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レポート!グラフトプレナー×SLUSHTOKYO イベント #12

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グラフトプレナー(家業を活かして新しい価値を生み出そうとしている人たち)の後押しや、コミュニティを作るために行なっているイベント「グラフトプレナー × SLUSH TOKYO」。5/9(木)に開催された12回目のイベントの様子をレポートします。

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まずはグラフトプレナーの取り組みについて説明。
実は日本の会社の99.7%を占めるのは中小企業や個人事業主。これらの多くが事業承継という大きな壁にぶちあたっているのです。僕らは継ぐ人だけではなく継がない人にも、家業とうまく関わる実例の紹介や、そのためのサポートをしています。

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そして今回のゲスト、青木純(あおき・じゅん)さんの登場です。家業の大家(おおや)業を継ぎ、現在は大家業アップデートしています。大家業をただ管理するだけでなく物件に住む人の幸せや街全体を活性化させるというアクティブなものに刷新しました。

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30分のトーク中、スマホそっちのけでみんなが真剣に青木さんの話に夢中。苦難に出会う度に乗り越えてきた赤裸々なエピソードでした。
「まちの過去を受け継ぎ、未来につなぐ、まちの採用担当」が大家業であるということばに、会場にいた全員が圧倒されていました。

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トークが終わっても次々に青木さんへ質問が。一つ一つ真摯に答えていただきました。
また、青木さんの物件の元住人で現在は青木さんの右腕でもある宮田サラ(みやた・さら)さんにも登場していただき、青木さんの提案する新しい大家業がどのように街に受け入れられていったかや、現在取り組んでいることについてもお話いただきました。

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ネットワーキングタイムでは参加者が青木さんや宮田さんそれぞれを囲んでお話しし、たくさんのインスピレーションを得ることができたようです。やはり、地に足のついたリアルな体験談、そして何よりも取り組んでいることへの情熱が伝わることが大切なんですね。

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また、このイベントでは家業を持つ人が自由に家業にまつわるものを売ったりプレゼンしたりすることもできます。今回は、長野のぶどう農家のセガレ、竹内勇樹(たけうち・ゆうき)さんが、販売している蜂蜜を持ってきてくれました。

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「儲かるかどうかで始めるのではなく、やりたいかどうか。やりたいことならば数字はついてくる!」
青木さんが最後に投げかけたこの言葉は、すべての人にとって自分らしく働くことの意味を考える機会になったのではないでしょうか。

次回は、家業を持っている人がどのように家業の知見を生かしながら活躍できるのか、あるいは家業と自身の仕事との付き合い方について、「日本仕事百貨」を主宰するナカムラケンタさんにご登壇いただきます。

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もちろん家業がない方もご参加大歓迎!
グラフトプレナー × SLUSH TOKYO イベント#13は、6/6(木)開催。
チケットはこちらから!

*本イベントは終了しております。


「家業」にまつわる課題・機会に興味がある
当事者の方、支援する方は覗いてみてください:
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