第13回 うつ病は医者では治せない 自分で治せ

こんにちは。社会復帰を目指すASD、うつの2児パパです。

 結論から言いますと、うつ病を治すのは、自分にしかできない。

 ショックを受けた方も多いでしょうが、事実です。

 私もそう思います。

 医者は治療の方針を決めて、処方箋を出してくれます。しかしこれは、治療の補助的な役割でしかありません。

 病気を治すのは、患者本人にしかできません。

 なぜなら、一歩一歩前に進んでいくのは、患者本人にしかできないからです。
 
 医者がいろんな事を提案しても、散歩してください、運動してください、3食バランスよく食べてください、睡眠をきちんととってください、といろんな事をアドバイスしても、それを実行するのは患者本人だからです。

 本人がやる気にならない限り、病気は良くなるわけがありません。

 現代医学は基本的に対症療法です。痛みがあれば痛みを取り除くことしかしない。その根源を治すのは患者自身であるはずなのに、往々にして患者は医者がやってくれるものと考えています。

 やるかやらないかは、患者次第という事です。

 多くの人は、治ってきてるのに、良くなってきてるのに、治りません治りませんと言い続けてる。

 そうすると、それがストレスになって、よくなって来ているにも関わらず、実際に治らないということもあります。

 病気が治る途中なのですから、症状の起伏があって当然です。
 今の自分を受け入れられないと、うつ病も良くなりませんね。

 悪いところばかりを考えるのではなく、良くなったこと、できるようになった事をリスト化したり、数えるようにしたほうがいいです。またそれを、主治医に話したほうがいいです。

 主治医に何を話すかも大事です。永遠と、あれもできないこれもできない、ここの調子が悪いなんて話をしてても、なんも意味もありません。
 調子が悪いことは、1分あれば伝えられますし、主治医も患者の様子を見れば分かります。

 伝えるべきは、辛い中でも何ができてるのか、頑張ろうとしている現状、目標を伝えて下さい。

 なりたい自分を想像して、なりたい姿を紙に書くといいです。そうすると、それに関する情報が、目に入りやすくなって来ます。自己実現しやすくなるんです。
 そんな研究結果もあるほどです。

 鬱になりやすいゼロ百思考、完璧主義から抜け出してみましょう。一歩進むためにも、まずは自己観察から始めてはいかがですか。

 症状はきっと良くなります。それを実現できるのは自分だけです。
 大切なことは、自分の欠点や状態に、自分で気づくこと。そして、その欠点を変える為に行動すること。

 気づかなければ、永遠とネガティブな思考を繰り返してしまう反芻思考になって、症状がまた悪化するだけです。

 一気に治すなんて無理ですので、一歩一歩やっていきましょう。ぼちぼちで良いのです。

 最後まで読んでくださりありがとうございました。

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