タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「サザンデビュー”5”周年特集」2023,6,19つまみ聞き

サザン“初期専”を自称し、若き桑田佳祐の八方破れなパワーが日本の音楽を変えて行く確かな礎になっていたのを立証するDJと3-4歳で「笑っていいとも」を見ていた記憶がある’80生まれDJ2人の音楽トーク番組bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2023,6,12《桑田佳祐の描くオトコ総選挙》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)2023年6月19日でございます、今晩は音楽評論家のスージー鈴木です、そして。
ミ)今晩はミラッキ大村です。
スー)土曜日(6/17)「Eの音粋」ありがとうございます(※大井町E-LOUNGEにて)。リスナー感謝祭という事で、遠く沖縄、大分、新潟から、ホントにありがとうございます。
ミ)ありがとうございました。
スー)我々こんな、フフッおっさん二人の為に集まって頂いて、感謝感激。
ミ)そうですよ~。
スー)たくさんのモノも貰いまして、ありがとうございました。(※常連リスナーさんからたくさんのお供物がお二人に渡されていた^^;)
ミ)フフフフッ。
スー)また機会があれば、第二回をと。ホント!嬉しかったですね。
ミ)喋り足りなかったというか、時間オーバーしてましたからね。90分と言ってたんですけどね。
スー)ハハッそうそうそう。もっともっと内容深くしてですね、パート2をやりたいと思っております。
あ!私、さっき言い間違えました。今は1983年の6月でございます、40年前でございますねぇ。この前福本豊(※’69-88阪急ブレーブス)さんが盗塁世界新記録を作りましたね。あ~ワイドショーは今、戸塚ヨットスクール(※愛知県のヨットスクールで過酷な暴行により、訓練生が死亡・障害致死等の事件が発覚した)で持ち切りですねえ、初めての全国比例代表制!というのが40年前だったんです。この小芝居が何かというと、’83に成り切ってサザンデビュー「5」周年スペシャルでございます。おめでとうございます。まぁ本家、桑田さんがラジオでフフッ「45周年は何もしない」という発言をして、ちょっとハシゴ外された感もありますけれどもね。我々は勝手に「5」周年!と。初期5年間のサザンの凄みというのを味わって行きたいと思っております。私はかなり初期サザンが好きなんで“初期専”みたいなトコあるんですけれどね。2時間、’83迄のサザン関係の曲でやったらどんな感じになるのかと。もうこの”勝手に“企画は3回目なんで(※先週《桑田佳祐の描くオトコ総選挙》先々週《桑田佳祐のいない桑田佳祐特集》本note筆者「つまみ書き」参照)。
ミ)ハハハッ。
スー)そろそろユーミン聞きたいなという気持ちもありますけれどフフッ、今回は’83迄の桑田サザンで行きたいと思います。
まずはアルバム1曲目“ラジオもの”2連発。’79「10ナンバーズ・からっと」から冒頭の1曲目『お願いD.J.』聞き所は桑田佳祐のウルフマンジャック(※’70-‘86米軍放送網で音楽とコント番組「Wolfman Jack Show」のDJ。日本ではFENで放送)の物マネですね。上手いんです。恋するかきしゃんさんメール《聞き所は犬の遠吠えかな。キュウオンも無事5周年を迎えられますように。お二人のマニアックな選曲を楽しみにしてます》と。あと1年とちょっとかな、ありがとうございます。続いて’82アルバム「NUDE MAN」からこちらも1曲目『DJ・コービーの伝説』。コービーは小林克也ですね。歌詞にウルフマンジャックも入っておりますし、よーく聞いたら小林克也も声も聞こえる。ラジオもの2連発でございます。
♪サザンオールスターズ(以下サザン) 『お願いD.J.』『DJ・コービーの伝説』
スー)「NUDE MAN」の曲はね、フツーに終わらないんですよフフッ。
ミ)アハハハ。
