社会人1年目カラオケおんちっちでブルーハーツ熱唱した日本一のかっとび男DJとドリカム『時間旅行』でノストラダムスの大予言が怖くなくなった10歳だったDJ2人の音楽トーク番組。bayfm9の音粋（＃キュウオン）月曜日。2022,10,31「キラキラギラギラ1990年特集」タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい！ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木（スー）ミラッキ大村（ミ）

スー）10月31日でございます。末日ハロウィンという事で、見えませんが私は米米CLUBのジェームス小野田の恰好でお届けしてまいります、スージー鈴木でございます。そして、どんな格好してますか？
ミ）ただただパーカーですよ、スージーさんもただただボーダーですよね。ミラッキ大村です。
スー）ハハハッ。米米CLUB『浪漫飛行』が大ヒットした1990年。前回の《テレビ朝日特集》とガラッと変わりまして今回は《キラキラギラギラ1990年特集》ここ最近32年ぶりの1＄\150台というニュースがありましたけど、あれはこの平成2年1990年の話でございます。
ミ）そうですよね。同じ円安でもちょっと事情は違いますが。
スー）あ、ちょっと喋りにくいからジェームス小野田の被り物脱ぎますね。よっこらしょ。という訳で今日はミラッキさん回なんで、ミラッキさん、もう好き放題喋って下さい。
ミ）スージーさんは当時の実感を。
スー）はい私は当時のリアルな空気を、東京の空気をお届けします。
ミ）そうなんです、平成2年私は10歳なので、実際大人がどんな事で盛り上がっていたのか知らないんです。
スー）私は社会人1年目！
ミ）お願いしますよ。’89年末に日経平均株価最高値を記録して始まった’90。ま、いろいろあっても世の中はキラキラギラギラしていたんじゃないかと。やひこ・かくださんは《当時、横浜で大学生だった自分の実感。みんなキラキラもギラギラもしていない、という印象だ》
スー）あ、それもあるんですよ。裏90年と言いましょうか。バブルに関係ない若者はいるかもしれない。
【ガールズバンド・アニメ・イカ天】
ミ）そうですね、時代は勝手にキラキラギラギラしていたかもしれませんが。働いている大人はちょっと状況が違ったかもしれません。まずはガールズバンド。ガールズバンドという呼び名が当時あったのか。
スー）あ、無くはなかったんじゃないですか。

☆‘89⇒SHOW-YA『限界LOVERS』プリンセスプリンセス『Diamonds』『世界でいちばん熱い夏』から続くガールズバンドが躍進。三宅裕司「いかすバンド天国」出場して人気。スージーさん「プリプリより色っぽかった」フジテレビ系ドラマ「キモチいい恋したい」主題歌。1,2曲目とも嘉門達夫の荒井注ネタ。
♪PINK SAPPHIRE『P.S.I LOVE YOU』♪GO・BANG’S『あいにきてI・NEED YOU』
☆アニメソング
♪今井美樹『雨にキッスの花束を』「YAWARA」2代目オープニングテーマ♪徳永英明『夢を信じて』「ドラゴンクエスト」初代エンディングテーマ
ミ）10時台1曲目クイズのヒント3つ。その1⇒プッツン５！鶴ちゃんだ！その２⇒♪お化けのロックン・ロールその３⇒肩凝ったなあ、これなんか貼らないとなあ。はい、このヒントでわかったでしょうか‘90年の曲です。
スー）ハハハッ。難しいなあ。正解が1人以上いないと、この企画無くなりますよ。ハハ。
☆【告知タイム】いよいよ来週金曜に迫りました！スージー鈴木×藤田太郎、略して「スジ太郎」の’80年代を“美爆音”で聞くイベント。11/11南青山BAROOM。 月9のスタッフ軍団も、もしかしたらミラッキさんも来るかも⁉会場のみチケット、残り10席足らず。お早めに。

