10月25日 もがくキリギリスの日記


25日


母はやっぱり骨が折れていて、病院で診てもらう前に、おれは「骨、折れてんちゃうん」と言ったけれど、超常能力者は「折れてへんやろ 折れてたら云々」と言った。

得意の超常能力では、わからなかったのだろうか。

癌やった時も、「わしが治したから大丈夫や」って言ったそうだけれど、結局は手術して取った。


現役世代とやらと、高齢者の分断を煽っているような奴らとつるむ奴なんて、愛国者の訳がない。


昨日の介護タクシーの人、アゴマスクやった。
アゴにも、呼吸器がついてんのか?

父に、この人のことを、ちゃんとしていたかどうかを聞いた。
10年くらいやっている人やからなぁ、と言っていた。

父の評価が高い人はダメな人で、評価が低い人はちゃんとしている可能性があると思った。
それと、ひょっとしたら、アゴマスクをしているのを見ても、父はわからないのかもしれない。



母は2時に手術。
1時に来てとのことだったので、行ったけれど母に会えず。
硬い椅子に座っていると、痛みがぶり返すので帰ってきた。
帰りは歩いて帰ってきた。

行きは父の運転で行った。
40キロのところを60キロで走った。
70代の爺。


夕方に昼寝をしてしまった。


今日は心の調子が悪い。
母のことを考えると沈む。
寝不足もあると思う。


エビリファイが睡眠相後退症候群に効くらしい。
飲んだら、おれの睡眠時間がずれていくのも、とまるかな。今は、ずれるのは、とまっているけれど、日中に眠い。

鬱っぽいのと、ずれていくのと関係があったんかもしれへんと思った。
鬱やったら寝られへんと聞いていたし、母もそう言っていた。
ずれてはいたけれど、睡眠時間はとれていた。
だから、母は「鬱やったら寝られへんらしいのになぁ」と言っていた。

20年間ずれてずれて一周してってなっていて、やっと気づいた。
睡眠はとれているけれど、ずれていて、やっぱり鬱と関係するかもしれへん。
いや、そんなことはないか。
元気やった時も、ずれてずれて一周してたわ。思いだした。
20年くらい前は、まだ元気やったわ。元気って言うか、鬱っぽくはなかった。
まあでも、関係あるかもしれへんか。


深夜に音楽を聞いて、ハイになってしまった。


26日


睡眠

25日の夕方に、昼寝をしてしまった。
日付が変わったくらいで、音楽を聞いてハイになった。

なかなか寝つけなかった。
朝方に寝たと思う。

8時に起きた。


父が「迷惑メールが送られてきよんねん また、あっこ(ソフトバンク)行かなアカン」と言ってきた。
それから、朝ごはんを用意している、おれのところにわざわざ来て、スマホを見せて「ほら、これ見て、こんなんずーっと送ってきよんねん」と言った。

3日くらい前にも、父はソフトバンクにスマホの相談に行った。
その時は、画面が拡大されて、拡大されたのが元に戻らない状態だった。
ソフトバンクから帰ってきて「三本指でタッチしたら治るねん」と言ってきた。
同じことに前にもなっていて、その時もソフトバンクに行って教えてもらって、帰ってきて同じことを言っていた。


母のお見舞いに行くための服を買いにいこう。


ねむた。


話が上手く、まとまっていない。
言語化がむつかしい。

父が癌の話をしだした。
「70%は、ホンマはどうもない」と言っていた。
他にも医療陰謀論のデマに騙されている感じのことを言っていた。
おれは「デマに騙されてるで」と言った。

医療デマに引っかかっている感じの散髪屋の話をしだして、その人のことも、おれは「その人も、医療デマに引っかかってる」と言った。

散髪屋の話だったか忘れたけれど、「○○(ある県)に妹さんがいて、その人が医者をしていて、妹さんが『あれ食べたらアカン これ食べたらアカンって言う医者を信用したらアカン』って言うてんで」と言ってきた。

父なりに頭をひねって、おれに信じてもらうために散髪屋の話と医者の話をしよるんやと思う。

母が前にがんの手術をして癌を取った。
子宮がんと大腸癌だった。
その手術中に、卵巣か卵管にも、癌なのか癌らしいものが見つかったたらしい。
それで、それも子宮と大腸のがんと一緒に取った。
父は、それが気に食わないみたいで、その話も医療デマの話をしている時にしだした。
「あっこはええ医者やと思とったけど云々」と話していた。

母の胆石の話にもなった。
「医者が『痛みが引かなかったら(胆のうを)取るしかない』って言うから、『そんなもんおかしいやろ!』って言うた」と父は言っていた。
父はそう言ったけれど、父は話すことに特徴があって、実際に使った言葉とは違う言葉を使うので、こんな強い口調で言ったのかどうかはわからない。
しかも、ここの話は、部分的なところを初めに言ってきたので、話がよくわからない。

母が最近、お腹が痛いとよく言う。
それを、父は母のお腹をさわって「ここか? ここは便やで」などと言っている。
だから、おれが「やっぱり胆石なんちゃうん?」とか「胆のうを取ることを、お父さんが嫌がってるから、便やと思うんちゃうん」とか言った。

「おれが『足、折れてんちゃうん?』って聞いたら、お父さんは『折れてへん』って言ってきたけど、その時に超常能力で診てないん?」と聞いた。
「診たけど云々」と言っていた。何か言ったけれど、忘れてしまった。

「前に癌やった時に『わしが治したから大丈夫や』って言ったそうやけど云々」と、おれが言うと、父は「安心させるために言うた」と言っていた。
おれは「逆に不安になるやろ」と返した。

父は「神様に与えられたものやのに云々」と言っていた。
これで、医療に抵抗するんか。

言語化、むつかしい。

メモ
70% どうもない 癌の話やったか
沖縄の医者 妹 50代 散髪屋やったか
胆石 この説明も何か変
子宮 大腸 卵巣か卵管
おれが強い口調で言うと、少しひるんだ様子だった
(上の文章のメモ)

いくらか可視化された。
昔は、よく言っていた。
思いだした。


車の運転の話。
母のお見舞いに行くのに、父の運転で行った。
昨日は40キロのところを60キロで走っていたけれど、今日は他に車がいたからか、40キロのところを50キロで走っていた。
しかし、何かの話を父がぼくに一方的にしている時に、フラ~ッと道路の真ん中を走った。
車線は引かれていない道路で、何十メートルか遠くではあるけれど対向車が走っていた。
父が変な運転をするので、対向車は走っていたけれど、止まった。
それが2回あった。

怖いから明日からは、歩いていこうかなと思うけれど、歩いていくとアチコチ傷めたところがぶり返しよるし、むつかしい。


ちょっと一緒に過ごすだけで、ネタを実らせるやん。
ネタのなる木や。
でも、おれの言語化能力がアカンなぁ。
もったいない!


一応、医者の言うことを信じるんかな。
違うか。
自分が信じていることを肯定する医者の意見は信じよるんか。


母は元気がなかった。
父は落ち着きがなかった。
父は、母に話しかけたり、器具をさわったりしていた。

前に書いた行政にひきこもり息子の相談に行った話、今日みたいな感じで落ち着きがないんやわ。だから、お母さんに叱られたんやわ。
今日みたいな感じって、昨日もやったけれど。

そうやわ、昨日はナースステーションの前でウロチョロウロチョロしとったわ。


オムツが届いたので、父が持っていってくれた。
パンツ型のヤツはアカンらしい。
テープ型のヤツじゃないとアカン。


エビリファイのジェネリックが、アリピプラゾールなんか。

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