タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「リクエスト特集」2023,3,27つまみ聞き

音楽通のグッドリクエスターから寄せられた曲に楽しいなあを連発するDJと、いつもよりメールTwitterを読めるのが嬉しそうなDJ2人の音楽トーク番組bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2023,3,27三ヶ月に1度の「リクエスト特集」タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)3月27日月曜日、第156回。52週を3回繰り返しましたね、音楽評論家のスージー鈴木と申します。
ミ)ミラッキ大村です。
スー)3ヵ月に1度のリクエスト特集もそういう意味で行くともう12回目なんですね、これね。
ミ)そういう事ですね。
スー)ラジオにリクエスト番組は多々ありますが、9の音粋は「真剣邦楽選曲番組」という事で、DJが選曲したのをあれこれ言いながら“モアトーク・モアミュージック”。9の音粋月曜日は素晴らしい音楽ファンのリスナーに支えられ、いいセンスの音楽、濃厚な音楽が今回もたくさん。フフフッ。
ミ)ハハッいいセンスかはわかりませんが、濃厚だったり楽しかったりという。
スー)楽しく聞きましょうね、原則“バラカニング”無しで。リクエストを普通にかけて行こうと思っておりますスージー鈴木でございます。さあ行きましょうかね。
ミ)お願いします。
【同曲に3通は多い月9リクエスト^^;】
スー)時間がありません、たくさんかけましょうね。1曲目は日本テレビ特集(151回2/20)からシュガーベイブ『SHOW』アルバム「SONGS」1曲目ですね。村ちゃんさんすれからしさん沖縄のうーさんという常連の方々が強くご要望でございまして、かけようじゃないかと。
ミ)はい。
スー)なぜシュガーベイブで日本テレビかと言うと、沖縄のうーさん《ご存知!「DAISUKI!」オープニング曲》「DAISUKI!」(※レギュラー3人が毎回ロケ地を探索したり体験したりするバラエティ番組。CM入り前に女性アイドルが「だーいすき」とタイトルコールをする)中山秀征、飯島直子、松本明子ですね。《この曲を聞くとどうしても「だーいすき!」と言いたくなるあなたは、立派な昭和人》って、うーさん書いてますけどあの番組平成ですね。
ミ)ハハハッ。
スー)’91年から2000年までみたいですね。土曜日の夜じゃないですかね、確かね。シュガーベイブ『SHOW』が流れておりました、これは’75,4に発売されたシュガーベイブ唯一のアルバム「SONGS」の冒頭を飾ってます。もうとにかく山下達郎青年22歳のハリとツヤ満々のボーカル。ラジオで大貫妙子さんが「山下君が歌うとスタジオの窓が揺れた」って言いましたね。
ミ)うわあ、ハハッ。
スー)ハッハッハッ。どこまで事実かわかりませんけど、それが頷ける声ですね。では開口一番なぞかけをやってみようと思います。ロックボーカリストの声とかけまして、いい天気の春の日とときます。その心は、でかければいい!(☆スージーさんは常々ボーカリストは声の大きいデカいのがいい!と言っている^^;)
♪SUGAR BABE『SHOW』
スー)あ~あの頃の土曜日の夜というのが思い浮かびますねぇ。遊んで帰って来てちょっと酔いながら見る番組ですねぇ。
ミ)私も高校生の時友達と夜更かしして、ワールドプロレスリング見るかどうするか、って。
スー)ああ時間的にね、それでサラリーマン金融のCMかかる感じですね。当時っぽいですね。2曲続けて行きますバンド系ですね。A面ラスト(145回1/9)&四国県人会(146回1/16)という事で爆風スランプ『うわさに、なりたい』。1回かけましたけどね(リクエストは)よいちさんでございます。《84年8月》かぁ《の爆風スランプファーストアルバム「よい」のA面ラスト『うわさに、なりたい』はシチズン「19才リビエール」CMソング》そうそうそう!《に起用され素敵な曲でした。18歳になった84年の秋頃にペンフレンドから》いいですね、ペンフレンド!《ペンフレンドから爆風スランプ『たいやきやいた』が面白いよと教えて貰ったのが爆風スランプとの出会いでした》と。A面ラスト&四国県人会。ファンキー末吉さんが香川県なので、2枚抜きでございます。私もこれ見ましたね。ミュージックトマトJAPAN(☆‘80代後半-2000代テレビ神奈川で放送されていた音楽番組。スージーさんがしばしば思い出を語る^^;)でこの曲のPV見た時の衝撃は無かったですね。なんじゃこれは、と思いました。まずは『うわさに、なりたい』よいちさんとのっぽさんから貰っております。2曲続けてという事で早稲田メドレー。サンプラザ中野さんに続きまして森重樹一さんZIGGY『GLORIA』。これ何かと言うと、森重さん還暦。
