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【栃木SC】感謝と寂しさの綯い交ぜ。ホーム磐田戦〜2023/11/12【撮影方】

今日は #栃木SC 。今季最終節を写真とともに振り返る。
シーズンが終わり、しばらく写真も撮れないと思うと…さびしい、しかない。


まえがき(ぬけがら)

こんにちは。こちらは #栃木SC 非常勤撮影方、エートーです。

この記事を書き始めたのは、2023年11月21日。最終節から10日が過ぎています。写真の振り返りの記事を書かないと、書かないと!と思いつつ、まるで筆が進みません。いや、パソコンで打っているので、筆は関係ないですね。こういう時はなんと言ったら良いのやら。キーボードのキー、一つ一つに剣山のように鋭い針が無数に生えていて、キーを打つといちいち指先に激痛が走るので、字が思うように打てません。…いや、違うな。
おいオマエ、ここは寂寥ってことで良いんじゃないか?と、別のワタシがささやきました。寂寥です。シーズンが終わって、寂寥がつのって書けないんです。そのせいです。2文字で済みました。

Jリーグの中でもJ2だけはシーズンが終わったんですね。J2だけなんですね。その事実に気がついて、びっくりしています。
ナニソレー、と思いましたが冷静に振り返りますと、J2は大々的に、J1昇格を賭けたプレーオフがあるからだったんでした。補強のこととかもありますしね。…そうか、プレーオフかあ…出てみたいものですね。

今シーズンもなかなか厳しいシーズンになりました。栃木SCが当初掲げた目標には、残念ですが届きませんでしたね、まるで。
…でも、良いじゃないですか。と、ごくごく、個人的には思っております。躍動する黄色い戦士がいて、それを応援する。それで良いじゃないか。と思うことにしました。
躍動を写真に納めて、皆さんに見てもらうのが、ワタシです。たまにしか活動しませんが、本格的に写真を見ていただくようになり、3年ほど経ちました。今ではスタジアムでお知り合いもできました。ありがたいです。

それでは、今節も写真とともに振り返って参りたいと思います。タイムライン未公開のものを中心に、ご覧ください。
今節もキャプションで撮影情報と反省(笑)を記載しておきます。
なお、今節は普段使用している望遠に加え、標準レンズ的な位置づけのレンズを使用しています(16-50mm f3.5-5.6。キットレンズです。以下記事内では「標準レンズ」と記載します)。

試合までの様子

バス待ち、早まり焦る

だいぶ冷えた宇都宮。寒空でしたね。

この日はひとりで向かっていましたので、いろいろと予定を入れました。
バス待ちに行く。サポーターさんの記念写真に混ざる。顔見知りの方とアポも取りました。
バス待ちが早まったとの情報を聞きつけて、慌ててスタグルを食べました。写真を失念です。チャーシュー丼。

バス待ちに参加。
最終戦、相手は勢いをもってかかってくるのは目に見えていました。
栃木は勝ちからしばらく遠ざかったまま、最終節を迎えてしまいました。どうあれ勝ちが欲しい。サポーターも思いをぶつけます。

バス待ち。 標準レンズ。 34mm f5.0 1/500 ISO800
キットレンズなので大したことはないのですが、パワーズームなので使用感は悪くないのです

集合写真は、横が好き

顔見知りのサポさん方が集合写真を撮られるということでしたので、お邪魔させていただきました。

またしても個人的な見解ですが、やはり集合写真は横ですね。横、っていうのは横から撮る、という意味です。こんな感じ。

横。 標準レンズ。 16mm f8.0 1/50 ISO100 絞り優先
集SSが出ず焦ってます。曇天だから?レンズがアレなの?

正確に言えば、ワタシでない誰かが撮ろうとしている集合写真のために、集まって準備をしている皆さんを、横から撮る。わちゃわちゃとか、ざわざわ。自然な様子が撮影できるので、大好きです。

撮影方の皆さんも数名いらっしゃっておりました。なので、特段ワタシがしゃしゃり出ることも無いとは思いましたが、せっかくなのでワタシも撮らせていただきました。

ホント、ロクな挨拶もせず。申し訳ございません。今度はご挨拶します。撮る前に「勝ちましょう!」なんて煽ったのだから、名乗ればよかったんだね。三国志の一騎打ちみたいにね。次はそういたします。
撮らせていただきまして、ありがとうございました。

集合写真。 標準レンズ。 16mm f6.3 1/60 ISO100 絞り優先
思った以上にシャッタースピードが出なくて焦りました。
f8程度で撮りたかったのですが…絞りを一段開いても…
キットレンズの限界を感じた一枚でした

入場〜ウォーミングアップ

コーナーポストに近い112は、ホームゴール付近の迫力を楽しめます。
また、ベンチに近く程よく角度もあるので、ベンチワークもよく観察できますね。

ウォーミングアップが始まりました。
今日も元気なナベコーチ こと #渡辺彰宏 GKコーチ。
試合前、硬い表情の選手がほとんどの中、選手たちの思いを代弁するように、勇ましいポーズ。意気込みを示してくださいます。すばらです。

渡辺彰宏 GKコーチ。 320mm f6.3 1/800 ISO1600 (ここからSS優先 WB太陽光)※トリミング
撮影環境としては、この日はかなり良い部類でした
no7 西谷優希 選手。 350mm f6.3 1/800 ISO1600
曇天の方が、ヘタに陽が当たるより撮影環境としては安定しますね

