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マリーゴールドプロジェクトについて

こんにちは!🐣

今回は、今年の8月のスタディーツアーにて行った“マリーゴールドプロジェクト”についてお話ししていきたいと思います🌟

渡航ギリギリまで試行錯誤したこのプロジェクト...!個人的にも思い入れの強いものとなっています^ - ^
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです♡

マリーゴールドプロジェクトとは…?


マリーゴールドプロジェクトとは、
・心肺蘇生訓練人形の寄贈
・救命救急講習会の実施
・上級救命講習の受講
・ルムドア島での健康診断の実施
の4つのプロジェクトから出来ているものです。

プロジェクト名の由来は?
マリーゴールドプロジェクトは、みなさん聞いたことがあるであろうお花の名前「マリーゴールド」が入っています。マリーゴールドは、日本の名前で千寿菊ということもあり、「長生きをしてもらいたい」という願いが込められています🙏🏻🤍
また、マリーゴールドの花言葉には、「逆境を乗り越えて生きる」というものがあります。これはまさに「救命」における願いなのではないでしょうか。これらの願いが、私たちのプロジェクトへかける願いと繋がっていると思い、このマリーゴールドプロジェクトという名前になりました!👏🏻

プロジェクト名の由来はここまでとして...🤭

早速、各プロジェクトについてどんなことを行なってきたのか、みなさんにお話ししたいなと思います🙌🏻✨

〜心肺蘇生訓練人形の寄贈〜

今回私たちは、成人用・小児用・新生児用それぞれ合わせて4体の心肺蘇生訓練人形の寄贈を行いました!🎁𓂃𓈒𓏸

「なぜ寄贈することになったの??」

みなさんこのように思うと思います。
なので、ざっくりと説明いたします✊🏻

カンボジアの医療現場では、医療従事者の知識とスキルを向上させることの出来る環境が整えられていないという現状があることを、現地の方や現地で働く医療従事者の方からお話を伺いました。✎𓈒𓂂𓏸
その中で私たちは、特にカンボジアでは新生児の死亡率が日本よりもはるかに高いということに着目しました。この理由の一つとしてカンボジアの医療従事者が新生児の心肺蘇生法を知らないことが挙げられています。
そこで「カンボジアの医療従事者の方々にも新生児の心肺蘇生法を知ってもらいたい!」という想いから、このプロジェクトを計画する運びになりました!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

大まかに説明をすると、このような感じなのですが、「もっと詳しく知りたい!👀」という方は、ぜひ下のリンクから過去のnoteをご覧ください!!👇🏻

寄贈先は、カンボジアの医療において新生児や小児を主に扱っている病院である周産期学会様(国立カルメット病院)に新生児用心肺蘇生訓練人形を、カンボジアにて多くの講習会を主催しているサイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)様に乳児・幼児・成人用の心肺蘇生訓練人形の寄贈をすることに決めさせていただきました。

周産期学会様への寄贈は、GRAPHISの姉妹サークルでもあるJ-HEARTYの皆さんから資金協力をいただき、実現いたしました!ありがとうございました!
(ちなみに、このJ-HEARTYの初代代表・副代表をされていた「マリさん」と「マリエさん」のお二方のお名前に“マリ”が入っていることも、マリーゴールドプロジェクトという名前に決まった理由の1つです!😆)

実のところ、周産期学会様への寄贈は、機会が合わず直接お渡しすることは出来ませんでしたが、SBSIのカンボジア支部長である佐々木様にご協力いただき、寄贈をさせていただきました!重ねてお礼を申し上げます。

寄贈をすることで、現地の医療従事者の方々から多くの感謝の言葉をいただき、寄贈ができて良かったと改めて思いました💭
しかし、この寄贈は私たち学生団体がしたいと思ってすぐに実現できるものではありません。
なにより、GRAPHISを応援してくださり、支援してくださった皆さんがいるからこそ出来たことだと思っています🔥🔥
GRAPHISが開催した様々なチャリティーイベントや街頭募金にて集めた資金によって、実現できたものです。
改めていつも応援してくださり、ありがとうございます!!🤍✨

SBSI様のご協力で周産期学会様へ無事に寄贈ができました!
SBSIの皆様には、直接寄贈させていただきました!