ミ)なるほど。
スー)ばらーどキリンさん《「カンレキトライブ特集」で聞きたかったのが森重さん8/28に還暦です》と。のっぽさんからも貰いました。ZIGGYは別の曲へのリクエストもありまして、aiaiさんからは『STEP BY STEP』鳥羽さんが『I’M GETTIN’ BLUE』も貰いました。当時のバンドブーム直前みたいな感じですかね。爆風スランプとかZIGGYとかが盛り上がってる時。ZIGGYはドラマ「同・級・生」(※’89,7-9フジテレビ)懐かしいのを憶えておりますね。両方ともなんとなくミュージックトマトJAPANで見るような感じがします。時代的に。
ミ)フフフフフフッ。大好きですね。
スー)もうホントに1回お会いしたいですね、マイケル富岡さん(※ミュージックトマトJAPANビデオジョッキー)に。という訳でご紹介したいと思いますね(※やおらマイケル富岡になり^^;)『うわさに、なりたい』爆風スラ~ンプ、エーンド『GLORIA』ZIGGY!ミュージックトメィト、ジャパ~ン!
♪爆風スランプ『うわさに、なりたい』♪ZIGGY『GLORIA』
スー)もう何回聞いてもこのZIGGY『GLORIA』ってのは、売れない理由が無いって曲だと思いますね。ハハハッ。どこをどうすいても売れる要素が詰まってる。歌い出しがいいですね。♪ぅゆがんだ煙を見つぅめ。♪みなみ~に向いてるま~どを開け(☆急に『魅せられて』(ジュディオング)へ^^;)。
ミ)アハハハハハッ!マイナー調にすると。
スー)当時カラオケでやっておりました、あまり受けなかったですけど。今、披露しました。いやあいいなあ。’80代早稲田メドレーでございました。さてさて3通来ましたA面ラスト。やっぱりA面ラスト人気ですね。アッ3通って少ないように感じるかもしれませんけど、この番組のこういうテーマ切りで3通は多いですね。
ミ)そうです、たくさんの曲が寄せられている中で3人もかぶってるっていう事ですからね。
スー)ですですです。チェッカーズ『Lonely Soldier』藤井尚之さんが歌ってる曲です。メールで黒文字さん《今日3/27は僕の50歳の誕生日です》若いっ!おめでとうございます。《そんな今日リクエストするのは、チェッカーズ「もっとチェッカーズ」A面ラストの『Lonely Soldier』です。小学校5,6年生の時好きだった子が》また恋愛絡みですねえ《チェッカーズが好きだったので、僕も聞いてみようと親にカセットを買ってもらった》カセットを!買ってもらって初めて音楽を聞いたという事ですね。切ない曲なんですよね。藤井フミヤ作詞藤井尚之作曲。自作のシングル7以降の流れの前に自作で出来た、かなり最初期の曲ですね。《藤井兄弟にやられた小学校6年生でした》と。
ミ)F-BLOODにやられた小学6年生が今日50歳と、おめでとうございます。
スー)尚之さんは来年還暦ですね。
ミ)わお。
スー)’80代を席巻したのは藤井兄弟とリー兄弟(※’80代日本で活躍したプロ野球選手。兄レロン・リー左打者弟レオン・リー右打者)ですね。まろんかふぇさんジョン・ゲダツキーさんからも貰いました。Soldierっていうのが入ってて、一見反戦ソングのような感じもしたり一見ラブソングのような感じもしたり。あと、このF-BLOOD 藤井兄弟が12年後に作る猿岩石『白い雲のように』の前哨戦みたいな感じもしますフフッ。悲しい曲ですけれどイイ感じで、これでチェッカーズが’84,12のアルバムでガーン!って行くっていう。最高潮期のチェッカーズでございますね。尚之さんが歌います。
♪チェッカーズ『Lonely Soldier』
スー)さて10時台1曲目クイズのヒント行きます。ちょっと簡単にしようかなと思ってますどうかな。今日かける曲は1978年の松本隆が手掛けた、二大“山手若しくは山の手ディスコ”。
ミ)ハハッそうか「本当のディスコ特集」ってやりましたからね。
スー)ディスコ特集絡みです。山手とか山の手とかいう歌詞が入っている。で1曲は『東京ららばい』(中原理恵)です「山の手通り」って入ってますからね。もう1曲でございますね。ちょっと簡単過ぎるかな。
ミ)’78ですもんね。
スー)’78ですよディスコと言えば。皆さんメールとかも読んでますからね。
ミ)そうですね、今日はメール、Twitterを比較的読める日だと思いますので、是非是非クイズの答えと同時に感想などもお寄せください。正解の方の中から1名にサイン入りステッカーをお送りしますよ。さっき『Lonely Soldier』でガラスの四十代さんが《藤井尚之さんのボーカル高橋幸宏かと思った》とい呟いてました。
スー)あ、似てる。フジイ・マンチュー唱法?(※フー・マンチュー唱法:高橋幸宏独特の歌い方)
ミ)アハハハハッ!