スー)Twitter桜山ツクモさん《「アメリカン・グラフィティ」映画吹替版でウルフマンジャックの吹き替えを桑田佳祐がした》そうなんですよ。私の本にも書いてましたけど(※スージー鈴木著「サザンオールスターズ1978-1985新潮新書☆名著です!)’80テレビ放映(フジテレビ)の時に桑田佳祐がウルフマンジャックの吹き替えをしたと。これはもう「ビートルジュース」(※’88ティム・バートン監督ホラー・コメディ)の(主役ビートル・ジュース)吹き替えを西川のりおがやったのと、二大珍吹き替えですよ。
ミ)ハハハハッ。
スー)「Eの音粋」関係メールくうちゃんのパパさん《私は2020年から聞いていて投稿も何度かしましたが一度も読まれた事がないです》今、読みましたよ!《(Eの音粋で)村ちゃんと話す機会があり心が和みました》と。有名リスナーさんも読んだこと無いリスナーさんもいるかもしれませんが、仲良くして頂いてね。ドンドン読んで行きたいと思います。「Eの音粋」またやりますからね。
スー・ミ)ありがとうございます。
スー)ずうとるびから始まるさんからも『お願いD.J.』のリクエスト貰いました。
次はロッカ・バラードって言いましてですね(※キーボードでリズムボックスの音を流す)♪彼女が髪~を、ツツツタツツ・ツツツタツツっていうリズム。これ初期サザンにはかなり多いんです。キーがGのロッカ・バラードが2曲ありましたんで、繋ぐと夏っていう感じの拡がりがあるんじゃないかと思いました。
ミ)なるほど。
スー)いつか(桑田佳祐は)Mr."Eマイナー"って言いましたけれど、Gも五線譜で♯1つなんで仲がいいキーでございます。Gのロッカ・バラードメドレーをお届けしようと思います。まずはデビューアルバム「熱い胸さわぎ」に収録されてる、もう声が若っいんですよ22歳『恋はお熱く』。一番始めに波の音が入っておりますが、これは葉山一色海岸の音だそうです。続いて’79「10ナンバーズ・からっと」から人気の高い『ラチエン通りのシスター』。
始め大阪で聞いてて「ラチエン通りってどこなんだろうっ」って思ったんですけど、茅ヶ崎駅から国道1号の松林中学校の入口から国道134号迄約2キロの道だそうですね。(※リスナーちがやさんすかさず《だいぶ雑な説明でしたがw地図でいうと…》と地図をTweet^^;)ドイツ人貿易商ルドルフ・ラチエンが広大な別荘を構えてた事に由来すると。「シスター」一説には桑田佳祐が昔恋した人、という話がありますけど、どうなんでしょうかね。キーがGのロッカ・バラードでございます。
♪サザン『恋はお熱く』『ラチエン通りのシスター』
スー)初期の声ですねえ。アハッ途中の♪アゥゥグゥゥ⁈っていうあの(☆スージーさんは「サザンオールスターズ1978-1985」で《喉のあたりで唾液がぐるぐる回ってるようなしゃがれ声》と表現)。今、桑田佳祐の物マネをする人は大体初期(の声)ですね。洋楽が好きで好きでしょうがない青山学院の学生とその一味が、もうとにかくホントは英語で歌いたいと。
ミ)はい。
スー)だから日本語の歌詞なんてどうでもイイ。だから「もうもう」っていう発音を♪モォゥ!モォ!っていうね。まぁびっくりしましたよ~。
ミ)私達’80生まれの世代は(桑田佳祐の)物マネする人を先に聞いているので、当時こんな歌い方をするんだっていうのがどれだけの衝撃だったのか味わいたかったなあと思いますね。
スー)ハッキリ言うとみんなね、笑ってましたよ「なんだコイツら?」つって。
ミ)ハハハハッ。
スー)だから今日、私多分に「変でしょう、バカでしょう、しょうがないなあ」っていう半笑いの発言をしますけれど、それはあるポジティブな意味で。この時にこんな発音とか《彼氏になりたきゃどう言うの》って言う歌詞とかね、作ってくれたから、日本Jポップが花開いたんですよね。フフフッ。
ミ)なるほど’78-‘83の間。
スー)ただね、40年前はそんな事思ってなかったですハハハッ。’83くらいは、まだちょっとコミカルなイメージありましたけどフフフッ。
10時台1曲目クイズのヒントでございます。当たったら素敵なステッカーが貰えます。「えー⁈1番もあったんや‼」はい今日はこれだけでございます。

 【ミラッキ・ゾーン 初期サザン関連楽曲】
スー)’83でございますね。あー今年は西武ライオンズ強いなあ巨人も強いなあ、bayfm月曜日、’83の月曜日でございます。
ミ)ハハハッ。
