シカテ断捨離らんどとは

シカテ断捨離ランドとはなんだったのか(前編)

2019年5月18日に開催したシカテ断捨離ランド

開催前の段階から、内外問わず「それってなに?」みたいな声をたくさんもらっていた。
その答えを記録すべく、ここに書きます。
※この内容は2019年7月15日に開催した「シカテ断捨離ランドとはなんだったのか」を元にしています。

私が追い求めていること

住まいのある地域に自分と他者とのつながりが欲しい。
しかも、
お金とか仕事とか関係のない楽しく、自然な形の。

ただし、
自治会のような窮屈な関係性
常に群れることは避けたい。


シカテ断捨離ランドまでの経過まとめ

・2012年
前年に起こった東日本大震災をきっかけに、地域でのつながりづくりや、地域活動に興味を持ち、市民活動団体などをデザイン制作面から支援するNPOを設立。行政機関との連携や、地域フリーペーパーの発行なども行う。

・2015年
今までの活動をきっかけに、自分にも自分の住む地域で何かつながりづくりのきっかけになるイベントができるのでは?と思い立ち、近所の集会所を借りてスペシャルティコーヒーを活用した地域サロン「鹿手袋シカテカフェ」を開催。
同年、それまで気にかけていた近所の巨大倉庫に、「区画を畳に例えたフリマ“シカテ一畳マーケット”」を地域交流の場としてこの場所で開催できないかと提案。
紆余曲折あったが、第1回シカテ一畳マーケットを開催できた。
初年度から約80店舗の出店と約1,000人動員。
※開催の様子は下記動画参照


・2016年
第2回シカテ一畳マーケット
昨年と同様の規模で開催。
この年も約80店舗の出店と約1,000人動員。
イベントは盛り上がる一方で、一部の参加者のマナーの悪さに悩まされる。

・2017年
第3回シカテ一畳マーケット
昨年と同様の規模で開催。
しかし、
近隣小学校の運動会と日程がかぶってしまうという最大級のミスをする。
この年も約80店舗の出店があったものの、集客が減少。
引き続き、一部の参加者のマナーの悪さに悩まされる。
また、一人体制の事務局にも限界を感じる。
(当日運営以外、全て一人でこなしてました・・・苦笑)

・2018年
第4回シカテ一畳マーケット
事務局体制を整備。
開催半年前から月1で事務局会議を開催し、各担当を分けて運営。
例年までのフリマやスタンプラリー開催のほか、アフターパーティーでディスコを開催するなど、企画の幅が広がる。
と同時に、
企画のマンネリ化や、近年の〇〇マーケット、〇〇マルシェ、〇〇祭り、〇〇フェスの乱立にも佐藤自身が飽き始める。

そして、いつの間にか当初の目的である「つながりづくり」よりも、一般的なイベントの成功(集客・認知度・売り上げなど)を自分が気にしていることに気づき、

このままでは何のためにやってるのかがわからない!
原点に戻ろう!!
楽しみながら続けられるように、企画を練り直そう!!!

・・・と大リニューアルを決行することを決意。

・2019年
大リニューアルを決行!


リニューアルする際のポイント&仕掛け

・参加者同士がどれだけ自発的にコミュニケーションを取れるか

・出店者、来場者、運営側も共に企画の意図や想いをどれだけ共有できるか

・今までになかった新しい発想や、取り組みをどれだけ体現できるか

それには・・・

いっそ一般的なフリマ(売買)やめて、みんな無料で遠慮なく譲ったり、もらったりできる企画があったら面白いんじゃない?


それを表すパンチ力のある言葉・・・断捨離
場所を表すちょっとアホっぽいなんでもありな言葉・・・ランド

後編へつづく

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