【ミラッキ・ターン】
スー)今日は3ヶ月に1度のリクエスト特集という事で、ここからは私と同じく“会いに行ける”放送作家ミッラキ大村さんのリクエスト選曲でございます。
ミ)よろしくお願いします。メールで闘うレフリーさん《ZIGGY『GLORIA』月9ドラマ「同・級・生」を思い出さずにはいられませんね。緒方直人さん安田成美さんに交じってフジテレビの若手アナウンサーだった中井ミポリンが出ていたのが印象的です》。
スー)出てたー!中井美穂をミポリンと呼ぶのは、あなたも昭和人。
ミ)ハートブレイクジュリアさん《『GLORIA』最近心斎橋PARCO地下2階の大人のフードコートみたいな所で毎日DJに入っていて、大音量で音楽が流れているのですが『GLORIA』がかかったら、オジサンオバサンがドーンドドン・パン!って飛び跳ねまくってます。元気いっぱいでイイ風景です。》
スー)ハハほんまかいな。
ミ)大阪の風景も届いております。Radikoエリアフリーで聞いてくれている方もたくさんいて嬉しいです。
スー)ありがとうございます。
ミ)Twitterナカヤマヒロシさん《今日のキュウオンはヤバイな。軽くタイムトリップ、タイムトリップスリップできる。アタマから聞きたい。》是非是非皆さんradikoのタイムフリー機能を使って生放送終わった後も聞いて頂いて、それを「こんな感じで楽しいよこんな曲かかってたよ」というのをSNSでシェアしてもらえると、今後も番組が…。
スー)助かんねんホンマ助かんねん。
ミ)ハハ4,5,6年と続いて行きますので。ご協力お願い致します。さあ私の選曲ですが1曲目は「佐野元春のいない佐野元春特集」(150回2/13)私のパートではラップで繋いで行きました。これも候補にあがっていた曲。
☆“有名リクエスター”曾我部剛さんリクエスト。元ネタLeon Russell『Bluebird』をサンプリングした曲。ミラッキさん高1時代に聞きこんでいた。♪かせき・さいだぁ『冬へと走り出そう・再び』
☆日本テレビ特集アニメ「YAWARA」4代目エンディングテーマ。へっぽこさんリクエスト。この曲は中々かからない、ミラッキさんが音源を知人に探しまくったがbayfmにあった!
♪LAZY LOU’s BOOGIE『いつもそこに君がいた』
☆にしんこさんリクエスト「春のメロディ特集」(154回3/13)Aメロしかない曲。後半のギターが印象的作詞作曲知久寿焼。サブスクに入ってません^^;
♪たま『いなくていい人』
スー)いい曲だなあ、Aメロだけなんですけど音幅、音域の幅があってホントに立派な作品になってますね。
ミ)全く単調に聞こえない。
スー)最後のベースがいいなあ。にしんこさんグッドリクエスター!