スー)サザンデビューの2年後にお生まれになられたミッラキ大村さんの選曲でございまァァス(※桑田声で^^;)
ミ)今日の’78-‘83最初の2年は生まれてもいないんです。
☆’83,6,30発売。ドラム松田弘アルバム「EROS」’83,5原曲。
♪高田みづえ『蒼いパリッシュ』
☆スージーさん絶賛の名盤アルバム「はらゆうこが語るひととき」’81作詞作曲斉藤誠
♪原由子『おしゃれな女(Sight of my court)』
☆桑田佳祐は仲良しで幸宏さんを「ゆったん」と呼んでいた^^;ビートルズ好き繋がり。’82ジョージ・ハリソン曲カバー。
♪高橋幸宏『すべて素晴らしすぎる(IT’S ALL TOO MUCH)』
☆’95,8,6サザン「スーパーライブin横浜 ホタル・カルフォルニア」(野外コンサート)オープニングアクト覆面を被り車で登場し覆面を外し『YOUNG MAN(YMCA)』を歌い8万人が熱狂。最後に「アンパンマン!」とまで言わせる^^;このオープニングアクトは桑田佳祐が直接西城秀樹に依頼し、秀樹は快諾した。スージーさん「ウチの桑田がどうもすみません」^^;。’12桑田佳祐ソロツアーで『YOUNG MAN(YMCA)』を歌う。
♪西城秀樹『いとしのエリー』’79
※ここまでたっぷり楽しいエピソードを話しての選曲が『YOUNG MAN(YMCA)』でない⁈
 
【22:00台前半 変わったトラックメドレー^^;】
スー)はい10時台でございます。「1番もあったんや!」と言うヒントでたくさん正解者がいました。全部読み上げましょうかね。清水のmasakiさんぶたママさん村ちゃんさんまっちゃチンさんアブサンズさんムーミンさん流山のクマクマクマさんすえひとさん土さんやひこ・かくださん、いつもありがとうございますメンバーでございます。この方もいつもメール下さいます、この方を当選にします、つぅかぁ隊もも吉さんおめでとうございます。これは予想リクエストも来ておりまして、アイラブNOKKOさんからリクエスト『ボディ・スペシャルⅠ』フフッあの構造と一緒ですね。一回かけましたけど山口百恵『プレイバックPart1』と『プレイバックPart2』。2の方が有名で1は私も持ってましたけど、正直あんまり認識してなかった。『プレイバックPart1』もそんな感じなんですけど。『ボディ・スペシャルⅡ』の方が断然有名でジャケットはこれ。『ボディ・スペシャルⅡ』のB面が『ボディ・スペシャルⅠ』。これの横に「NUDE MAN」のジャケットを置くと、またイイんですよ。
ミ)いやぁあ…(※ため息まじり^^;)。
スー)どーもすいません!ハハッ。アイラブNOKKOさんは《Ⅰはラジオで聞いた事がないので是非聞きたい》『ボディ・スペシャルⅠ』があるんですね、今申しあげましたように’83 ,
3『ボディ・スペシャルⅡ』が出て流行りましたね。以前「オー!イエー!」クイズで正答率低かったですけど。という事は『ボディ・スペシャルⅡ』ヒットはしましたけど、更にそのB面を聞いた方は少ないかもしれません。これね、作詞作曲原由子なんですよ。
ミ)へえー!作詞もなんですね。
スー)ですです。作詞って書いてあるんですがほとんど歌詞聞こえないんですけどねハハッ。
ミ)ハハハッ。
スー)『ボディ・スペシャルⅡ』カップリングでございます。サザンが三宅裕司小倉久寛らと出演したコントバラエティ番組「サザンの勝手にナイトあっ!う〇こついてる」(※’84日本テレビ深夜)のオープニングテーマだったそうですね。こんな曲。
♪サザン『ボディ・スペシャルⅠ』
スー)メール来てますウチのハムスターは6代目さん《楽しく拝聴してます、私の1番お気に入りの曲『海』が流れると嬉しいです》残念!来年ですね『海』出んのはね。
ミ)ハハハッ。
スー)まるにつのオジサン《ありがとうございます『茅ヶ崎に背を向けて』に期待します。デビュー時、中一で歌詞を覚える事が困難でした。剣道部のシノヅカ先輩が一発で覚えたと話題になってました》
ミ)ハハッ。
スー)歌詞を覚えるのが大変だったんですよ。こういうのイイですよ、小池っちさん《もうダメですスージーさん‘83私は大学4年でした。サザンの曲と共に付き合っていた彼との思い出が次々と蘇って来てます》パチパチこういうメール!来た来た!ラジオ番組みたい!
