タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「法政大学特集」2024,2,26つまみ聞き

《年をとろう 風のように軽やかに そして楽しいことを》しているDJと放送作家プロのラジオマンでも残り時間を読み間違えて逆ギレ気味になる^^;DJ2人の音楽トーク番組。bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2024,2,26《法政大学特集》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)2月26日第204回でございますスージー鈴木「Think different」(‘97Apple Computer広告スローガン)、そして。
ミ)ミラッキ大村です。
スー)2月26日ですよ、これ国民の休日にした方がいい大物のいろんな方が生まれてる日ですね。ロックの神様・桑田佳祐、サッカーの神様・三浦知良、芸術の神様・岡本太郎、野球の神様・初芝清ということで2・26。
ミ)ハハッ。オチみたいに言わないで下さいよ。
スー)ハハハッ。《法政大学特集》という事で、岡本太郎と並ぶ日本三大太郎の1人藤田太郎さん(9の音粋水曜DJ)の出身校ですね。あと麻生太郎、4位が山本太郎とフハハッ。
ミ)おー。藤田太郎の後に続くんですねフハハッ。
スー)フフッ今日ね曲が短いんで余裕がありますから、ゆっくり喋っております。これまで早稲田大学、青学、立教、関西私立大学、国立大学、明治大学と(特集を)やってまして、まだやってなかったんですよ法政大学。これで東京六大学は慶応を除いてほぼ制覇ですね。
ミ)ですねえ。
スー)調べたらねぇ、慶応なんてあまりにも多いんで一番選曲簡単なんじゃないかと思いまして、学部別にできるんじゃないかと。慶応文学部特集とかね。
ミ)ええーー。
スー)これ終ったら次ね、東都大学リーグですよ。日大、あ!ミッラキさんの中央大、亜細亜大とかに展開してくんじゃないかと思っております。そう言えばメールが来ております。先週取り上げました受験生、スピッツのリクエストした、ねるこちゃん(SEハジケ子ちゃーん!)。メールにいろいろ書いてあって《最後になりましたが、今回のテーマに取り上げる法政大学文学部心理学科に合格しました》おめでとうございます!
ミ)おめでとうございます!
スー)という訳で9の音粋月曜日を聞くと受験に受かるという事でございまして。あと安産に効きますね。(^^;)
ミ)フフッ。
スー)今日は《法政大学特集》でございます。1番メールが多かったこれはまだかけてなかったんですね。バラードきりんっ子ちゃーん!よいち子ちゃーん!『飛んでイスタンブール』庄野真代。あのネ出身大学とか学部とかって言うのは中々公的な資料が無いのでWikipediaでやってますので、間違いがあったらすみません。庄野真代さん45歳で法政大学生となり、卒業した人間環境学部の非常勤講師もやってらっしゃったという、非常に法政大学なシンガーでございます。私の新刊「弱い者(もん)らが夕暮れて、さらに弱い者(もん)叩きよる」(※’24,2,1発売ブックマン社)の中でも、一番ハードな内容の章のタイトルが「飛んでイスタンブール」でございますね。’78,4発売たくさんの方から予想リクエスト貰いました。という訳で『飛んでイスタンブール』庄野真代子ちゃーん!
