい60秒曲特集》からも選曲しております。
 
【ラスト・ゾーン はっぴいえんどからここまで来た！】
スー）皆さんの書いてらっしゃる説明とか、推しの理由とかがとても面白くって。
ミ）面白いんですよ。
スー）正直我々、知ったかぶりをしてマニアックなDJってフリをしてますけれど、知らない事も多くって、勉強になりますよね。
ミ）そうですね。
スー）だから《こんな音が入ってます》とか言われると、聞いたろかなと思ったりフフッ。
ミ）そうそうそう。
スー）入ってたーってフフッ。私みたいに“究極のマニア”“オタク”と知り合って目の前にした事ある人間は、怖くて言えないですよ。「オレは大瀧詠一に詳しい」いや言えない言えない、敵がたくさんフフッ。
ミ）ああ。
スー）でも我々もこんな感じで喋ってると、最近怒られる事も少なくなって来たかもしれません。昔はよく怒られましたよ。そんなに知りません、皆さんと一緒に勉強して行きたいと思ってます。どんなDJや？フフ変わったDJですね。
えーとここからは《９づくし》と《北陸紀行》コーナーですね。ドラマと言いますと「ブギウギ」だけでなく「不適切にもほどがある」(※TBS宮藤官九郎脚本)も今週最終回でございます。クドカン好き過ぎて私、毎回2回見てます。
ミ）フフッ。
スー）最終回に向けて体調整えています。メールでBMさん《９というと宮藤官九郎しか思い浮かびませんでした。今絶賛オンエア中の「不適切にもほどがある」テーマ曲Creepy Nuts『二度寝』》なんと先週発売！ハハッ最新！
ミ）早いですねえ。
スー）これは小島嵩弘(BAYFM邦楽ランキング番組「KEIYO POWER COUNTDOWN REAL」DJ)さんもかけるかもしれません。(高い声で^^;)小島嵩弘です！メールaiaiさんも《DJ松永が新潟県長岡市出身》あーそうですか。という訳で《９づくし》と《北陸紀行》で聞いてみたいと思いますね。これ『二度寝』って曲なんですよ。いやホントにこういうの聞いてるとね、さっきのはっぴいえんどの話、昔“日本語ロック論争”ってのがあって、日本語がビートに乗るのかダメだ英語で歌わなきゃという話だったんです。ホントにはっぴいえんどのデビューアルバムからここまで来たか！という感銘をおじさんは受けちゃいますね。57歳のおじさんがお届けします。
♪Creepy Nuts『二度寝』
スー）不適切！な人間がかけました、すみません昭和のダメおやじが今ラジオのマイクに向かっております。《だいたい60秒特集》(’24,2,5)にリクエスト来ております。1つは清水のmasakiさんメールで《53秒、懐かしきチンドン屋を思い出す演奏。’70代でこれはパンクです、ミカバンドは奥が深すぎて》と。1回かけましたけど『よろしくどうぞ』という変わった曲があります。チンドン屋の雰囲気を出す為に、スタジオ近くの路上で録音したと言われております。みんなで(楽器を)鳴らしながら練り歩いたという話なんです。実は明後日(’24,3,27)、ミカバンドのボックスセットが出ます「PERFECT! MENU」¥22,000予約しております。
ミ）フッフッフッ。
スー）自腹。27日の夜のイベント(☆スージーさんほぼ月例イベント「スージー鈴木レコード研究室」BAROOM南青山)で、開封の儀をしたいと思います。そこにも入っております。元々アルバム「黒船」(‘74)は音がいいんですけれども、それがアビーロードスタジオなんとかリミックスで、どんだけ良くなるかお楽しみという事です。サディスティック・ミカ・バンドアルバム「黒船」から『よろしくどうぞ』。もう1曲Twitter・Xでナオさんから《よしだたくろう『高円寺』》と来ております。これも二度寝ならぬ、二度目ですけれども。聞いて欲しいのはこれ’72なんですよね。吉田拓郎という人がフォークじゃなくってリズム＆ブルース、ジェイムス・ブラウンだなという感じの演奏です。これもあっという間の曲ですけれども、2曲続けて’70代の変わった音楽に耳を澄ませたいと思います。
♪サディスティック・ミカ・バンド『よろしくどうぞ』
♪よしだたくろう『高円寺』
スー）ミカバンドのボックスは「Live In LONDON」(‘76)っていうロキシーミュージックの前座でイギリス回った時(’75,10/2-24)のLPがあるんですけれども、元々カセットテープに録音した音源のレコード化だったんですよ。だから音が悪かったと。でもここで1回かけましたかねぇ『塀までひとっとび』のライブの凄まじい演奏っていうのがあって。今回私は\22,000をあの『塀までひとっとび』がどこまで音質がアップしてるかと、それを期待して\22,000！自腹で。フフッ言うな言うなセコイハハッ。
ミ）だって、誰に出してもらおうとしてんですか、いい大人が。
スー・ミ）ハハハハハッ！
スー）ハハハハッ！ホンマやね。スズ子ごめんな。《9づくし》でたくさん貰いました。SOUTHERN ALL STARS and All Stars『LOVE POTION NO.9』洋楽のカバー、『恋の特効薬』(※サーチャーズ’64)って言う邦題の洋楽の有名な曲なんですけれども、それを桑田佳祐が英語で歌っております。’90のアルバム「稲村ジェーン」から。メールで村ちゃんさん《サザンのこの曲がかかると予想したが、本放送ではかからなかったのでリクエスト》メールでとりあえずひとりさんありがとうございます。《「稲村ジェーン」サウンドトラック内の1曲、カバー曲です。誰にでもキスしたくなる媚薬NO.9とこのと》その次に『真夏の果実』に流れるこれが「稲村ジェーン」。(映画「稲村ジェーン」監督桑田佳祐’90)見に行きましたよ、東京では入れないから、新潟出張ン時に見ましたね。映画は賛否両論イロイロありましたけれども。メールでサリーさん《『東京サリーちゃん』でお馴染みの「稲村ジェーン」より》フハッ《全編英語で桑田佳祐が歌っています》という事で聞きたいと思いますね。