☆キッチンファイターさんリクエスト「本当のディスコ特集」(152回2/27)。《30年近く前bayfmでやっていたモダンチョキチョキズのラジオ番組で知った曲です。何年か後もしかしたらジャクソンファイブの曲がベースだったのかなと気付きました》。‘94発売。
♪モダンチョキチョキズ『エケセテネ』
ミ)さあ10時台はどんな感じですか。
スー)クイズ正解者がたくさんいまして、どの方にしようか迷うぐらいでした。良かった良かった。

【22:00代前半 スジノミクスからかけたかった曲へ^^;】
スー)こうやってますと、ウチの月曜日9の音粋リスナーの音楽通ぶり、と言いましょうか趣味の良さが判明してありがたいですね。
ミ)ここまで行けるんだ、と私達の知らない所まで辿り着けるのが楽しいですね。先程モダンチョキチョキズ『エケセテネ』かけたよと呟いたら、モダンチョキチョキズの公式アカウントがいいねを押してくれました。
スー)最近活動してらっしゃいますもんね。モダンチョキチョキズとして。
ミ)ミヤホさんがTwitterで《『エケセテネ』先週ライブで聞いたばっかりだ!》と。
スー)ライブもやって「リバーサルオーケストラ」ではビオラも弾いて(☆’23,1-3,15日本テレビ放送ドラマ。モダンチョキチョキズのメンバー濱田マリがビオラ奏者として出演。スージーさんお気に入りドラマ)あの方大変ですね、良く出てらっしゃいますね。朝ドラファンとしても何回も見ております。えー、と言うような方々がリスナーでありリクエスターですからね、今回のクイズのヒントは簡単だったみたいです。もう1回言いますけど1978年版松本隆が手掛けた二大“山手山の手”ディスコミュージック。
ミ)はい。
スー)1つは『東京ららばい』もう1つは?と言う事でした。『東京ららばい』は♪午前3時の山の手通り~っていうフレーズがあったんで、じゃもう1個”山手“というフレーズが入って来る曲は?という事で1回かけてるんです。もう、こんな感じ(※メールの束をバサバサ言わせる音)でたくさん正解者がいます。例えばmoonyさんいつもありがとうございます。《桜田淳子『リップスティック』ですね。自分がリクエストした曲なんで、すぐ分かりました》この方は《筒美京平のディスコ歌謡が聞きたいです『セクシー・バス・ストップ』(浅野ゆう子他)『未来』『センチメンタル』『シンデレラ・ハネムーン』(岩崎宏美)『ディスコ・レディー』(中原理恵)『にがい涙』(スリー・ディグリーズ)ばぁーっと上げて頂いています。その他、ラジオネームきんどーちゃんも、名前が当時っぽいですけどフフッ(☆’77-79週刊少年チャンピオン連載「マカロニほうれん荘」登場人物名)、キラキラ星さんは《私は桜田淳子大好きで『私の青い鳥』の衣装をマネしたくて親にベレー帽をねだって何とか買ってもらったのを思い出しました》
ミ)わあいいですね、こういう思い出。
スー)いいですね、ちょっとAMラジオっぽくていいですね。こういうの大好きですよ~エピソード。《リップスティックは“山手線”の語が出てたと思います》と。で、ステッカー当選者悩んだんですが、この方にしたいと思いますね。名前が縄文克也さん29歳!先程Twitterで《DJから“グッドリクエスター”と言われるような音楽通になってみたい。という事でどうかしてるリスナーに一歩でも近づきたくて松本隆歌詞山手線で検索しました》と。いいですよ。あり!あり!あり!デジタルトランスフォーメーションですからね。《検索に出て来た曲が桜田淳子『リップスティック』でした。試しに聞いてみると正にディスコのリズム》という事で縄文克也さんおめでとうございます。
ミ)いいんですよ、29歳なりの音楽の知識ぶつけて頂いて。我々の知らない曲いっぱい知っていて、既に音楽通ですから。
スー)ですですです。それでまあ、こういう番組を聞いてこういういろんな音楽変わった音楽も含めて昔あったんだなあというね、とにかく食わず嫌い無しで。あ、何かの記事で読みましたけれど、日本人っていうのは他の国に比べてサブスクは自分のプレイリストばっかり聞くと。チャートとかレコメンドとか無視してね。ファンダムって言いますけれど。そういう話から言うとこのデタラメ^^;デタラメって言葉悪いな、2時間の多様性!
