百名山しか登らないわけではないけど、一般的な登山者にとっては、百名山に登ることのメリットは大きいと思う。私が思うその理由は、

①日本の山の中で100だけ選ばれてる山なので、さすがと思われる景色に出会える

②登る人が多いので、行き倒れることがあっても、発見されたり、通報してもらえる可能性が高い

③比較的、道が整備されてる

④登る人が多いので、交通アクセスが整っている

というような点です。

てことで、今回は新潟県の妙高山、火打山に行ってきた。ここは、２つの百名山が近接しているので、山小屋かテント泊で一泊し、セットで登る方が多い山です。

今回、私と山友は比較的登る人の多い笹ヶ峰登山口ではなく、妙高高原スキー場の妙高スカイケーブル駐車場に車を置き、スタートしました。駐車場は、拍子抜けするほど、車が少なく、よくこれで、営業してるなと思うほどお客さんは少なかった。お天気も良く、絶好の登山日和。

道もわりと整備されていて歩きやすいが、一部、鎖もあります。妙高山までは、約3時間半、標準的なタイムよりも少し早めに山頂に到着。

山頂から火打山に向かう道はすぐに急坂の下りになり、結構、これが足腰にこたえた。この急坂を終えると、長助池を右手に見て、高山の湿原を眺める道を歩くことになり、気分はゴキゲン。

途中、黒沢池ヒュッテ、黒沢池の湿原を通過し、ヘロヘロになりながら、本日のお宿の高谷池ヒュッテ到着。

ヒュッテはつい最近、室内の改装が施されたようで、キレイ。また、大部屋の就寝スペースもとてもゆったりでとても快適。写真ないけど。何と言っても驚いたのは、ウォシュレット完備。写真ないけど。飲水も確保できるし、食事はカレー、ハヤシライス食べ放題で、またこれがかなり美味しい！北アルプスの燕山荘や蝶ヶ岳ヒュッテのようなオシャレ感はないけど、とても快適でした。

翌朝、出発時のヒュッテ前の景色。ヒュッテは山頂付近にはないため、日の出を眺めるという場所ではないけど、目の前のこの景色だけで満足。これから約１時間半程度の火打山を目指します。

途中、天狗の庭と呼ばれる場所の景色も素晴らしく、火打山山頂到着。

山頂からは360度展望が効き、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、富士山も臨めました。紅葉のピークはもう１〜２週間後でしょうか。

さすが百名山。大満足の一泊二日でした。ありがとう。