♪庄野真代『飛んでイスタンブール』
スー)いいですねえ。流行ったんですよ’78,4,1。私が小学校6年生になった日ですね。ラジオから流れて歌詞に「性懲りもなく」っていうフレーズこれで知りましたねぇ。「性懲りもなく」「ジタンの空箱」「ジタン」ってなんだろ。♪飛んでイスタンブール 叶わないのがルール。ウチのおかんが「これはね“韻を踏む”って言うねや」ってハハハハッ。
ミ)あ、凄いお母さん素敵だわ。
スー)この2年後に4/1と言えば『裸足の季節』松田聖子、“4/1ヒット曲”。7年後にこの作詞ちあき哲也・作曲筒美京平・編曲船山基紀で、少年隊『仮面舞踏会』。
ミ)はぁー。
スー)フフッいいなあ短い曲だとゆっくり喋れますね。いっつも早口だ聞き取りづらいと言われますんで。ゆっくりと話してみたいと思います。そんな中、2曲続けて行くんですけれども法政大学略して法大女子。なんと東大阪から(☆スージーさんは東大阪出身。新刊の舞台でもある)法政大学に進学した方がいます。言うまでもありません”東大阪三大音楽人“の1人高畑充希ちゃーん!河島英五・高畑充希・スージー鈴木。
ミ)ハッハッハッハッ。
スー)”東大阪三大音楽人“4位がつんく。
ミ)アハッ!なんで⁈
スー)もうこの方(高畑充希)は歌が上手くって、様々なカバーをしていらっしゃるんですが、日本テレビ系ドラマ「Q10(キュート)」(※’10,10-12)というのがあったらしくて、そん中で彼女が、はしだのりひことシューベルツの代表曲『風』(‘69)を歌ってます。ミラッキさんに今日お持ちしたのはですね、これねアレンジとギターが高野寛。
ミ)わあ!
スー)ヒロシ&ミツキでお届けしたいと思いますね。ご年配の方も知ってる曲を高畑充希が歌っております。一応ドラマの中の役名河合恵美子という名義でもクレジットされていますが、高畑充希でございます。
続いて、“あまりラジオでかかンないんだけれども名曲”というのを、これから“スーパーひとしクン”として出したいと思うんですね。これ今日のスーパーひとしクン。ンフッ浜野さん(※本番組ディレクター)なら知ってるかな?「たみちゃん」っていう番組がテレビ朝日でありましてね(’84-’85)。欽ちゃん(萩本欽一)系の番組なんですけど、途中から「たみちゃん」という番組になりまして、その番組に出ていた野咲たみこという人が1曲だけシングル出してんですよ。それが『うさぎ』っていう曲でね、これが谷山浩子作詞作曲でムーンライダーズ岡田徹が編曲で、めっちゃ今聞いたらイイ曲なんですよ。ウチにシングル盤があったんで、法政大学のべっぴんさん2曲メドレーで行きたいと思います。
♪高畑充希『風』
♪野咲たみこ『うさぎ』
スー)いいでしょう~。
ミ)いいですね、これは今までラジオで聞いた事ないですね。
スー)そんなにマニアックではないんですけれど、欽ちゃん系の番組でイモ欽トリオ・風見慎吾『僕笑っちゃいます』そしてこの野咲たみこ、全部フォーライフレコード。欽ちゃんと言えばフォーライフ、法政大学のテストには出ません。
ミ)フフフッ。
スー)そして島倉千代子ちゃーんは法政ではないんですけれども、作詞家中山大三郎が法政大学のようです。フフッだから何なんだって話なんですけど。
ミ)ああそうですか。
スー)中山大三郎という人、私は詳しくないんですけれども彼の代表作と言えば『人生いろいろ』島倉千代子、今日はそれをかけたいんです。ポップス系の番組で演歌っぽい曲をかけるのに抵抗感がある方もいるかもしれませんけれど、演歌嫌いの方は是非サウンドに注目して下さい。
ミ)はい。
スー)サウンドに注目すると、聞きようによっては細野晴臣が’83ぐらいにプロデュ―スしたような“テクノ歌謡”に聞こえますフフッ。あと’87ですから、テレサ・テン『別れの予感』と並ぶ“ニューミュージック演歌”と言えなくもないんで、そういうちょっと斜めから聞いて頂くと面白いかもしれません。つうかぁ隊もも吉さんmoonyさんからも、さすが!予想リクエスト貰っておりました。
♪島倉千代子『人生いろいろ』
スー)なんかシニアを元気づけるような歌詞じゃないですか。調べたらこの曲歌った時の島倉千代子は49歳。若いんですよ!フフフフッ。
ミ)作ったのはハマクラさんでしたっけ?