ミ)デタラメ⁈
スー)ダイバーシティ、ダイヴァーシティ。
ミ)ハッハッハッ。
スー)ダイバーシティでコンプライアンスですよ。デジタルフォーメーションでリスキリングですよ。リスキリング・学び直し。
ミ)ハハッこの1年のカタカナを全部ハハ。
スー)縄文克也さんおめでとうございます。素敵なステッカーを差し上げたいと思います。’78のディスコを29歳が聞くと言うのもいい事じゃないですか。あなたは「“グッドリクエスター”と呼ばれるような音楽通になってみたい」と書きましたが、いえいえあなたは“グッドリップスティッカー”です。
♪桜田淳子『リップスティック』
スー)皆さん大好き『リップスティック』1回「日本ビクター特集」116回でかけたんですけれども、人気があるって事でしょうね。メールでずうとるびから始まるさん《ディスコ歌謡だと思います。筒美京平さんは作曲家としてはもちろんですが、編曲家としても本当に素晴らしい》と。’70代『魅せられて』(ジュディ・オング)位まではご自分で編曲なさってましたんでね。ちょっとある世代には頭ン中で“脳内コロッケ”が繁殖する曲ではございますけれども。
ミ)フフフフ。
スー)あとmoonyさん鳥羽さんからも貰いました。で、ずうとるびから始まるさんから、もう1通、ちょっとねぇ仕掛けっぽいメールが来ましてですね。
ミ)なんでしょう。
スー)《かつてレッドツェッペリンの『コミュニケイション・ブレイクダウン』というナンバーがありましたね。この曲は洋楽なので、ツェッペリンが苦手なバラカンさんのバラカニングを使わせて貰い、歌詞の中に「コミュニケイション・ブレイクダウン」のフレーズが出て来る佐野元春の『COMPLICATION SHAKEDOWN』をリクエストします》。ただこの《ツェッペリンが苦手なバラカンさん》って私ピーター・バラカンさんじゃないので、私ツェッペリン大好きなんですよ。さて、ここで豆知識バラカニングってなんだと。
ミ)ここで説明お願いしますよ。
スー)バラカン方式って言いまして、ピーター・バラカンさんはリクエストが来たらそれをズラしてかけるっていうのがあります。それをバラカン方式その動詞形でバラカニングと、フフッと言う風に言ったんです。この方は多分この文面から読むにやっぱり『コミュニケイション・ブレイクダウン』聞きたいんですよ。
ミ)好きなんですよね。
スー)ただピーター・バラカンさんに合わせて、泣く泣く放棄して佐野元春にズラしたんです自分で。
ミ)まあ洋楽だしねという事で。
スー)じゃあ、日本のバンドがやってる『コミュニケイション・ブレイクダウン』にバラカニングしたらいいんじゃないかと思ったんですよ。あっ!今日バラカニング禁止だっけ⁈♪ジャジャジャーン!(火サスのSE)
ミ・スー)ハハハッ。
スー)という事でございましてここは気をきかせて、敢えて『コミュニケイション・ブレイクダウン』邦楽のアーティスト、それもレッドツェッペリン『コミュニケイション・ブレイクダウン』が出てすぐ!1969年即座にゴールデンカップスがカバーしてますね。
ミ)大好きですねぇハハッゴールデンカップス。
スー)演奏聞いて下さい渋谷公会堂。あのベースで鳴らしたルイズルイス加部がここではギターを弾いています。ボーカルデイブ平尾のロバート・プラントっぷりっていうのを聞いて下さい。ピーター・バラカンさんはツェッペリン嫌いかもしれませんけれどフフッ、和製ツェッペリンがここまでのレベルだという事で、1969年アルバム「ザ・ゴールデン・カップス・リサイタル(東京渋谷公会堂)(Live)」から。
♪ザ・ゴールデン・カップス『コミュニケーイション・ブレイクダウン』
スー)フフッ凄いでしょ。
ミ)これはカッコいいですねえ。
スー)ハハッなんだろこれ、って。グループサウンズが退潮になって、火が段々消えつつあって。だからモップスとかゴールデンカップスとかって言うのは、もっと洋楽のロックに、生の洋楽みたいなものをその場で再現して行く体現して行くみたいな感じ。だからリアルタイムカバーなんですよね。
ミ)最後拍手が入ってましたけど、皆言葉を飲んじゃって手を叩くしかないような。