ミ)流山のヒデさんも《懐かしくて涙が出そう!私の青春時代はサザン無しには語れないって感じです。どの曲も歌えるわ!先月還暦を迎えたオバちゃんですよ》と。
スー)イエイ!このフツーのラジオ音楽番組っぽいノリが、10時台前半はちょっと沈むかもしれません。
ミ)アハハハ。
スー)今の『ボディ・スペシャルⅠ』もタイムライン止まりましたねハハッ。もうちょっと止まるかもしれません。
ミ)いいですよ。
スー)『アブダ・カ・ダブラ』っていうのが「10ナンバーズ・からっと」に(TYPE1,2)と入っているんですけど、(TYPE3)ってのがありまして、これが『いとしのエリー』のB面なんです。で、アルバムよりも先に出てるんで(TYPE3)が1番初めに世に出たんです。という、まぁフフッどーでもイイ情報なんですけど。という訳で『アブダ・カ・ダブラ(TYPE3)』『いとしのエリー』カップリングに続けます。せっかくですから^^;TYPEと言いますと‘80「タイニイ・バブルス」にタイトルチューンのTYPE-A・TYPE-Bとあります。TYPEという繋がりだけですけど、『アブダ・カ・ダブラ(TYPE3)』から『Tiny Bubbles(type-B)』へと、フフッもう舌がまわらへんな。“TYPEメドレー”したいと思います。とにかく英語っぽく、いなたく歌ってる桑田佳祐に注目です。
♪サザン『アブダ・カ・ダブラ(TYPE3)』『Tiny Bubbles(type-B)』
スー)メールでブルートパーズさん《後にベストテンで黒柳徹子さんと桑田さんが「息子」「お母さん」と呼び合ってましたよね》
ミ)へえー。
スー)言うてた言うてた。タケノコプロさん《サザンの第一印象はコミックバンド、ジョギングパンツで歌ったり、「ノイローゼ!ノイローゼ!」と連呼したり》と。あ、そうですね、TVに出てコントやったりパフォーマンスしたりっていのが、サザンの特色でもありましたね。
ミ)ドッキリ番組で引っかけられたのも覚えがありますね。
スー)あーあり得るでしょうね。だからニューミュージックの方々ってTV出なかったんですけど、めっちゃ出たんですよ。で僕も本に書きましたけど(※前出「サザンオールスター時1978-1985」)、清水健太郎と腕相撲やらされたとかね。
ミ)うわぁ。
スー)ハハッ本人も好きだったんでしょうけどね。でもそれで疲弊して行くっていうのが曲の流れ歌詞を見て行くとわかりますけどね。ニューミュージックみたいにお高く留まってねーぜっていうんでTVに出るんですけど、出たら凄いストレスだったって、本に書いてありましたね。だから今の『アブダ・カ・ダブラ』『Tiny Bubbles』とか英語の歌詞、私のイメージの中では近所に住んでる洋楽好きな兄ちゃんっていうかね。「お前アリスなんか聞くなよ、イーグルス聞けよ」っていう兄ちゃんいたんですよ。そんな感じの煙草吸ってる兄ちゃんのイメージ。桑田佳祐もラジオでいつも洋楽の話しててね。ただね『アブダ・カ・ダブラ』のエンディングなんかはビートルズっぽいんですけど、同じくシングル盤のB面でこういうのを歌っちゃうんで、自ら勘違いを引き寄せてる部分もあるんですよね。
ミ)はい。
スー)『C調言葉に御用心』のカップリングで『I AM A PANTY(Yes,I am)』っていう曲がありまして、ちょっとまたタイムラインが止まるかもしれませんけど。
ミ)アハハハハッ。
スー)I AM A PANTY私はパンティだと。Yes,I am。パンティとかスキャンティの事を歌ってるんです。
ミ)歌う必要があるんですか?
