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リード•ザ•ジブン体験記01

はじめまして、この記事を開いてくださりありがとうございます。現在、グラミン日本でジョブトレーニング中のgyu37と申します。
私はこれまでの5年間を専業主婦として生活してきました。

限られた人間関係の中で、2021年に私が経験した人生のどん底。
無限に続くかに思われた、憎しみと苦しみの連続の日々。
そこから救ってくれたのは、グラミン日本での「温かい人達との繋がり」でした。

あなたがもし今困っていたり将来に不安を感じているなら、グラミン日本との出会いが人生を変えるきっかけとなるかもしれません。
今が苦しくても、これまでの自分もこれからの自分も、きっと好きになれます。
グラミン日本のワークで人生を掘り起こし、素敵な将来を思い描いてみませんか?

①はじめに

私は現在、グラミン日本の就労支援プログラムを受けています。
私生活がうまく行かず生きた心地がしない頃、グラミン日本に出会いました。
支援を受ける際、はじめに出される宿題が「リード・ザ・ジブン」です。
「英語なの?日本語なの?」
聞き慣れないこの言葉が何を指すのか、みてみましょう。

②「リード・ザ・ジブン」とは

「リード・ザ・ジブン」は、自分をいい状態に持ち上げるための3つのワークの総称です。
ユニクロで人材育成責任者だった宇佐美潤祐さんが考案しました。
その中でも大切な2つ、「人生曲線」と「私の志」をグラミン日本では行います。

(参考:目指すは自律自走 「リード・ザ・ジブン」で最強の自分になる)
https://forbesjapan.com/articles/detail/32830/1/1/1

1.「人生曲線」とは

「リード・ザ・ジブン」の最初のワークは「人生曲線」です。
「人生曲線」では、自分の人生を振り返ります。
何歳の時にどんな体験でモチベーションが上がり、逆にどんなきっかけで下がったかを図のような曲線にして表します。

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(リード・ザ・ジブンの資料を参考にライター作成)

これまでの人生を曲線にすることで、あなたが乗り越えてきたことや頑張ってきたこと、あなたの強み・資質・能力に気づくことができます。
作成したものは、5人一組のチームで発表し合う決まりです。
お互いの「人生曲線」をシェアし、似た境遇の仲間とフィードバックをし合います。

2.「私の志」とは

「人生曲線」で自分のこれまでを振り返ったら、次は「私の志」に取り組みます。
このワークでは、色々な要素を書き出し、そこから実現したい「私だけの本当の夢」について掘り下げていきます。

「人生曲線」と同様に、「私の志」もチームでシェアします。

③私の「リード・ザ・ジブン」体験記

私は、就労支援プログラムを受けられて大変嬉しかったのですが、ワークでは聞き慣れない言葉が多く、正直戸惑いました。
多分この記事を読んでくださる方も同じように感じたのではないでしょうか?

しかし、実際にこれらに取り組んでみたところ、徐々に気持ちに変化が現れたのです。

1.「人生曲線」がもたらした気持ちの変化

以前の私は、「自分は今人生のどん底にいて、ただただ苦しい」と感じていました。
しかし、「人生曲線」を描いたことで、「前にもこんなに沈んだけど、また這い上がったんだ、私は負けてばかりじゃないな。」と気がつきました。
これまでの人生を曲線で可視化したことで、「今現在の苦境からもまた、脱することができるのではないか?」と考えられるようになりました。

2.「私の志」がもたらした気持ちの変化

「私の志」では自分の夢を書かなければなりません
私はこれまで非正規雇用ばかり経験し、特に仕事の面で夢を見ることはもう不可能だと思ってきました。
「自分がそんな、仕事に夢とか見ていいのかな?」と半信半疑で取り組んだところ、少しだけ感じ方が変わってきたのです。

夢を書き出すことで、「もしかしたら文字を通して人を励ますような仕事ができるかもしれない」と、前向きに将来へ目を向けられるようになりました。
これは過去の選択を後悔して嘆いてばかりいた私の、大きな変化でした。

3.変化を加速させているのは温かな人達とのつながり

グラミン日本では5人一組のチームで就労支援プログラムを受けます。
私が出会ったチームのメンバーは、出会ったその日に一緒に泣いてくれるような、人の痛みのわかる本当に素敵な人達です。
それぞれが人生の様々な局面を乗り越えてきており、話した感じからは想像もできない、信じられないほどの強さを内に秘めています。
境遇が似ているチームメンバー達とワークをシェアし合うことで「私はひとりじゃない」と思えました。
彼女達とは今の就労支援プログラムの中で、常に切磋琢磨し合い日々励まし合っています。

また、サポーターであるグラミン日本のスタッフの方々も大変親身に寄り添ってくれます。
グラミン日本は理事長を除き、全員がボランティアで運営されているそうです。
皆さん感じが良くとても意識が高い方々で、学ぶべきところが沢山あります。

グラミン日本と関わるようになり、私はまた自分を好きになれました。
自分を好きになったことで少しずつ自信がつき、今は講座の中で「一番に手を挙げる人」として褒めていただいています。

④最後に

もしあなたが自信をなくすような時があるなら、それはあなたが原因ではなく、これまでの境遇や置かれた環境のためにそう感じるようになったのかもしれません。
グラミン日本には、温かい人達との関わり合いの中で、支援を受けて生活の基盤を立て直し、自分を好きになれる居場所があります。

あなたがこのプログラムに参加してくれたなら、私はとても嬉しいです。
グラミン日本で本来の自分を取り戻してみませんか?

ライター:gyu37

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