スー)(このアルバムは)A面が確かダン池田とニューブリード(※’69-日本のビックバンド)がバックに控えていて割と歌謡曲っぽいヒットメドレーなんですよ。でB面になったらこんな感じでザ・ロックみたいなんです。これね当時のGSの基本ルーティンで、一応お情け程度に歌謡曲っぽいのをやって、ジャズ喫茶とかのライブではガンガンこういういわゆるニューロックをやって行くという。今聞いたらまあね、レッドツェッペリンとは違いますけれども、ホントにリアルタイムで向こうのスピリットってのを感じますね。
ミ)張り合ってやろう!というのは伝わって来ましたね。
スー)フフッずうとるびから始まるさんも喜んで頂けたんじゃないかと。ミ)ハハハッいやぁどうかな。
スー)ハハッどうかな。是非聞いてみて下さい、これはサブスクには無いかもしれませんけれどアルバム「ザ・ゴールデン・カップス・リサイタル(東京渋谷公会堂)(Live)」です。(☆Spotify Amazonmusicには上がっている:筆者調べ)。パンミさんからね渋いリクエスト来たんですよ。
ミ)なんでしょう。
スー)あのね《カンレキ特集》、ここに目をつけるのかっていうイイ感じの還暦が2人来たんでちょっとかけてみたいと思ってるんです。
ミ)パンミさんが2人見つけたんですね。
スー)ですです。1つは1963年井上望、エド山口さん(※タレント俳優音楽家)の奥さんです今ねフッフッフッ。私エド山口さんのYouTubeたまに見てるんで右側に出て来るんですよ「わぁ井上望や!」って。還暦でございますよ。『ルフラン』と言う曲がありまして、憶えてらっしゃいますかね。’79っていうアイドル冬の時代。新人賞レースは桑江知子が取ったんですけどね。そん時井上望が確かスター誕生から出て来て。♪ル・フラ~ンル・フラ~ン何回もルフランっていうフレーズ繰り返す曲だなあって思ったら、ルフランって英語で言うリフレインで繰り返しって意味だったんです。
ミ)ハハハッ。
スー)パンミさんが《歌上手い。単なるアイドルで終わってしまうにはもったいなかった》と。もう1曲、石坂智子『ありがとう』。これねーかけようと思っててかけられなかったんだー。歌上手い懐かしい。「ただいま放課後」(※’80-81フジテレビ)っていうたのきんドラマの主題歌です。井上望『ルフラン』石坂智子『ありがとう』と言う曲、中ヒットくらいしました。両方とも還暦なんで両方かけたいと思いますけれども、『ルフラン』を聞いたらディスコだったんですよ。で、ちょうど海援隊の『JODAN JODAN』とほぼ同時期のディスコ。なのでちょっともしかしたらスジノミクスが入るかもしれません。パンミさんグッドリクエスター!
♪井上望『ルフラン』(☆ラスト近く♪J・O・D・A・N!と入る^^;)
石坂智子『ありがとう』
スー)いい曲だなぁぁ~作詞作曲伊藤薫という方。甲斐智枝美『スタア』とか欧陽菲菲『ラヴ・イズ・オーヴァー』が有名ですね。杏里『コットン気分』とか私好みのねキャッチーなメロディを書く方なんですよ。編曲は大村雅朗!ニューミュージック歌謡ですね。『ルフラン』はザ・歌謡曲でしたけれども、’79で時代が悪かったって感じもあります。今聞いたらカッコいいですね、歌も上手くて。
ミ)呟きで、るうなさん田んぼのカナリアさんが《井上望さんって『おはようスパンク』歌った人だ》1981年のアニメのテーマソングですね。これだったら私も知ってるんです。
スー)今その方が還暦近くなってどうなっているか、それはエド山口チャンネル見て頂ければ。ハハッ。私なんにも利害関係無いですけどね。ハハッ。ちょっとなんかスジノミクスも出て来ましたけど。
ミ)ハハハハッ。
スー)この曲が’79,5月で『JODAN JODAN』が7月なんです。’79の夏を味わうためにハハッ。『ルフラン』井上望と石坂智子がかけられて、私が嬉しいです。いいリクエストをありがとうございました。10時台後半はガンガンまだまだリクエストかけたいと思いまーす。

【ラスト・パート 短編小説とファンタジア】
スー)フフッいやぁしかし楽しいですね。
ミ)3ヶ月に1度のリクエスト特集ですからね。
スー)いろんな人がいろんなリクエストくれるのがいいですよね。次も来ましたよ。フフフッえーとね、薄いミントティーさん。SUPER CHIMPANZEE『クリといつまでも』ハハハハッ。あれ?SUPER CHIMPANZEEと言えば?