スー)えー、どーもすいません。
ミ)アハハハハハッ!
スー)で、そういうのに限って二番は原由子が歌うんですよ。
ミ)なんでしょうねどういう事でしょう。
スー)もう、私に聞かないで下さい。
ミ)エエ?へへへッ。
スー)ハハハッ「半笑いになる」ってのはこういう事で。二番の原由子が歌ってる所で、なんかずーっと桑田佳祐が突っ込んでるんです。もう、なんかわかんないですフフッ。あんまりラジオでかかる事ないと思うんです。ただね、演奏はリトルフィートっていうバンドの影響を強く受けてて、初期サザンはリトルフィートと同じ6人組なんです。リトルフィートのようなギターがガンガン入ってる西海岸っぽい曲なんでございます。
♪サザン『I AM A PANTY(Yes,I am)』
スー)ファーストアルバム『いとしのフィート』と並ぶリトル・フィートものでございます。リトルフィートとはっぴいえんどはこれ、繋がるんですね。日本ロックの歴史をリトル・フィートが繋ぎます。Ayaさん《中1の時サザンがデビューしました。演奏上手いし面白いしカッコいいお兄さんお姉さん達でした。桑田さんは3枚目系だけど、宮崎出身の(松田)弘やター坊(大森隆志)はちょっとアイドル系のルックスでその辺も好きでした》リアルタイマーのご発言ですねフフ。
ミ)ハハハッ。
スー)カッコ良かったメンバーも、いました。言葉選びますけれども。
ミ)フフフフッ。
スー)B面シリーズ、あ!皆さん、安心して下さい。10時台後半は有名な曲行きますんで。大丈夫です、はいてますよ!(※とにかく明るい安村、イギリス「ブリテンズ・ゴット・タレント」5月準決勝・6月決勝で大受けした)
ミ)PANTS!とかかってんだ(※とにかく明るい安村、イギリスの会場からのレスポンス^^;)
スー)あ!『PANTY』!時間無い。かかっておりませんハハハッ。
「タイニイ・バブルス」に入ってる『Hey! Ryudo!』っていう宇崎竜童の事を歌った曲があるんですけれども、これの別バージョンがアルバムより1ヶ月前に『涙のアベニュー』のカップリングで出ております。基本おんなじなんですけれども、エンディングん所で桑田佳祐がちょっと小芝居をしますフフッ。アルバムバージョンだけ聞いてる人には、この小芝居は新鮮かもしれません。
♪サザン『Hey! Ryudo!(ヘイ!リュード!)』
スー)もうこれでもか!これでもか!っていうツッコミ。
スー・ミ)ハハハハッ。
スー)どーもすいません!ハハッ。という訳でB面ちょっと変わったトラックシリーズでございました。不安に思ってる方もいるかもしれませんが、10時台後半、大丈夫です!
A面もはいてますよ!
 
【ラスト・ゾーン A面大騒ぎ^^;】
スー)敏江の旦那さん、バイトをしたと《’83千葉県文化会館にコンサートで来た時、スタッフのバイトをした事があります。会場警備では、すぐ後ろを桑田さんが走り回っていました》
ミ)はあーーっ。
スー)フフッ《バイト代1日7000円》と。走り回っていた、ハハッ走ってただろうなあ、若い桑田センセイは。さあてA面シリーズでございますが、ある意味では私の1番好きな曲ですねえ。中2ン時にケガしまして、この曲歌いながら病院に行くんですよね。あと、泳げなくって水泳学校に行かされて、12メーター位しか私泳げなかったんですよね。でも心ン中でこの曲を歌って泳ぎ切る、っていうフフフッ。それで泳ぎ切りましたね。
ミ)息継ぎが上手くできないタイプ?