「寄贈をするだけ??使い方は教えないの??」

お読みの皆さんの中には、このような疑問を持つ方もいらっしゃると思います。
そうなんです。GRAPHISは寄贈するだけでは終わりません!継続的な支援も心がけています🙌🏻

今回は、寄贈先の1つであるSBSIの皆様のご協力のもと、カンボジア赤十字プノンペン支部にて、寄贈した心肺蘇生訓練人形を実際に使用し、現地ボランティアの子供たちと共に心肺蘇生の訓練・AEDの講習を行いました!🏥

実は私たちは、カンボジアへ渡航する前に、上級救命講習を受講し心肺蘇生法を習得していました!
そのため今回の講習ではその知識を活かし、ボランティアの子供たちへ積極的に技術を伝えることができたのではないかと思います!✏️✨

上級救命講習の様子👀

言語が異なる中、果たして心肺蘇生法を教えることは出来るのかと不安に思う部分もありましたが、講習会で使えるクメール語を少し勉強したことや、言葉だけではなくジェスチャーなども含めて表現したことで思いの外、上手く教えることができました!ボランティアの子供たちの理解力が素晴らしかったことも上手くいった一因だと思います^_^
講習が進むにつれ、ボランティアの子供たちの心肺蘇生法の技術がどんどんと上達していく姿をみて、「このプロジェクトを実施して良かった!」と思うと同時に、GRAPHISとしても多くの学びを得ることができました!💪🏻

現地ボランティアの子供たちの目は真剣そのもの!
どんどん上達していく姿に心が打たれました。
赤十字プノンペン支部長様と現地のボランティアの子供たちをはじめとする方々との集合写真!
講習後は、みんなでお話をし交流を深めました🤝🏻

〜ルムドア島での健康診断の実施〜

次に、ルムドア島での健康診断についてお話ししたいと思います!

今回、健康診断をした場所はルムドア島という島🏝️
この島は、医者が居ない無医島なのです。
GRAPHISとルムドア島との関わりは、およそ10年以上前からあり、ろ過機の寄贈や公衆衛生についての講習、普及活動を行ってきました。
しかし、現在はこの島に対し、プロジェクトを行っていない状況となっていました。

今回はそんなルムドア島と今後もつながっていくため、そしてルムドア島の子どもたちに自分自身の健康状態を知ってもらうためにプロジェクトを行うことになりました!👏🏻

ルムドア島の幼年学校に通っている5歳〜10歳程度の子どもたちを対象とし、
①検温
②身長・体重測定
③肺の聴診
④耳鼻科検診
の4つの項目を実施しました!🩺

ここでは、GRAPHISに所属する現役看護学生が大活躍!!✨
肺の聴診や耳鼻科検診など、それぞれの大学で学んだ知識を用いながらスムーズに健康診断を行なっていたことがとても印象的でした!
GRAPHISは他の団体より看護学生の所属率が高いという特徴が活かされていますね😉

子どもたちは想像以上に健康診断に興味津々で、現地の方からは「毎年してほしい」とのお話をしていただきました。
また、この健康診断によって、より専門的な検査を必要とするお子さんが居ることが分かり、早期発見へ繋げることが出来ました。

初めての検診にドキドキ!
肺の聴診の様子🩺

最後に…

以上、マリーゴールドプロジェクトについてでした!🍀🫧

「私たちにできる医療支援とはなにか」を考えたことから始まったこのプロジェクト。
今の私たちに出来ることが出来たのではないかと私は思っています😌🤍
これからも継続的に活動をしていきたいです✊🏻

そしてこのnoteが、カンボジアの医療について考えるきっかけに少しでもなれれば、嬉しいです☺️
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!


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