カメラに視線を向けてくれる #大森渚生 選手。こちらは別カット。

no5 大森渚生 選手。 180mm f5.6 1/640 ISO2000
光量の関係でISO感度をいじってみたりしています。ここで上限を2000に。
ISO上限をいくつにするかはいつも悩みます。ズームするほどノイズが気になるので、ISO感度はできればあまり上げたくありませんが、画が暗くなるデメリットとのせめぎあいです
また、トラック部は照明量が少なくなるので、ピッチ上のようにはいかないことは常に念頭におく必要はあります

ウォーミングアップの写真はほぼX(旧twitter)に載せましたので、このくらいに。

試合の様子

前半

キックオフ前。シーズン最終盤にチャンスを掴み、スタメンに昇格した #高嶋修也 選手に #森俊貴 選手が駆け寄っていました。笑顔。

no40 高嶋修也 選手。 170mm f5.6 1/800 ISO1250
ISO感度が下がっています。たしか、ピッチに照明がFULLかFULL近くで入っていたと思います。

前半、冒頭から守勢に回ります。それでも自陣深く、GKからのビルドアップを見せる栃木。
磐田さんのハイプレスはGKまで来ており、脇から見ているといかにもすんでのところで回避しているように見えました。ヒヤヒヤしました。

no41 藤田和輝 選手。 270mm f6.3 1/800 ISO1250 ※トリミングのみ

周囲を落ち着かせるマエストロ。
執筆中に契約満了が発表されました。衝撃。
息を飲むような美しいパスの数々、素敵でしたね。

no8 高萩洋次郎 選手。 300mm f6.3 1/800 ISO1600

若い3バック、懸命の守備でしのぎます。相手の後藤選手はもっと若い。
守勢の時間が続きました。

no16 平松航 選手。 230mm f6.3 1/800 ISO1250

しかし、突然に好機が。
サイドチェンジ→アーリークロスを絶妙トラップで仕留めます。
すごいゴールだった。

その後は攻勢を強める磐田さんを受け止めつつ、ときおり返す刀のカウンターで迫る。全体的には我慢の展開が続いていきますが、41分にCKから失点。1-1で折り返します。

後半

何とか巻き返したい。高嶋選手のロングスロー。
栃木の新兵器、“ #高嶋キャノン ”で迫ります。
もちろん、勝手に呼んでるだけです。

no40 高嶋修也 選手。 266mm f6.3 1/640 ISO1600

福森選手のドリブル。なかなか捕まらないドリブルです。ボールを足元に置いているからなのかな。気になります。

no30 福森健太 選手。 300mm f6.3 1/640 ISO1600

後半、追加点を許します。刻一刻と迫る時間。スローインのボールを拾うBOSS。慎重にバウンドを合わせます。
急いで、急いで!(笑)

時崎悠 監督。 275mm f6.3 1/640 ISO1600
しばらく設定を変えずとも安定して写真は撮れておりました

交代選手を投入し、高嶋キャノンも二の矢、三の矢と放ちますが、あと一歩。

no40 高嶋修也 選手。230mm f6.3 1/640 ISO1250

最終節は力及ばず2-1にて敗戦。勝点44の19位で今季を終えました。

あとがき(時崎監督の退任に寄せて)

試合終了後、スタジアムを一周されたチーム関係者の皆さん。最後にホームスタンドに差し掛かったところで、時崎監督がスタンドに歩み寄っていらっしゃいました。旧知のファンの方を見つけられたようです。

時崎悠 監督。 70mm f4.5 1/80 ISO800 ※Xポスト画像
SSの設定を完全にミスっています。ダイヤルを触ってしまっていたことにまるで気付かず撮影。
良く撮れてたな…

スタンドから差し入れられた花束を受け取るその表情は、穏やかでした。いつも眉間にシワを寄せていることがほとんどだったので…
それでも、サポーターさんと写真を撮ったりされているときに、一瞬笑顔になったり、ユーモア溢れる発言をされているのをお聞きしたりしているので、きっと楽しい方なんだろうな、と思っています。

時崎悠 監督。 70mm f4.5 1/80 ISO640 ※別カット
花束すらブレてます。他の写真はほとんどブレブレでした
奇跡的?に写っていた数枚をご覧ください

BOSSにおかれましては、大変な時間が長かったこの2年間だったのかもしれません。でも、個人的にはまた指揮を取ってほしいと思います。ゴール裏からも横断幕が出ていたように。
作新学院卒、お誕生日は県民の日、相性はトッキー(はからずも、マスコットと一緒だからあまり称されることは無かったでしょうか)、何かと御縁を感じて栃木に来てくださった。これで縁は切れた、ってことはないでしょう。
またいつか栃木に来てください。お互いに力を貯めて、また、いつか。

時崎悠 監督。 70mm f4.5 1/80 ISO640 ※別カット
本noteのハイライトです。良い表情されていました。撮れていてよかった。


はあ、やっと書けました。この記事を書くとしばらく、来シーズンまで栃木のことを書くことも無くなるのかな、と思うと、書き進めるのがどんどん億劫になっていく自分がおりました。ようやく、書けました。
それでは(たぶん)また来年、スタジアムで。

ワタシもせっかくのご縁、大事にしてまいりたいと思います。
来シーズンも、よろしくどうぞ。


いつもサポートいただきましてありがとうございます。大変助かっております。これからもがんばります!がんばります!