スー)息継ぎ無しですよ!ハハハッ。
ミ)あ!一緒だ。
スー)これ、泳げないソング特集とかハハハッ。’80『いなせなロコモーション』って曲なんですけどね、もう頭ン中で《アナタとドリス・デイ 踊ろよマッシュ・ポテト お父つぁんもおっかさんもお出かけ二人きりなの》《世間が見たらきっと浮気な女に後家サバイバー》。おかんに聞きましたよ「後家ってナニ?」って言ったら怒られましたねえ「なんていうのを聞いてんだ」って。もう全く意味が分からない歌詞なんですけど、ホッントに好きな曲で。音楽的には楽器の数が多い音数がおおい、それで演奏が当時としてはめっちゃ上手いと。歌詞が全くわかんない。
ミ)フッフフフフフ!
スー)フフフッ。私たまに“頑張ろうソング”に否定的な見解するじゃないですか。何かというと《後家サバイバー》で自らが励まされた青春がありましてねハハハハッ。ああ『いなせなロコモーション』は全く意味無かったけど、とにかく気持ちが沸き立ちましたね。《ドリス・デイ》も《マッシュポテト》も《シュープリームス》も《フランキー・ヴァリー》もぜーんぶこの曲で覚えましたね。歌詞には期待しないで下さい、でも!めっちゃエエ曲。
♪サザン『いなせなロコモーション』
スー)いい曲だ!中2、泳げない…フフフ。息継ぎ、後にできるようになりましたけど。シンタニ電気さんからは’82紅白の話ですね。皆さんご存知の『チャコの海岸物語』三波春夫の白塗り。高田文夫に言わせるとあれは三波春夫の物マネじゃなくて、三波春夫の物マネをしてる、はたけんじの物マネだっていうふうに、仰ってましたね。
ミ)ハハハハッ!
スー)ハハハッ。A面シリーズなんですけど別バージョンシリーズも続きます。「10ナンバーズ・からっと」のバージョンと異なるシングル盤『気分しだいで責めないで』と『思い過ごしも恋のうち』。両方ともシングルバージョンはアルバムバージョンと違うんですね。今はもうアルバムバージョンしか聞かれませんけど。特に『気分しだいで責めないで』はアルバムバージョンと全くの別録音で、ノリが全然良くって、演奏がパンクなんですよね。聞き所は間奏の所で桑田佳祐が、数回前にかけました(※’23,6,5《桑田佳祐のいない桑田佳祐特集》本note筆者「つまみ書き」参照)タモリ『勝手にダイドコロ』のような、ハナモゲラ語が炸裂しますハハッ。
ミ)ハハハッ。
スー)めっちゃ乱暴。でもこれヒットしましたからね。タモリと桑田佳祐が響き合う。シングルバージョン、パンクな方の『気分しだいで責めないで』。対して『思い過ごしも恋のうち』は恐らくアルバムバージョンと同一の録音なんですよ。ミックスが違って、ボーカルが前に出てホーンがちょっとうるさいハハッ。という訳で大騒ぎの別バージョン、しかしA面で入っております。
♪サザン『気分しだいで責めないで』『思い過ごしも恋のうち』
スー)落ち着け!静かにせい!って言いたくなりますね。大騒ぎの2曲でございました。最後はやっぱりこの曲かな。家に帰るまでが遠足ですさんずうとるびから始まるさん村ちゃんさん流山のクマクマクマさん他からもたくさん貰いました『いとしのエリー』でございます。『いとしのエリー』オリコンでは2位でしたね。1位『魅せられて』(ジュデイ・オング)2位『いとしのエリー』3位『きみの朝』岸田智史。’79,6月付でございます。3月発売ですから3ヶ月後ですね。
ミ)上がって行った訳ですね。
スー)はい。オリコンでは2位だったんですけれど、「ザ・ベストテン」では1位になりましたね。10位『YOUG MAN』(西城秀樹)9位『真夏の夜の夢』(野口五郎)8位『ピンク・タイフーン』(ピンク・レディー)『夢去りし街角』(アリス)『ホップ・ステップ・ジャンプ』(西城秀樹)『きみの朝』『魅せられて』『ビューティフル・ネーム』(ゴダイゴ)『燃えろいい女』(ツイスト)、『いとしのエリー』と。
ミ)わぁ大ヒット曲ばかりじゃないですか。
スー)最後の3つがニューミュージックって感じしますけど、やっぱりピンクレディーとか歌謡曲が競ってる中で『いとしのエリー』が1番になった。ちょうど歌謡曲とニューミュージックがガチンコでぶつかったという。
