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好きなポケモン、ウインディ(前)

きょうは、エートーが愛してやまない、ウインディについて、僭越ながらお伝えしていきたい、という回。
我ながら今回は、ニッチにも程があるぞ…度しがたいほどに。
みんな、読んでくれるかなぁ…心配しかないぜ。


まえがき

こんにちは、エートーです。
最近はポケモンのお話だけでなく、いろいろと書かせていただいております。ありがたいことです。
ワタシは、野球もサッカーも応援しているチームがあります。でも、あまり特定の選手を追いかけることはしていません。どちらかと言えばチームを応援する、その道で言えば『箱推し』といわれる区分けになるのだと思います。でも、ポケモンは、別でして。

ところで、ポケモンをやられている皆さん、皆さんの好きなポケモンって、居られますか?たいていの人は居ると思うんです。
ウチの長女はポッチャマ。長男はガブリアス。
彼らは、ものごころついたときに(ワタシが)ダイパをいじっていた世代なので、おのずとシンオウ地方ですね。
次男はエルフーン、ニンフィア、ヒスイゾロア。
彼はガラル地方デビュー組。やっぱりちょっと世代が違いますね。それにしても次男、多いぞ。

で、ワタシの好きなポケモン
それは、『ウインディ』。

冒頭でも触れましたが、今日はワタシが皆さんにウインディの魅力について、できるだけ面白おかしくお伝えする、という押し付け満載の回です。
しかも、面白がって愛を並べていったところ、思ったより字数が多くなってしまいました。やむなく2つに分けてお届けするということにいたします。それでは、よろしくお願いいたします。

ウインディの現在地。強いよね

種族値合計は驚きの555。HABCDSで表記すれば90-110-80-100-80-95。これは、幻・伝説・準伝説を除外し、各バージョンに必ずいる(はずの)600族ドラゴンを除くと、一般ポケでは(ケッキングは別格として)最高ランクの合計値になります。
対戦環境においては、物理・特殊両方のアタッカーになれる可能性があることや、特性いかくによる物理受けとしても機能するため、役割が多く読みにくい側面もあるようです。2023年においては世界チャンプが採用し、先日そのポケモン(色違い)が配布されました。
そして、満を持してリージョンフォームも登場しました。全ポケの中でも貴重なヒスイのすがたも得ています。そちらも種族値も高くいわタイプを手に入れました(これが強いのかどうかはとりあえず置いておきます)。
そして、ルックスも悪くない。
たしかに、強ポケの一角を占める。それが現在のウインディです。

今でこそ。

ワタシからすれば、ですよ。あくまで。
たとえるなら「小劇場で、ビール片手に鼻をほじっているおじさんに、ネタ中に罵声を浴びせられていた、あの頃」から知っています(さすがに言い過ぎですけどね)。

だからこそ、ワタシは対戦環境でも活躍するウインディを見て、うれし涙をにじませつつ。そして、ありったけの愛をこめて。声を大にして。
「大出世!あっぱれ!大出世!」と、申し上げたい。

残念。だからかわいい。それがウインディ

ウインディ、それは「いっぱしの強さを設定されていながら、いろいろと残念エピソードに事欠かない」
そんな、ややもすれば人間臭さすら感じるところ。たいへんに魅力的で愛くるしいんです。これを知れば、あなたも愛さずにはいられない。

さぁ、ポケットモンスター、じゃない!今日は違う、違うんだった。
あいすべき ウインディの せかいへ !レッツ ゴー!

ウインディの愛すべき残念ポイント

  1. よく名前を間違えられる

  2. 最もレアリティの低い「でんせつポケモン」

  3. バージョン限定出現が多く、知名度がイマイチ

  4. 初代での不遇すぎる不遇が多すぎてトラウマ

1.よく名前を間違えられる

これは、かなりの頻度で起こっています。
ウインディをウィンディに間違えられるんですね。ひとつめの「イ」を「ィ」に間違えられることの多いこと。これでは、山下達郎の「Windy Lady」になってしまいます。いや、あれは素晴らしい曲ですよ。
ここからは個人的な好みですが、アルバムとしては『CIRCUS TOWN』より『SPACY』がより、名盤だと思います。冒頭の「LOVE SPACE」なんてさあ、…あれ、何の話でしたっけ。
名前を間違えられる話でした。最近でこそ、ネット検索はサジェストしてくれますから、「ねぇねぇ、そこもとの検索ワードは本当は『ウインディ』じゃないの?」って察してくれて、間違えてもある程度たどり着けますけど、SNSはそうもいかなかったりしますので。名前だけでも覚えて帰ってくださいね、って、今お伝えしたいです。よろしくお願いいたします。