スー)はい、これ浜口庫之助ですね。「はいすくーる落書」(※TBS’89,1-3)ってドラマがあるんですけれど、忘れられないシーンがあるんですよ。伊東四朗と所ジョージがドラマん中でこの曲歌うんです。♪女だ~ってい~ろいろいろ咲き乱れ「“るの”はどこ行ったんだ⁈」って言うんですよ。“いろ”が1個多いっていう。
ミ)ハハハッ。
スー)10時台1曲目クイズでございます。今回もTwitter・Xに動画ポストでヒント出題します、すみません。私がピアノで弾いてる曲の作詞家を当てて下さい。#キュウオンで今ポストしました。このピアノで弾いてる曲を作詞したのは誰かというのを当てて下さい。当たったらステッカーが貰えます。
メール来てます松戸市キャプテン・Kさんありがとうございます《たみちゃんの『うさぎ』私も好きです。今でもたまーに口ずさむことがあります、谷山浩子さん作だったんですね》
私もね、たまーに口ずさみますね。たみちゃんを世に問えて良かった。これひとしクン没収じゃないですよね大丈夫ですよね。
ミ)これはいいですよね。

【ミラッキ・ゾーン】
スー)ここからは末次民夫(※新名・利光プロ野球選手’65-‘77巨人)を生んだ中央大学出身、ミラッキ大村さんの選曲です。
ミ)阿部慎之助(※今シーズンから巨人監督)もそうですね。私の1曲目はスージーさんの大好きなグループサウンズです。
スー)来たパチパチパチ。回して下さいよ私に、デイサービスみたいなもんですからね。シニアの介護ですからよろしくお願いしますハハッ。
ミ)そうは言ってもスージーさんの生まれた年の曲ですからね’66,12発売のシングル。
☆『何処へ』B面。ジャッキー吉川法政大第一中学・第一高校から法政大学。一瞬だけメジャーになる曲。作曲すぎやまこういち
♪ジャッキー吉川とブルー・コメッツ『センチメンタル・シティ』
☆作詞家有馬三恵子法政大学「それ行けカープ」の作詞もしている。
♪南沙織『17才』
スー)女性アイドルの曲を女性作詞家が書いてるのは大きいと思うんです。この曲女性作詞家って感じがするんだなあ。
☆’06アルバム「はじめてのやのあきこ」上原ひろみ法政大学中退。
♪矢野顕子with上原ひろみ『そのアイロンに告ぐ』
スー)こんだけピアノ弾けたら楽しいだろうなぁ。さっきの(クイズヒント)私のピアノの下手くそな事、同じ楽器でも可哀そうだな、あ、すみません独り言です。あんだけ思うように手が動いたらピアノってどういう風に見えんのかなって。鍵盤を押すって感じじゃないんだと思うんですよね、息吸って吐くような感じなんじゃないかと思うんですよね。
☆TEE法政大学時代通算6度ボクシングで国体出場経験。’10radikoが始まり、それで広がったヒットソング。
♪TEE『ベイビー・アイラブユー』
☆40歳で法政大学大学院入学。’86発売。
♪菊池桃子『Say Yes!』

【22:00時台前半 年をとるとわかる】
【告知タイム】
△スージーさん:3/9「〈きゅんメロ〉の法則」出版記念スージーさんトークショー神保町書泉グランデ。DJ:Gewnkyさんによる「きゅんメロだけつないだ30曲・6分超ミックス」聞くと恍惚となる^^;笑いながら泣けて来る世界。
△3/27スージー鈴木レコード研究室「東芝EMIニューミュージックナイト」青山BAROOMユーミン・チューリップ・アリスを美爆音で。
△ミッラキさん3/30(土) 代々木WOOFERイベントWOOFER・HPより
スー)メール札幌ストリングスさんありがとうございます《スージーさんからよくこれはEmとかG7とかコードの話が出て来る。先日たまたまTwitter・Xで音大を出て、クラッシック畑で活動してるプロの管楽器奏者の方がポップスの現場に行って「コードもわかんねえのかよ」と怒られた「音大出てるのに」》と。確かに私もオーケストラやってましたけれど、クラッシック界ではGmとか言わないんですよね。