今日、こうやって全体的に見て、やっぱり大騒ぎって言いましょうかね、もォしょうがねえなぁっていう、若きサザンオールスターズのエネルギー。今ほど完成度が高いかどうか知りませんけれど、ホントはち切れんばかりの、とにかくこの日本のダッサい音楽を変えてやる。ただそのやり方って言うのが、お高く留まらずにベタに。コントにも出て腕相撲もしてエロソングも歌って。でも、それが正しかったっていうのが後の時代を見ると、それが正解だったって事が分かるんですけれどね。まぁこん時の八方破れのパワーってのが、日本の音楽を変えたんだなと思います。大好きな紅白に『いとしのエリー』で’79初出場するんですけれど、そん時の山川静夫の紹介文があるんです。これが『いとしのエリー』っていうのがいい曲だって認めてるんだけれど、でもやっぱまだ変わったちょっとユニークな連中だっていう感じの、半笑いが見えるんですよ。
ミ)はい。
スー)その言葉を代読して曲紹介したいと思います。
「まことにユニークな歌です。まことにユニークなサウンドです。まことにユニークなグループ、サザンオールスターズが、ヤングのハートをがっちり掴んで、大張り切りの初出場。歌はもちろん『いとしのエリー』です!」
♪サザンオールスターズ『いとしのエリー』
スー)もうホント若き桑田佳祐が勝手やらかして、どーもすいません!ハッハッハッ。ああいや、でも初期サザン、自らの立脚点を確かめた思いでございます。ありがとうございます。さて「Eの音粋」に続きましてリスナー感謝企画、来週は3ヶ月に1度リクエスト特集でございます。ここ3ヶ月の特集を振り返って、あの週にこの曲かけとかんかい!というようなリクエストをお待ちしております。3ヵ月が終わったんだ!早いなあー!
ミ)今月はサザン勝手に祝うマンスリーだったんでね。
スー)ですね。あーそろそろユーミン、達郎聞きたいな。
ミ)アハハハハッ。
スー)あの、なんでも構いません。サザン3週ありましたんで、サザンのこの曲かかってへんやないか、ももちろん。
ミ)#bayfm月9で呟くか、メールcue@bayfm.co.jpでもリクエスト受け付けております。〆切は今週金曜いっぱい(6/23)です。
スー)毎日私がTweetを手作業でまとめておりますので、よろしくお願いします。
今日はセ・リーグの’83打率ランキング、「bayfm9の音粋お相手は、アシスタントディレクター岡部いさこ5位矢沢健一、ミキサー斉藤さん4位広島山本浩二、ディレクター浜野ツトム3位中日田尾(安志)、プロデューサー西宮ひろき2位ヤクルト若松(勉)」そして!
ミ)1位気になるな、DJはミラッキ大村と。
スー)スージー鈴木。1位は阪神タイガース真弓明信!
===終了===
 
★みにょん:超初期サザン、若き桑田佳祐・サザンのしょうがねえなぁという、八方破れなパワーが日本の音楽を変えて行く確か礎になっていた。TYPEメドレーB面メドレー等、月9ならでは⁈の際物と思うが、他では聞けないサザンをあまねく紹介する月9の意義でもあると感じた。聞きたい曲はたくさんあったけれど、ワクワク胸アツく聞きながら、確かにスージーさんが言う”凄み“を感じた。
ただ、21:30からのミラッキさん選曲「サザン関連曲」そもそもこれは前々週の《桑田佳祐のいない桑田佳祐特集》ではないか。桑田佳祐がライブへの出演を西城秀樹に依頼して『YOUNG MAN』を熱唱した楽しいエピソードを長尺で紹介し『YOUNG MAN』をオンエアしない。そして“初期サザンの凄みを愛でる”コンセプト回で、カバー『いとしのエリー』を流す。番組ラストでは大勢のリスナーが待つオリジナル『いとしのエリー』をスージーさんがオンエア。ここに水を差したような構成は残念でならない。
ともあれ、スージー鈴木著「サザンオールスターズ1978-1985」「桑田佳祐論」(2冊とも新潮新書)は名著なので、必読です。
 
☆来週(6/26) 3ヶ月に1度リクエスト特集
☆番組特製ステッカープレゼント:シェア大賞・クニクニさん・初メール大賞⁈ハルさん


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