【スージー・パート　レーザーカラオケとスッゲー中森明菜】
スー）バブルの最中の広告代理店に入りました社会人1年目です。丸の内のビジネスマン、体重50キロ24歳。バブルっていうのは体育会系の雰囲気の中でこき使われて、かなり良くないんですよ。だから憂さ晴らしはレーザーカラオケ。まだ通信ないんですよ。
ミ）はあー。
スー）でね、バブルの広告代理店ですから“サブカル性”っていうのが、あんまり流行しなくてね。(スージーさん自身の)サブカル性を隠しながら、それでも阿佐ヶ谷駅前のゴールド街で買ったCD達。今日は30分なんで私の好きな曲をかけようと思います。
ミ）お願いします。
スー）私にとって1990年ていうのは、まずこの曲ですね。5/９発売されました、桐島かれん。1年前’89にサディスティック・ミカバンドのボーカルを務めた桐島かれんのデビュー曲ですね。作・編曲が佐橋佳幸です。キラキラギラギラしてる‘90なんですけど、言い方変えると、フツーのシンプルなポップスが無くなって行くタイミングのような気もするんですよ。大瀧詠一の産湯に浸かった人間としては、ちょっと音楽性変わって来るな、っていう感じもあったんです。でもこの『Traveling Girl』って言う曲。ナイアガラであるとか、ちょっと洋楽の’60代ポップスとか好きだった体重50キロ24歳会社員1年目は、こういう曲にかなり救われた感じがしますね。
ミ）なるほどなあ。
スー）今日もう1回、世に問いたいと思います。
♪桐島かれん『Traveling Girl』
スー）メールくろねこさん《今晩は、ドラマ「キモチいい恋したい」はTMの宇都宮さんが出ていたのでめちゃめちゃ見てました。懐かしい》「医者、弁護士、ヤンエグ！」「医者、弁護士、ヤンエグ！」って言ってましたね。安田成美と田中美佐子と、誰やったかな。ハハ。
ミ）ヤンエグ…。
スー）女性3人が出て来て、理想の男性の条件を言った。確か宇都宮さんもヤンエグの役だった。
ミ）ヤンエグ、スージーさんこれ解説必要だと思いますよ。
スー）ヤンエグ！ヤンエグですよねえ！ヤンエグ！ハハハッ。
ミ）ハハッ！ディレクターと頷き合うだけじゃダメですよ。
スー）ハハハッ。ヤングエグゼクティブ、略してヤンエグ。
ミ）ですよね、ただ言われても、まだよくわからないと思うんです。
スー）じゃあもう、死語ですね。
ミ）死語だと思うんです。
スー）是非検索してみて下さい。検索でも出て来ないかもしれませんけれど。フフッ。あと「医者、弁護士、ヤンエグ」ってのは、階層が違うんですよ。職業名とヤンエグっていう表現が入ってますからね。ヤングエグゼクティブ、略してヤンエグと喋るのが、トレンディだったんです。
ミ）アハ！出たトレンディ！ハハハハハッ。
スー）戻りますよ。バンドブームの年でした。’89-90イカ天が一気に来た、あの番組めっちゃ短いんですよね。バンドブームの年だったんですけれども、意識的な音楽ファンはバンドブームをちょっと斜めから見てるという感じがありました。そん中で、バンドブームどこ吹く風という、別格的な存在感を持っていたバンドがいた。今思い出すと、そういう曲が印象強いなという感じがして参ります。1曲目はRCサクセション『I LIKE YOU』。この年に発売された「Baby a Go Go」っていうアルバムが良かったんですよ。一般的にはRC=’80代が全盛期というふうになるんですけれども、「Baby a Go Go」は音が凄くシンプルで、忌野清志郎のボーカルがあんまりエコーがかかってない。’80代後半のRCって割とエコーが深かったんで忌野清志郎の声の迫力みたいなのが、正直、伝わりにくかったかな。そう思ったのは、このアルバム以降‘90代以降、ソロの忌野清志郎が、スッゴク生な声で「こんなエエ声やったんや！」という感じはありましたね。このアルバム「Baby a Go Go」からシングルカットされたのが『I LIKE YOU』。メンバーも大幅に変わりまして今聞いたらスッゴクいいなあと思ったので、かけたいと思います。あと！やっぱねブルーハーツでございますよ。
ミ）’90のブルーハーツ。
スー）はい。話すと長くなるんで、非常に簡単にかいつまんで話しますと、会社員1年目の私の“心の友”ですね。はい。これはまたいつか「朝まで生ブルーハーツ」の話を5時間くらい、bayfmの特番でしたいと思うんですけれど。
ミ）ハハほぉー凄い。5時間できる自信ないなあ。
スー）ハハハッ。いや、全曲かけても5時間行かないですよ。‘90のブルーハーツと言えば『情熱の薔薇』のスーパー大ヒットでございますね。青いジャケットのアルバム「BUST WASTE HIP」がめっちゃ売れたんですね。これもサウンドが良くって。やっぱりファーストアルバムのイメージが強いんですけれど、サウンド的に一番高まってるのはもしかしたらこのアルバムかもしれません。これもアルバム1曲目行きましょう。『イメージ』って言う真島昌利の曲があります。こっれがまた、90年代っぽい歌詞がありまして。RCとブルーハーツがバンドブームから首一つ二つ抜け出して、別格的な、バンドブームとは違う存在感を示した感じがします。
♪RCサクセション『I LIKE YOU』♪THE BLUE HEARTS『イメージ』
スー）メール《小金井市ロニー白石と申します。Twitter見ていて発見しました。59歳なので歳くっていますが、楽しめる番組です》ありがとうございます。
ミ）ありがとうございます。
スー）《邦楽だけの番組なのでしょうか。プログレッシブロックやハードロックは特集しないんですかね》うーん、最近ちょっと洋楽がかかるハハッ。ミ）僕は邦楽だけの番組、と言って行きますよ~。
スー）《BS12も見てます》(☆BS12「カセットテープミュージック」日曜21:00スージー鈴木×マキタスポーツが主に‘70年代～’90年代の邦楽をかけてわちゃわちゃいう番組。’91,9に一旦終了したが、‘22,11/6から再始動⇒その記事が’22,11,4毎日新聞夕刊1面に掲載された！)ありがとうございます。
最後ですが、僕は当時この人あんまり聞いてなかったんですが、今すっごく話題なので改めて聞いたら、いい曲だなあと。いろんな事学んで来るんですけれど。中森明菜『水に挿した花』という曲がありまして、オリコン1位取ってるんですよ。で、中森明菜はとにかくずっとオリコン1位続いてて、ヒットしてるんですよ。ただ、今紅白も含めてめっちゃ中森明菜が語られています。僕もたまにインタビュー受けるんですけど、やっぱり『少女A』とか『DESIRE』とかいくつかの曲に限られてる。’80代後半の『fin』とか『I MISSED THE SHOCK』とかの、シティポップとは違う、でも都会的なアーバン歌謡みたいな感じのモノっていうのはもっと再評価されてもいいと思います。たださっきの清志郎のボーカルと同じで、ややエコーが深いんで、中森明菜の歌の迫力みたいなモノが、今となってはちょっと掴みにくい感じもするんです。その辺を差し引いても、これ、名曲だなあ！と思いました。バラードきりんさんからリクエスト貰ってました。オリコン1位も取ってます。‘80代後半から’90代のかなりアーバンな、そして噂に聞くと中森明菜がかなりサウンドプロデュース全体に意見してて、確固たる美意識で作った曲というのは、もう一回世に問われてもいいのかなと思います。皆さんはご存知かもしれませんけど、私は“松田聖子派”だったんで(この中森明菜は)発見だったんです。この『水に挿した花』という3拍子の、まあ上品な花ですわ、是非聞いて頂きたいと思います。中森明菜スッゲーな、って感じですね。
♪中森明菜『水に挿した花』
スー）会社で疲れて深夜帰って来て、たまに休日に阿佐ヶ谷のゴールド街でCDを買って、井荻という所に出来ましたカラオケボックス「おんちっち」で、こういう『イメージ』とか『I LIKE YOU』とか歌うんですよね。以上、24歳でございました。
ミ）ウソみたいなカラオケボックスの名前ですね。ハハッ。
スー）新宿のテアトルのトコで『壊れかけのRadio』歌って、めっちゃ音ハズして「お前の歌が壊れてんだよ！」って怒られました。
ミ）ハハハハッ。
スー）ヤな時代だなハハッ。
ミ）イロイカさん当時京都で大学生という事で《‘90はバブル崩壊前夜。プールバーが潰れた空き地等に、文字通りコンテナを並べただけのカラオケボックス》。
スー）そうそうそう。カラオケボックスは元々ボックスなんですよ。
ミ）《カラオケボックスが雨後の筍のように増えていた時代でしたね》
スー）そういう意味では「おんちっち」はカラオケルームですね。今はカラオケルームをボックスって言ってますけどね。通信カラオケは’92ですって。それでガラっと変わりますね。

