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僕らが本気でイベントをやってる理由

グラフトプレナーコミュニティの活動として大切にしているのがイベント。コラボレーションを含めると、1年で20回くらい開催しています。今日は僕らのイベントに対しての思いをちょっと聞いてください。会場を抑えるのが大変でも、スピーカー探しに苦労しても、何人イベントにきてくれるか毎回ドキドキしていても、イベントをやり続けよう!そう思ったのには理由があるのです。

ちなみに、今までのイベントレポートはこちらで見ることができます。
https://note.mu/graftpreneur/m/mc67760416a20


生の困りごとを知りたい

グラフトプレナーコミュニティは、家業を継ぐ、継がないに関係なく「家業をうまくサポートしたい。家業を活かして新しい価値を世の中に生み出したい」って思っている人が集まれる場所を目指しています。グラフトプレナーの人たちがお互いに助け合ったり、先輩グラフトプレナーから話を聞いたりできます。

そんなコミュニティを通して、僕たちはグラフトプレナーの人たちの役に立つサービスを生み出す活動もしています。それは僕らの所属している会社の新規事業にあたるものです。だから、まず 家業を持っている人たちが何に困っているのか、どんな 悩みや困りごとがあるのかを知らなくては、応援も助けることもできないのです。

新しいサービスを作りたいなら、プロの調査会社に頼めば良いじゃないか と思う人もいるかもしれませんが、僕たちがサポートしたいのは家業をもっているグラフトプレナーの人たち。赤裸々に自分の家族の悩みや困りごとを他人に話すってとっても難しいこと。調査会社にグラフトプレナーたちの本当の声を集めてもらうのは難しいと思ったわけなんです。 SNSのつぶやきみたいな、オンライン上の声を集めることも検討しました。でも、親や親戚の目に触れるSNSに家業の困りごとを公開することって、とってもリスキーだったりします。 そんなとき、SNSやデジタルのやりとりではないクローズドのリアルな場に行くことはかえって安全だったりする。安心してなんでも話せるクローズドな空間があって、家業の悩みや困りごとを抱える同じ境遇の人たちがいて初めて、グラフトプレナーの人たちの生の困りごとを聞けるチャンスがあると僕らは考えているのです。

喜ぶ人の顔が見たい

ちょっといい子ぶってるように聞こえるかもしれませんが、僕らグラフトプレナーのコミュニティーマネージャーにとって、喜んだ人の顔が見られるのはイベントの醍醐味です。実はメンバーのうち数名は、かつて大企業に勤めてお客さんの顔がほとんど見えないなかで仕事をしていました。自分たちが開発した商品やサービスに夢中になったり、嬉しそうに手にとってくれる人の顔を見られるというのはやりがいとモチベーションにもなるし、「この人たちのためにグラフトプレナーコミュニティを運営しているんだ」という軸を常に確固たるものにしてくれます。親会社の新規事業を開発するっていうミッションはあるんですけど、そんなことは忘れて、単純にグラフトプレナーのコミュニティに来てくれる人たちが喜ぶ顔を見るためにイベントを本気でやり続けています!

本物のコンテンツにすぐアクセスできる

これはオマケのように後からついてきたことで、僕らにとってだけのメリットかもしれませんが、イベントをやってみて、コミュニティができてくるとコンテンツを作る時にほとんど不自由しないことに気がつきました。例えばこの「グラフトプレナーマガジン」の取材をするにしても、堅苦しい説明やインタビュイーに困ることがありません。イベントでお話しした人の中から、「次インタビューしてみない?」と気軽に誘うことができます。もし本物のコンテンツ作りに苦労している人がいたら、イベントやってみれば?って教えてあげたいくらい。

一見非効率に見えても、片付けが大変でも(笑)、僕らはこれからもイベントでグラフトプレナーの方たちと生で関わっていこうと思っています。これを読んでちょっとイベントが気になった人は、ぜひふらっと遊びにきてみてくださいね。たくさんの個性豊かなグラフトプレナーのみんなと一緒にお待ちしています。


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