ミ)はい、私4/21(金) ライブハウスで代々木WOOFER で「SUPER珍盤ZEE」というイベントやりますので、ぜひチケットお求めください。そして元ネタはSUPER CHIMPANZEE。
スー)SUPER CHIMPANZEEは’90代前半に桑田佳祐さんが組んだユニットで、これは一応四国県人会特集ですね。
ミ)どこが引っかかって来るんですか?
スー)桑田佳祐ボーカル小林武史キーボード、ギターの小倉博和さん香川県出身。細い!引っかかった!あと、佐橋佳幸さんもいるんですけれども。ここはすいません、バラカニングに多くのリスナーも賛同してくれると思うんですけれど、クリといつまでも』よりカップリングの『北京のお嬢さん』でしょう。
ミ)どっちもどっちだよ!ハハッ!
スー)いやいや違う!違う!『北京のお嬢さん』はめっちゃカッコいいいですよ。
ミ)あ、ホントに?
スー)好みですけど、でもねぇ『北京のお嬢さん』ですよ、これはねホントにカッコいい曲です。
ミ)あ良かった良かった。
スー)『クリといつまでも』って何かと言いますと《ヘイねえちゃん種まけば夢 こんな僕に愛をちょうだい…ヘイねえちゃんちりぬるおへそ》みたいな歌詞ですよね。フフ。
ミ)『マンピーのG★SPOT』(サザンオールスターズ)よりも『ボディ・スペシャルⅡ』(同)よりもひどいヤツ。
スー)解釈分かれますから珍盤かもしれませんけれど、『北京のお嬢さん』はカッコよくって’90代前半ピークに向かおうとしている桑田佳祐のボーカルが、ノリにノリますんで。ちょっとバラカニングですが。
♪SUPER CHIMPANZEE『北京のお嬢さん』
スー)SUPER MONKEY’S(※’92-96日本の女性ダンスアイドルグループ)よりもSUPER CHIMPANZEEの方が前なんですよね。
ミ)カッコ良かったですね、ビックリですよ。
スー)一応どちらかというとA面は『クリといつまでも』だったんですけどね。ハハハ。
ミ)なんでー⁈
スー)でもねCMソングにも使われてて割とメジャーでしたよ。Cannonのカメラでしたね。次はフォーク系ですね。セルフカバーで有名になったもののメドレーを行きたいと思います。メール村ちゃんさんが日本テレビ特集で「昨日悲別で」っていう倉本聰のドラマ(※’84,3-6)があったらしいんですね、私見てなかったですけど。そこでかぐや姫版の『22才の別れ』がエンディングだったというリクエストでかけてみたいと思います。これねぇ、今若い方に『22才の別れ』っていう曲の意味を説明するのが難しいなと思うんですけど。’75の曲なんですけど、当時女性は早めに結婚すると。25才までに結婚するみたいな話があったんです。22才で恐らく彼と別れて手堅い人とお見合いして結婚する、みたいな話なんですよ。だから22才っていうのは意味があって17才から22才まで付き合ってたって曲、悲しい曲なんですけどね。風(※’75-‘79かぐや姫の伊勢正三と猫の大久保一久のフォークデュオ)のバージョンが有名なんですけど、かぐや姫のが使われていたようなんでそれをかけます。
もう1曲、Twitterキタさん。A面ラスト曲特集でさだまさし『サナトリウム』っていうイイ感じのサゲがある曲をかけましたけど、その流れで『フレディもしくは三教街-ロシア租界にて-』って曲がありまして。ちょっとさだまさしバージョン長いのでオリジナルのグレープ(※’72-76さだまさしと吉田正美フォークデュオ)バージョンで行きたいんです。これ説明が要りますね。ハンカオ(漢口)っていう場所が出て来るんですがこれは中国の地名です。そこに戦前(※1958天津条約)に租界、居留地ですね。イギリス・ドイツ・フランス・ロシア・日本が居留する場所があった。三教街っていうのはどうもロシア正教ユダヤ教キリスト教三つの教えを持つ街という別名。アヘン戦争があって中国にいろんな外国から人が来て、いろんな国の人が肩寄せ合って仲睦まじくおしゃれな街を作ってた。そういう所でフレディっていう人と日本人が知り合うって曲なんですよね。フレディというヨーロッパの方かなその方と日本人が戦前の中国で恋をするんです。私も知らなかったんですけれども、アメリカ軍が中国本土を空襲したんですよね。ハンカオ(漢口)の大空襲ってのがあってそして…という話なんですよね。これは悲しい悲劇的な結末なんですけど、さださんの、最後の最後でスッゴク盛り上がる物語を作るという腕が冴えてる曲ですね。それぞれオリジナルです。
