見出し画像

何件かコネなしでWebの仕事を受けた個人事業主の感想

今年は毎月記事書いていたんですが、9月に連続投稿記録が途絶えてから急激にやる気を失い停滞していたのですが、満を持してようやく復活(したかもしれない)、ゆーりです。

個人事業主になってから1年以上過ぎましたが、これまで直接の知り合いからの仕事しかしてきていませんでした。

理由は、派遣社員になってそちらの仕事を中軸にしようと思っていたから。

週に1~2日だけでOKな、いい条件の仕事なんてないよな~~とぐずぐずしていたのですが、「派遣契約にこだわる必要はあるのか?さっさとフリーランスとして自覚をもって動け」という天啓(暗喩)があり、スキル販売系のサイトに登録しました。

結果、数件見積もり依頼をいただき、うちいくつか実際に仕事をしたのですが、「面識のない人に見積もり依頼された場合の対応」について勉強になった点がいくつかあったのでメモしておきたいと思います。

要件定義超大事

当たり前ですが、作業範囲、役割分担を明確にすること。その範囲外の作業が発生した場合は、作業工数に応じて見積もりを出すことを明示すること。

「これは見積もりに入っていなかったのか」「ここはやってもらえると思っていた」というトラブルを避けるためです。

自分の場合は特に「デザインスキルがない」「特定の曜日は稼働できない」ので、この点は依頼してもらう前に必ず確認してもらうようにしています。

スピード優先の仕事はしない

今のところ、こういった依頼を受けたことはありませんが、詳細を明示せず、「とにかく早く見積もりしてほしい」「なる早で作業してほしい」といったお仕事は受けないほうがいいかな、と思いました。

もちろん、依頼時に作業範囲がきっちり明確になっていれば問題ないのですが、URLもなしに「レイアウトが崩れているのでなる早で直してほしい」というような、どのくらい工数がかかるかわからないのにスピードを要求される依頼は若干地雷傾向にあるように思います。
※10万出します!!!と言われたら受けてしまうかもしれませんが…😅

あと、急いでいる方は「納期までに終わらせなければ」と結構焦っているパターンが多いので、ちょっとしたことでブチギレてくることが多い気がします(個人の感想です)。

労力に見合わない仕事を断る勇気を持つ

自分のような零細フリーランスには、仕事を依頼いただく機会は本当に貴重で、大変大変ありがたいのですが、依頼内容に対して明らかに予算が低い場合は、断る勇気を持つことも大切だなと思いました。

まずはコネを作ることが大切だし、多少安くても受けたほうが良いのでは、とも考えたのですが、結局、低い予算しか出せないということは、その作業に高い価値を感じていない、ということ。
もし継続して仕事をすることになっても、結局価値観が合わずにうまくいかなくなってしまう気がするのですよね。
あくまで「気がする」だけですが。

自分の場合は、希望予算内で対応可能な作業を明示し、追加で費用をいただかないと作業が難しい箇所とその見積もりを提案して検討してもらったことがあります。

「予算内で全部やってほしい」という場合はもちろん断られますが、それは仕方のないことかな…と思っています。

せっかく会社員じゃなくなったのに、モヤモヤする状態で仕事をしたくない。フリーランスなんだから、自分で仕事を選んでいいんだ、納得できないならその仕事をする必要はない
と思い直しました。

結局その依頼は、数日経っても返事をいただけず、見送りとなりました。

あとがき

スキル販売系のサイトって、登録者数めっちゃ多いし、どうせ提出しても依頼なんて来ないんだろうなー、だって、見ず知らずの人に依頼するのって結構勇気いるもん。
と思っていたのですが、思っていたよりも問い合わせをいただけることにだいぶ驚きました。

もちろん、これ1本で食べていけるほどの収入があるわけではないですし、会社員時代の収入にはまだまだ遠く。

でも、困っている人を助けることができて、それで見合った収入を得られるという充実感は、会社員では決して得られないものだなと思いますし、「もう会社員としては働かない」、という気持ちに変わりはありません。

役に立ったらサポートしていただけるととってもうれしいです。