ミ)あ、そうなんですか。
スー)コードでやるのは確か“バークリーメソッド”とか言って、クラッシック界では全然使わない。ジャズとかポップスだけの話なんですよね。
ミ)はあー。
スー)《ところでスージーさんは専門的な知識をどのように習得されたのでしょうか》いや、別に独学、「学」という程の事でもないんですけど。その入口みたいな事はさっきの新刊「〈きゅんメロ〉の法則」(リットーミュージック)に書いてるんですけど。本当にコードネームの理論って、めっちゃくちゃ分かりやすいんですよ。そのメカニズムを本で書いてますんで、簡単なモンなんで。そんな“学ぶ”とかっていうレベルの話じゃないですよ。息を吸って吐くくらいでコード理論わかりますから、私の本を読めば。よろしくお願いします。
クイズ3通の正解が来ました。のっぽさんジャレド・アメジストさんポリープゆうぢさんありがとうございます。さっきの私のへったくそなピアノで弾いたのは沢田研二『恋のバッド・チューニング』でございます。作詞家は糸居重里。私世代の法政大学と言いますと糸井重里の名が浮かんで来るんですけれども。『TOKIO』(‘80沢田研二)でよく語られますけど、『TOKIO』と同じ作詞糸井重里・作曲加瀬邦彦・編曲後藤次利と。正解者3人の方から(ステッカー当選)誰にしようかと思ったんですけど、パッと見て、のっぽさん。この方宮城県柴田郡ってなってて、僕ね宮城県柴田郡出身の柴田さん知ってるんですよ。
ミ)ハハハハッ。
スー)で、多分この宮城県柴田郡というのは小坂誠(※千葉ロッテマリーンズコーチ’18-‘23)の出身高校、柴田高校がある所だと思うんですよハハッ。という訳で宮城県柴田郡ののっぽさんステッカーおめでとうございます!『恋のバッド・チューニング』予想リクエストはブルートパーズさんすれからしさんから来ておりました。糸井重里が作詞家として世に出たのは『TOKIO』で、そっから’80代前半、時代の寵児になる訳ですよね。糸井重里がいなければ夜も(日も)明けないという感じになります『TOKIO』『恋のバッド・チューニング』。『恋のバッド・チューニング』今聞いたら中々いい曲だったんで。
ミ)いい曲ですよ!私大好きですよ。
スー)思うんですけどねえ「はじめからちょっとズレてる周波数」今の若い子分かんないんじゃないかなあ。
ミ)ラジオを知らない。
スー)手でこうチューニング合わせてFM大阪に行く瞬間、ちょっとモノラルになるんですよハハハッ!どーでもいいや。
ミ)ダイヤルはそのままってね。
スー)ダイヤルで合わせた時代、そういう時代の歌でございます。「ちょっとズレてる周波数」聞いてみましょう。
♪沢田研二『恋のバッド・チューニング』
スー)ある意味《(かっこいい)エンディング総選挙》(※前週2/19の特集)に入れてもいいですね。早よ終われよってハハッ。カラーコンタクトしてましたよ沢田研二、何か良く分からなかったですけど。’80,4,21でございますね。さっきの周波数の話で桜山ツクモさんが《周波数合わせるのが難しい、文化放送とKBS京都が近いので大変でした》とフフッ。深夜聞こえるんですよ、関西でも文化放送がね。若しくは関東でKBS京都を聞いたのかもしれませんね。さて次は珍盤中の珍盤ですね。法政大学と言えば野球、野球と言えばMr.赤ヘル山本浩二の話出ておりました。山下達郎「サンデーソングブック」(※東京FM )という、この番組のライバル番組がありますけれども。
ミ)フハッハハハ。