【22:00前半 ゾロ目3連発】
ミ）1曲目、CMソングです。ピップエレキバンのCMソング。出演は片岡鶴太郎さん樹木希林さん。酒場で飲んでる鶴太郎さんが、家で帰りを待ってる奥さんなんでしょうね、樹木希林さんを思い浮かべて、お店に戻ってもう一杯飲むっていうCM。そこで樹木希林さんが掲げるのがピップエレキバン。
スー）え、それに流れていたCMソングは？
ミ）正解たくさんですね。Twitterわらじさんジャス39さんジョン・ゲダツキーさん恋するカキちゃんさんポリープゆうぢさんもも吉さんハタケさん…(メールも多数)
スー）どうかしてるなぁこの番組のリスナー…。
ミ）正解は日吉ミミ『北風ぴゅうぴゅう』。
スー）よくわかりましたね。私はわかんなかったですよ。
ミ）サイン入り番組ステッカー当選はLANIさんに。
♪日吉ミミ『北風ぴゅうぴゅう』
スー）フルでかかりましたね。日吉ミミがかかる番組は中々ないですよ。ミ）えアレッ⁉ハハッ。
スー）私この前、かけてました！ハハッ。すいません『世迷い言』。
ミ）『世迷い言』かかった時に、私’90特集でこの曲かけようって決めたんです。聞いてみてスージーさんどうですか？ピンと来ました？
スー）ハハハッ、いやああんまり。もしかしたら、めっちゃ残業してたんでTVとか見てなかったかもしれません。
ミ）そういう事か！当時の小学生の方がTV大好きで見てますからね。当時のCMだけでいくらでも語れるなあと。