♪かぐや姫『22才の別れ』♪グレープ『フレディもしくは三教街-ロシア租界にて-』
スー)先程のキタさんは《こちらの曲も短編小説のようなラストが待っています》待ってました。発音難しいですね標準語だと、租⤴界じゃなくて租⤵界かな。戦前の中国のそういう所を舞台にした曲でございました。さていよいよ最後の曲でございますね。ホント楽しかったですね。
ミ)ええ。
スー)メールmoonyさん《NOKKO『人魚』編曲が素晴らしい》あ!さっきのグレープの曲編曲服部克久ですね、管楽器が凄かった。MoonyさんがNOKKOの人魚、人魚のNOKKOじゃなくってね。
ミ)フフフッ。
スー)《編曲アレンジが素晴らしいと思います。正に鄭東和&清水信之》なぜこの曲を選んだかって言うとアレンジもいいんですが、NOKKOさん今年還暦です。2枚抜きでございます。これね最高位2位なんですよね。その日のチャート調べたんですよ。5位『愛が生まれた日』(大内義昭と藤谷美和子)4位『君だけを見ていた』(To Be Continued)3位『ア・ブラ・カダ・ブラ』(米米CLUB)そして1位が、『IT’A ONLY LOVE』福永雅治。2位だったんですよねーこの名曲が。いやぁもうこれぞアレンジという感じでございまして、清水信之さんと鄭東和さんの連名になってますけど、作曲はもちろん筒美京平でございますね。もうホントに’90代のアレンジ界の最高峰と言っていいでしょう。平成ニッポン版ディズニーファンタジアの味わいです。
♪NOKKO『人魚』
スー)いやぁ楽しかったですねえ。リクエスターの皆さんありがとうございました。ジャンジャン送って来て下さいね。全部目を通しております。さて来週は、という事は新年度に行きますね。
ミ)ありがとうございます。4年目突入。
スー)ありがとうございます。皆々様のおかげでございますね。ペースを変えずにテーマも変えずに来週は《東京23区ウォ―カー》この切口続けますね。
ミ)フフフッ。
スー)東京23区にちなんだ歌手やバンド・楽曲を取り上げて行くという事で、さあ23区全部行くことができるでしょうか。
ミ)今日で16曲ですから23曲かけるのは中々難しいですよ。フルコーラスですから。
スー)難しい、無理でしょう。でもできるだけ多く行きたいと思いますね。では新年度へという事でクレジットを読み上げたいとい思います。(※急に女性声になる^^;)「bayfm9の音粋お相手はアシスタントディレクター岡部イサコ入学おめでとうございます・ミキサーミツヤマさん入社おめでとうございます・ディレクター浜野ツトムさん専大松戸ベスト8おめでとうございます・そしてプロデューサー西宮ヒロキさん千葉ロッテマリーンズ2023年シリーズパシフィックリーグ優勝おめでとうございまーす(SE:盛大な拍手)」ミ)スージーさん毎年言ってる気がするなハハ。
スー)ハハ途中までは現実、最後願望。
スー・ミ)新年度も楽しくやって行きたいと思います。ありがとうございました。
===終了===
★みにょん:
「リスナーの“音楽通”ぶり、趣味の良さがありがたい」と言われると、肩身が狭い末端リスナーです。リクエスト特集と言ってリスナーから寄せられたリクエストを見ながらも、DJ2人が「これ推し!」を選曲し「モアミュージック・モアトーク」いつものスタンス。知ってる曲知らない曲を聞いて楽しみ、楽しんでまた聞き直す。番組4年目突入サイコーです‼若者にもあまねく聞いて読んでいただいたいと毎週注※が多くなってます^^;

☆来週(4/3) 《東京23区ウォ―カー特集》東京23区にちなんだ歌手やバンド・楽曲を取り上げて行く。
☆番組特製ステッカープレゼント:シェア大賞・コージレノンさん なぞかけ大賞・10号さん

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