スー)2013「珍盤奇盤特集」ってのがあって、そん中でかかった曲。ふかみ…なんだ?読み方忘れたハハッふかみむもんが歌う『行け‼スーパーヒーロー山本浩二のテーマ』がかかったんですよ。なんであの番組でかかったかと言うと『マーシー・マーシー・マーシー』(‘66)ヒット曲だけ僕は知ってるアメリカのバンドバッキンガムズ(Buckinghams)ってのがあります。そのバンドの曲『スーザン』(‘67)をカバーした山本浩二の歌なんです。
ミ)フフフフッ。
スー)割とソフトロックのバンドで、ソフトロックっぽく始まるんですけど、まあ中身大変です。ナレーションが入って山本浩二の応援が入って…珍盤奇盤中の奇盤でございます。
♪深水無門『行け‼スーパーヒーロー山本浩二のテーマ』
スー)大変ですね、私もこれ以上よくわかりません。懐かしい応援歌も流れましたね♪パパパ~パパパ~パ~パ~。でもこれB面なんですよ。謎なのはフフッA面はなんと「高橋慶彦テーマ・ショート・ストップ・エンジェル」これが山下達郎と関係が深いアラン・オデイの『アンダー・カヴァー・エンジェル』って曲のカバーなんですよ、もうよくわかんない。(シングルレコードの)ジャケットこれですよ。
ミ)ハハハハッ。
スー)『それ行けカープ』が’75でこれが’79なんですよ。これも優勝しててこの年高橋義彦大人気で、連続安打記録33試合の年ですから。やっぱり浩二よりも慶彦だったという事なんじゃないかと思いますけど。でも意図がわかんないですよね、なんでそこをカバーすんのかという。これ以上は誰か詳しい方フォローして下さいハッハッハッ。
ミ)充分情報受け取りました。
スー)さてちょっと新しい所も行こうじゃないかという事で、’90代ロックと法政大学。
ミ)ハハハッ’90代は新しいんですか?
スー)今日私古い話が多いんでね。あ、10時台後半は割と新しいかな。バランス考えないとね。最新ヒット!’90代でございます。
ミ)フハッ。
スー)フフッイエイイエイイエイ!と。’90代ロックと法政大学。ロッテンハッツ(‘89-‘94)からGREAT3の片寄明人、法政大学社会学部でございます。これをかける日が来ましたよGREAT3『STAR TOURS』。好きな曲でねえ8センチシングル持ってましたよ。この番組はBAYFM邦楽グロリアスデイズでございます。’90代ロック最新!
♪GREAT3『STAR TOURS』
スー)凝ってるんですよエンディングが。リズムマシンだけが残る。
ミ)おしゃれですね。
スー)さっきちょっと冗談ぽく言いましたけれど、いいのかな他局の話。「洋楽グロリアスデイズ」っていう番組(DJ片寄明人)がNHK-FMでありまして、僕よく聞いてたんですよ。終わるって言うんですよこの3月で、上質な番組でねいつも聞いてたんですけど残念でございます。
フフッ知らなかったんですけど、甲本ヒロトが法政大学中退だったんですね。ブルーハーツですけれど、最後のシングルになるんですよ『夕暮れ』って曲がありましてこれ行って見たいと思います。歌詞がいいんです「幻なんかじゃない 人生は夢じゃない 僕達ははっきりと生きてるんだ はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい 僕達はなんとなく幸せになるんだ」この辺の歌詞当時全然わかんなかったんですけど、’93。「はっきりと生きて なんとなく幸せになる」って人生ってそんなもんじゃないかな、って今57歳本気で喋ってますけど。そんな感じしますねえ。
ミ)発売から30年経ってわかる歌詞。
スー)そうなんですよ。ブルーハーツって大人になってから分かる歌詞が多い。中島みゆき『時代』が23歳の時の曲、っていうね。
ミ)アハッ!
