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【社員紹介】広報/田井 インタビュー

こんにちは、名古屋グランパス採用担当の松浦です。

今回は「グランパスで働く先輩社員」をテーマに、広報コミュニケーション部広報グループで活躍している田井さんにインタビューしました。

【広報コミュニケーション部 広報グループ/田井 友晶さん (35歳) 】

―――――田井さん、本日はよろしくお願いいたします。はじめに、これまでのキャリアを教えていただけますか。

(田井)私は生まれも育ちも東京で、小学校から大学まで都内の学校に進学しました。大学では商学部で会計や経済、経営学を学んでいました。その後、新卒で関東圏の金融機関に就職して、4年弱勤務をしていました。融資担当としてお客様から融資のご相談を受けたり、個人向けの営業担当を経験しました。

―――――新卒で金融機関を選択したのはどのような理由があったんでしょうか。

(田井)就職活動をする時には、何かやりたいことがあったわけではなく、自分にはどのような仕事が向いているのかという観点よりも、「幅広く、多くの方の生活に関わる仕事」を軸に就職活動をしていました。業種としてはインフラや金融などを中心に就職活動していましたね。

―――――グランパスに転職するきっかけはなんだったんでしょうか。

(田井)私は社会人4年目の時に親しい友人と1年間限定でルームシェアをしていました。暮らし始めてすぐに、「人生、目標を持たないとダメ。毎年、一年の目標を持つようにしている」という友人に影響され、私も一年の目標を立てることにしました。他業界で働く友人と生活する中で、自分の“人生における仕事の考え方”が少し変化し始めていたこともあり、それまで漠然と働いていた自身の思考を正し「この金融機関で一生働き続けるか、それとも、自分の好きなことを見つけてそれにチャレンジするかを決める」という目標を持って、1年間過ごすことになりました。

―――――人生の仕事の岐路を決める1年にしようと思われたんですね。

(田井)そうですね。そんな時、学生時代の後輩がグランパスの求人についてFacebookでシェアしていたのを見かけました。私は小1からサッカーをしていたので、グランパスの求人を見たときは「こんな仕事があるんだ、面白そうだな」と感じました。正直、就職活動を通しても仕事に対して「面白そう」と感じたのはこの時が初めてでした。具体的に仕事をイメージできたわけではないですが、面白そうと思えた仕事をやってみたいと思い、グランパスに応募しました。好きなことを仕事に出来たら、きっと幸せだろうなと思って。

―――――「面白そう」と思えた仕事に出会えて、実際に仕事をすることが出来ることは幸せなことですよね。田井さんはグランパスではどのようなお仕事をされているのでしょうか。

(田井)最初は営業部に配属になり、3年間いろいろと経験させていただきました。私はグランパスを応援してくださる後援会の運営や、パートナー企業の管理業務などを主に担当していました。広報グループに異動してからは、グランパスの魅力を世に広く発信することが私の役割ですので、どのようにしたら魅力が伝えられるのか、メディアに取り扱っていただけるのか、試行錯誤しながら業務にあたっています。試合時の選手インタビューや監督会見を取り仕切るのも広報の仕事です。その他にはシーズン始めの新体制発表会の企画・運営も経験しました。新体制発表会はクラブにとってシーズン最初の重要なイベントですので、皆さまに新シーズンへの期待を持っていただけるように準備をしています。あとはマスコットのイベント企画などにも関わることもあります。

(試合時の監督会見の様子)

―――――グランパスで仕事をしていて、どんなやりがいや面白さを感じますでしょうか。

(田井)営業部の時にやりがいを感じたのは、グランパス応援フラッグの企画を担当した時ですね。この企画は、スタジアムに来ていただいたお客様にグランパスのデザインのフラッグを配布し、スタジアムをクラブカラーの赤で染めるという取り組みです。そのフラッグに企業名の記載をする協賛企業を募ることを営業部主体で行っていました。2017年10月15日にてクラブで初めてこの企画を行った時には、私はデザイン企画、協賛企業への営業、システム管理、データ納品、フラッグ配布まで一貫して対応していました。初めてのことで戸惑うことも多かったのですが、試合当日、たくさんのお客様に応援フラッグを届けられて、スタジアムが赤く染まっている姿を見ることが出来たのは、とても嬉しかったですね。


(協賛企業名入りの応援フラッグ)
(応援フラッグにて赤く染まった熱いゴール裏)

(田井)いま、広報グループでやりがいを感じるのは、グランパスがTVや新聞などのメディアに取り上げていただいたものを家族や知人に「見たよ!」と言われる時ですね。選手や試合のことだけではなく、ホームタウンでの活動やSDGs活動など、クラブとして幅広い活動をしていることを皆さまに知っていただけるように、メディアの方に取材いただけるようにアプローチしています。嘘偽りなく自分自身が好きと思える商品やサービスをお客様にご提供できることが、グランパスで働いていて幸せだと感じることです。広報としては「自信や誇りを持ち、大好きなサッカー・グランパスのことを皆さまに伝えられること」に喜びを感じます。

―――――自分の仕事に自信や誇りを持っていられることはとても幸せな事ですよね。田井さんは、グランパスに転職してどんなことが変わったのでしょうか。

(田井)前職が金融機関だったので、既に決められたルールやマニュアルの中で、決められた手順に沿って業務を行うことが多かったのですが、グランパスに来てからは決められたことよりも新しいことにチャレンジする機会が多いと思います。決められたことがない中で最適な方策を皆で定めたり、自分の力で道を切り開いていくというマインドが少しずつ身についてきましたし、それを求められている社風だと感じています。
仕事で壁にぶつかってしまった人に、所属部署に関係なく手を差し伸べてくれる社員がたくさんいます。私も何度も周りの人に助けられています。自分の担務を全うすることがまずは大事ですが、助け合いや補いフォローし合うことの大切さも入社してから強く感じました。

(お互いに助け合える仲間がたくさんいます)

―――――次はプライベートについてお伺いさせてください。休日はどのように過ごしていらっしゃいますか。

(田井)私は妻と4歳と2歳の息子の4人家族なので、休日は家族で過ごすことが多いです。キャンプに行ったり、最近では家で息子たちとEテレの「ピタゴラスイッチ」をまねてボールが動く仕掛けを作ったり、レゴで一緒に遊んでいます。たまに一人の自由時間があれば、会社の同僚と食事に行ったりBBQをしたり、家で小説を読んだりして過ごしています。最近は、選手が取材の時におすすめしていた本を読みました。逢坂冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」や、東野圭吾さんの「秘密」がとてもよかったので、皆さんにもぜひおすすめしたいです。

(息子たちと過ごす時間を大切にしています)

―――――息子さんがおふたりとのことで、にぎやかな時間も過ごしつつ、自分の時間も楽しんでいらっしゃるんですね。

(田井)そうですね。あと、今年ははじめて梅酒づくりに挑戦してみました。私の祖母が昔作っていたのを今年受け継いだんですけど、数十年物の梅酒がとてもおいしくて驚きました。自分でも作ってみたいと思って、チャレンジしてみました。将来、大人になった息子たちと一緒に飲める日を楽しみにしています。

―――――息子さんたちと一緒に飲む自作の梅酒、きっととても美味しく感じられそうですね!田井さん、本日はお話お聞かせいただきありがとうございました!