2.最もレアリティの低い「でんせつポケモン」

ポケモン界で「最もレアリティの低いでんせつポケモン」、それがウインディです。だって、草むらからひょいと出てきた捨て犬みたいなポケモンを捕まえて、石を与えればもう、会えるんですよ(言い方)。
あちらの世界では、「(気軽に)会いに行けるでんせつポケモン」と言ってよいでしょう。なんなんでしょうね、あの図鑑表記。

インターネットの海には、そんな「でんせつポケモン」を考察している方がおられました。無断でごめんなさい。

古くからの言い伝え=でんせつ。
古くからの言い伝えの中にも出てくることのある、あくまで一般ポケモン、それがウインディ。素敵な考察でした。ちょっぴり残念ですが、それが現実なんだと思います。あとアニメね。あれはよくないよね。

3.バージョン限定出現が多く、知名度がイマイチ

ウインディは、初代赤緑から伝統的に「バージョン限定出現」の役割を担わされる宿命を背負ったポケモンでした。ちなみに、初代では「赤」にのみ出現していたんですよね。
ワタシはある程度の年齢になってからポケモンに出会っているので(恥ずかしながら)、赤と緑があったらどちらを買おうか迷うこともせず、両方買い求めていました。
でも、クリスマスプレゼントや、お誕生日で買ってもらうポケモンだったとすると、ひとりに赤緑両方同時に与えられるってことは、ケースとして少ないんじゃないかと思うんですよね。
兄弟がいたりすれば、赤緑どちらか選べ、などと、ポケモンを良く知らないお父さんが、たまさか、オーキド博士と見まごうようなことをのたまったりする現象が、多くのご家庭で見られたのだろうと思います。
そのように考えると、ウインディの進化前であるガーディに出会える確率は単純に1/2。おのずと知名度は上がらないと思うんです。ややもすれば、緑を選んだばっかりにサンドパンしか知らずに育った、という諸兄もおられると思います。かわいそうに…(※サンドパンは良い奴ですし、緑バージョンはエレブーも出るし、いいゲームです!)。

以降の世代でも、バージョン限定出現として設定されることが多いウインディ(ガーディ)ですが、一番出会うのに面倒くさかったのが、ダイパ(DS)ではないでしょうか。D・P・Ptどれでも出現するのですが、GBAスロットにGBA版「ファイアレッド」を差さないと、出現することはなかったんですよね。ワタシは当時、子育てやら何やらでGBA版は遊んでいなかったので、ガーディ(やら他のポケモン)に出会うために、GBAのポケモンソフトをあちこち探し回りました。いい思い出です。

4.初代での不遇すぎる不遇が多すぎてトラウマ

そして、ウインディへの深い愛を語るうえで、初代赤緑(青黄ふくむ)における不遇について触れないわけにはまいりません。

ポケモン黎明の時代は、現在のように洗練されたものではなく、いろいろと古き良き味が漂っていたものでした。ウインディも、その味にまみれたポケモンのうちの一体と言えます。
とはいえ、ワタシのようなウインディを愛してやまない者には、初代におけるかような不遇など、これまで語ってきた残念同様、掃いて捨てるもの。語って笑い、蹴り飛ばす彼方。そんなものです。愛が一番、アイフルです。

続きは(後)にて

ウインディのことを広く皆さんに知っていただくためには、ウインディの歩んだポケモンの黎明期、初代での不遇について、項を割いてさらに紐解く必要があると考えました。
…が、お話が想定以上に長くなってしまいました。今週はここらでいったん話を切り上げて。黎明期の不遇については次週以降。といたします。そして来週はたぶん、違う話をすることになるかもしれません。
それでは、そのうちに、続きを。

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