スー)あれ今聞いて分かるっていうね。ブルーハーツもそうですね。皆さん「はっきりと生きて なんとなく幸せに」なりましょう。ブルーハーツ最後のシングル『夕暮れ』。
♪THE BLUE HEARTS『夕暮れ』
スー)今手元に、この曲の入ってるブルーハーツのアルバム「DUG AUT」の歌詞カードがありまして、そん中に『年をとろう』って曲があるんですよ真島昌利。「年をとろう 風のように軽やかに そして楽しいことをしよう」もうね、こんなんねぇ二十歳の頃わかんなかったですよ。今聞いたら、読むだけでグッと来る。今響く。清志郎のバトンを彼らブルーハーツが持って。人生いろいろいろ咲き乱れ、あれ?「るの」はどこ行ったとハハッ。’93ブルーハーツ『夕暮れ』大人になったら沁みると言う話でございました。
さて最後の30分はやっぱりあの人の曲で締めくくろうと思ってまーす。

【ラスト・ゾーン あの人ミニ特集】
スー)最後あの人と申し上げたのはKANさんですね。昨年11月にお亡くなりになりました。KANさんのミニ特集をお届けしたいと思っています。まずは同じく法政大学の秦基博との法政・法政デュエット。変わったデュエットなんですよ、KANさんに『キセキ』という曲がありまして、秦基博に『カサナル』って曲がありまして、これは同じ伴奏同じコード進行なんですよ。
ミ)おー。
スー)これをそれぞれ発表してて、「すみませんね実は同じ曲でした」とかっていう謝罪会見みたいなのがあったんですよ。その曲が両方合わせて『カサナルキセキ』という曲があるんです。これが’21に発表されたんですけれども。同じ伴奏で2人が歌うんです、KANさんは「涙も奇跡も怒りさえも吐露したいけれど」と歌う『キセキ』という歌。『カサナル』というのが秦基博で「流れ星などこの街からでは見えないけれど」っていうフレーズを歌います。何かと言うと違うメロディなんですけど、歌い出し両方とも「な」という言葉から始まりました「みだ」と「がれ星」、最後は「けれど」。違う歌詞違うメロディなんですけれど、所々、韻とか子音とか母音合わせて綺麗にハーモナイズする所があるんですよ。なので正直違うメロディ歌うんで歌詞は聞き取りにくいんですけれども、あ!今重なった、これかカサナルキセキは⁈というのを楽しむ曲だと思っています。もう1曲続けます、これちょっと長い曲なんですけど変わった曲です。『靭(うつぼ)のハミング』。うつぼってなんだ?これ大阪の地名なんですよ。大阪市内の真ん中にある「靭公園」ってのがありまして、そこでフフッこれも他局だなFMCOCOLOの野外イベントが’13,9に行われまして、そのイベント用の曲なんですよ。歌ってるのがスターダストレビューとKANと馬場俊英。根本要・KAN・馬場俊英、全員大阪人でしたっけ?
ミ)ハハハハハッ。
スー)西のスタレビ。あ、違いました?ハハ。
ミ)ハハッ埼玉だって。
スー)全員大阪人“のような”キャラ。大阪人一人もいませんけど、でもラジオ局は大阪のFMCOCOLO。「靭公園MUSIC FESTA-風のハミング-」というのに作られたオリジナルソングと。彼らが出演者なんですけれどもこの3組が歌った曲なんです。またいーい曲でね。歌怪獣の3人がまさにボーカル界のキングギドラ、フハハハッ。
ミ)これはまさにですねフフッ。
スー)もうね大阪の「We are The World」(‘85)
スー・ミ)ウハハハハハハッ!
スー)たぶんねぇみんなが作った曲を繋いだと思うんですけど、それがね綺麗ーィに繋がるって言うか、ポール・マッカートニーみたいな感じで。重なった!イエイ!という訳で関西の香りがプンプンしますけれども、理屈抜きにいい曲だと思います。2曲メドレーで。
♪KAN+秦基博『カサナルキセキ』
♪スターダスト☆レビュー/KAN/馬場俊英『靭のハミング』
スー)大阪出身っていうのはウソです冗談ですからね。ただ音楽性は高く敷居は低いっていうね。褒め言葉で言ってます。馬場俊英さんもKANさんも1回お会いして、スターダストレビューはベース柿沼(史)さんにお会いして、たまに僕ラジオ番組に投稿してますけれどフフ。かなり人脈手的に近い「オレも入りたいな靭のハミングに歌いたいな」と一瞬思いましたけれど、やめときますね邪魔になりますからね。で、KANさんの曲を最後もう1曲と思ったんですけど、やっぱりこれは私もミラッキさんも好きな『まゆみ』で行こうかなと。かなり前に1回かけましたので、今日はライブ盤で行きたいと思います。アルバム’08このタイトルがKANさんぽいんです「LIVE弾き語りばったり#7-ウルトラタブン-全会場から全曲収録」というのに収録されております。ホントに一発録りって感じでピアノもミスタッチがあったりするんですよ。それがまたイイんですよ。という訳でホント生の生の『まゆみ』でございますね。昨年11月にお亡くなりになってメッケル憩室ガンというかなり珍しいご病気だという話を聞いておりました。ちょっと時間経ちましたけども改めてご冥福をお祈りします。KANさんのライブバージョンで『まゆみ』。♪KAN『まゆみ』
スー)グッと来ますねえ。グッと目が湿って来る感じもあるんですけれども。この前読んだ上柳昌彦さんの新刊「居場所は心(ここ)にある」の中で、上柳昌彦さんがラジオで喋っていて感極まったら(笑福亭)鶴瓶師匠から怒られたと「演者は泣いちゃいけないんだ」と。だから私もグッとこらえて明るい話をしたいと思います。ラッパとおじさん。
ミ)なんですか突然?