続いて《活動5年以内特集》onakaitakunaiさんありがとうございます。《フリッパーズ・ギター》本編でもかかりましたけどね《『コーヒーミルク・クレイジー』》調べたらデビューアルバム「three cheers for our side」が’89,8、「DOCTOR HEADS WORLD TOWER-ヘッド博士の世界塔-」’91,7までたった2年と。
ミ）そうですね。
スー）サザンオールスターズ桑田佳祐はですね、さっきの福来スズ子のオールスター男女歌合戦の年に生まれた男の子が笠置シヅ子を継ぐような。これ英語で歌うんですけど、ホント！ほとほと素晴らしいですね『LOVE POTION NO.9』聞いて欲しいです。そっから続いてたった2年、コーヒー牛乳の歌ですね。ちなみに私の好きなコーヒー牛乳は、秋葉原のお茶の水方向に行くホームにあるミルクスタンドのコーヒー牛乳。
♪SOUTHERN ALL STARS and All Stars『LOVE POTION NO.9』
♪フリッパーズ・ギター『コーヒーミルク・クレイジー』
スー）コーヒー牛乳とフルーツ牛乳、どっちが好きですか？
ミ）コーヒー牛乳です。
スー）コーヒー牛乳いいですよねぇ『コーヒーミルク・クレイジー』と。是非秋葉原のミルクスタンドでもう1回飲んでみたいなと思ってますけど。その前が桑田佳祐、こういうの歌わせると、ホントに上手いなと。思うのはね、また「ブギウギ」の話に戻りますけど、あん中の『ラッパと娘』♪バドジズデジドダ～って言うんです。そういう日本語でもない英語でもないなんか不思議な言語で歌うっていうのは、笠置シヅ子から始まって、桑田佳祐を経由して、もしかしたらさっきのラップCreepy Nutsみたいにね。笠置シヅ子⇒桑田佳祐っていうラインは、割と重要なんじゃないかと思ったりしましたね。あ、こういう事があったんだって。
ミ）うんうんうん。
スー）だから笠置シヅ子がもし生きてたらね、聞かせたいですねCreepy Nutsをね。こーゆーことなってるで、つって。
ミ）フフッ。
スー）歴史は流れて行きます。(笠置シヅ子が)ラップしてたでしょうね。ま、ラップみたいなモンですから『買い物ブギ』(‘50)なんてねフッフッ。
ミ）ほんとだ。
スー）最後のエンディングはやはり《かっこいいエンディング》で行きたいと思います。プリンセス プリンセス『パイロットになりたくて』メールで入間川ヒロシさんありがとうございます《スージーさんの「ロックンロール大学」(☆スージーさんが学長としてNHK文化センター青山で不定期に行われるイベント。’24,2,25「プリンセスプリンセス学」だった)でプリンセスプリンセスを取り上げていたので、もしかしたらリクエストしたらオンエアされたのでは、と後悔しておりました。エンディングがリリース当時からかっこいいと思ってましたが、今聞いてもかっこいいと思います》聞いたらねフフッかっこ良かったハハハッ。という訳で本編も大事ですが、エンディングに注目して下さい。かっこいいエンディング！
♪プリンセス プリンセス『パイロットになりたくて』
スー）来年度もよろしくお願いします。
ミ）お願いします。
スー）来週は4.1一発目に放送なので、《ウソのようなホントの音楽特集》という事で、邦楽にまつわるウソのような本当のエピソードを紹介しながら、それにちなんだ曲をかけて参ります。
ミ）4/1エイプリルフールにまつわるという事ですね。
スー）私の新刊「サブカルサラリーマンになろう」（※’24,3,29東京ニュース通信社）で書いてる格言を紹介しながら最後のクレジットです。「9の音粋お相手は、アシスタントディレクター岡部いさこ「“二枚目の名刺”を持つ009」ミキサーイトウさん「会社員だからこそ投稿する072」ディレクター浜野ツトムさん「”副業“でもギャラは最初に聞く088」プロデューサー西宮ヒロキさん「メールや企画書でも伝わる日本語を追求する(メールや書類はライターへのトレーニング022)」。
ミ）企画書はA4一枚ミラッキ大村と。
スー）最後の格言は「会社員の“私”は複数の人格を持つ“私たち”である」⇒「“私”は私たち“である108」スージー鈴木でございました。
スー・ミ）ありがとうございました。
＝＝＝終了＝＝＝

★みにょん：好きな言葉「ヒット曲とバランス」のスージーさん選曲は少数リクエストを取り上げながらもメジャー良曲でずっと踊りつづけるような、楽しい曲ばかりだった。《日本語でもない英語でもないなんか不思議な言語で歌う笠置シヅ子⇒桑田佳祐っていうラインは、割と重要なんじゃないか》《令和で笠置シヅ子はもしかしたらラップを歌っていたに違いないCreepy Nutsのように》はっぴいえんどのAttitudeはここまで来たか！と。楽しい楽曲を聞きながら、めくるめく歴史絵巻を語るスージーさん。5年目も月曜キュウオンは楽しいぞ！
 
☆次週(4/1) 《ウソのようなホントの音楽特集》邦楽にまつわるウソのような本当のエピソードを紹介しながら、それにちなんだ曲をかける。
☆番組特製ステッカー：シェア大賞・ヒロさん：メール大賞・かみゆうワイダンさん