☆発売日ゾロ目3連発。スー）バリエーションに富んでいる。
☆初代グランド・イカ天キング5週連続勝ち抜き。今いないボーカル。♪FLYING KIDS『幸せであるように』
☆3代目グランド・イカ天キング
♪たま『さよなら人類』
☆’96ミラッキさん高校生で出会ったアルバム「CAMERA TALK」で一番好きな曲
♪フリッパーズ・ギター『青春はいちどだけ』
☆アルバム1位シングル1位
♪BUCK-TICK『悪の華』
ミ）最後のゾーンは時間を超えた永遠を信じたくなる、(※囁くように)あの歌から。
スー）FMみたい。

【ラスト・パート】
ミ）ここで、ドリームズカムトゥルー行きたいと思います。3枚目のアルバム「WONDER３」私ここから何曲かけてるでしょうね。
スー）また、きっくんさんに調べてもらおうという、ハハハ。(※月９“公式記録員”リスナーさん)。
☆2012年にあった金環食。吉田美和は90年に歌っていた話題性。
♪ドリームズカムトゥルー『時間旅行』
ミ）もう一回イカ天ですがBIGINの登場は、スージーさんどうでしたか？
スー）いわゆるバンドブームのパッキパキのイメージだったイカ天の中で、ちょっとずらして来たなっていう。またそれでイカ天も延命した感じもするんですが、イカ天が幅広くなった感じがしましたね。審査員からかなり絶賛された記憶がありますねえ。
♪BIGIN『恋しくて』
☆今年は本土復帰50年。沖縄の歴史に目を向けて欲しい。おおたか静流さん今年9月没。
♪おおたか静流『花～すべての人の心に花を～』
＝＝＝終了＝＝＝

み★10歳だったミラッキさん3/4選曲回。スージーさんは社会人1年目の“心の友”だった曲を紹介。ガールズバンド、アニメ、バンドブーム別格はRCとブルーハーツ。改めて中森明菜スッゲー！イカ天、ドリームズカムトゥルー、沖縄。DJ2人が好きな曲、‘90のバラエティに富んだ良曲に浸れる時間でした。

☆来週(11/7)《オリコン最高11位特集》惜しくもベスト10に入らなかった曲。スージーさん「あんまりなかったです。洋楽多め(笑)」ミラッキさん「ありますよー邦楽」（笑）
☆番組ステッカープレゼント：シェア大賞DKさん　なぞかけ大賞バラードきりんさん