スー)次回は《ラッパとおじさん》特集です。タイトルにあまり意味は無いんですけど。今「ブギウギ」で《ラッパと娘》っていう笠置シヅ子の曲がかかってたり、今日誕生日の桑田佳祐率いるサザンオールスターズに『ラッパとおじさん』という曲があったりする所から。
ミ)それじゃないですか。
スー)ラッパがパーン!と鳴る。映画「スイングガールズ」の公開から丸20年なんですって。という事でラッパがパンパン鳴り響く、スイングジャズジャズテイストの歌謡曲Jポップを特集したいと思っていますパンパーンと。という事で「スイングガールズ」の演者で(クレジットを)お届けしたいと思います「BAYFM9の音粋お相手はアシスタントディレクター岡部いさこ・上野樹里、ミキサーフシミさん・貫地谷しほり「ちりとてちん」、ディレクター浜野ツトムさん・本仮屋ユイカ、最後プロデューサー西宮ヒロキ竹中直人。
ミ)ハハハハッDJはミラッキ大村と。
スー)スージー鈴木・白石美帆が先生でしたよね。
ミ)KANさんをこれからも笑ってドンドン伝えて行きましょう。
スー)楽しく年をとりましょう。年をとって軽やかに。
スー・ミ)ありがとうございました。
スー)あ!まだ1分もあったんですか?58秒。
ミ)早かった~。
スー)ここですよ今ラジオマンとしてアドリブが問われるのは。早く終わっちゃったんですよね。
ミ)いんですよスージーさんボタンに手をかけないで。
スー)そん時はもう全部のボタン行きましょう!(SE:『港のヨーコヨコハマヨコスカ』・『マイ・シャローナ』「アンタ誰?」「ハジケ子ちゃーん!」)
ミ)明日はトムセン陽子ちゃーんそして水曜日はイントロマエストロ法政大学出身藤田太郎ちゃーん木曜日はクリス松村ちゃーん賑やかなメンツでやっております。
スー)はいありがとうございました是非聞いて下さいメールも下さい。これでホントの終わり!
===終了===

★みにょん:バラエティに富んだ良き曲が多かった。《聞きようによっては細野晴臣が’83ぐらいにプロデュ―スしたような“テクノ歌謡”もしくは“ニューミュージック演歌”と聞こえなくもない。そういうちょっと斜めから聞くと面白い》というスージーさん解説。リスナーさんも呟いていたが、こういう楽しみ方を伝えてくれる、これこそが“音楽評論家”として素敵なDJトークに感激。ラストゾーンのKANミニ特集はしみじみ楽しくKANさんを想い起こすコーナーだった。
若い時に聞いた歌詞、特にTHE BLUE HEARTSの歌詞は、年を重ねて聞くとグッとくる。自分自身や人生を綴る歌詞を若い時に書いたミュージシャンの物凄さを実感すると同時に、そういう歌をいつも自分の側で大事にできる事は素晴らしいと思う。

☆来週(3/4) 『ラッパとおじさん』ラッパがパンパン鳴り響くジャズテイストの歌謡曲Jポップを特集。
☆番組特製ステッカー:シェア大賞・マイケルさん:メール大賞・パピプぺプリンさん

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