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日本三大急登 黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に行ってきた《前編》

「日本三大急登」って知ってますか。

答えはYAMA HACKを見ていただくとして、その黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に行ってきました。甲斐駒ヶ岳は、そのルックスから、ずっと以前から登ってみたかった山です。

整った山容と言えば、代表的なものはやはり、富士山ということになる。このタイプには北海道の羊蹄山や鹿児島の開聞岳などがある。

羊蹄山

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開聞岳

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もう一方で富士山型のようなきれいな整い方ではないのだけど、ゴツゴツした威風堂々というタイプの山でとてもカッコいいルックスの山々があり、私はどちらかと言うとこちらの方が好きです。

私の中で最もルックスがいけてるNo. 1は立山連峰の劔岳。No.2は甲斐駒ヶ岳、No.3は北岳でしょうか。

劔岳

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北岳

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できれば、山頂までアクセスが容易な北沢峠から登りたかったが、現在、公共交通機関を使うアクセスでは、甲府方面からは見つけられなかったので、黒戸尾根からアクセスすることにした。

黒戸尾根は、私の体力、脚力では当然日帰りは無理なので、七丈小屋で泊まることにして、八合目あたりでご来光を拝むことにする。

山小屋で泊まることにすると、そんなに朝早く登り始める必要もないので、登山口到着は9時ころでいいかてことで、6時過ぎに東京を出発。

中央高速に乗ると、なんと、渋滞していて、相模湖まで2時間以上かかるとのこと。やはり、緊急事態宣言の解除でみなさん一気に出歩いたんですね。登りはじめは10時半すぎ。

ほんとに甲斐駒ヶ岳は惚れ惚れするようなどっしりとした山容なのですが、途中、全体像を観れることもなく、時々、木陰から少し眺望が臨めるくらい。

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上から、この前登った金峰山、八ヶ岳、2年前に登った鳳凰三山。

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途中はこんな感じの涼しげな道や、こんな感じの厳しい鎖や梯子を通過して、4時半頃になんとか七丈小屋到着。黒戸尾根はほんと長いので、トレランの方も多く、山頂まで日帰りするだけでも尊敬に値すると思う。YAMAPを見てると、中には5時間半で往復!なんていう、人間離れしたどMの方もいるようで信じられん。この小屋は、私にとっては、まさにこれより上でも下でも都合が悪いようなジャストな場所にあり、とてもありがたかった。

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小屋は簡素なルックスですが、中は掃除もきれいにされており、就寝スペースも一人ずつパーティションで仕切られとても清潔感があります。敷布団も、枕もビニールで覆われてますが、掛け布団はないので、シュラフ持参です。

食事はカレーでおかわり自由。なかなか美味しい。トイレは昔ながらのトイレです。写真ないけど。荷物置き場等の配置もよく考えられていて、とても快適でしたが、ひとつ不満といえば、第一小屋はネットが快適でしたが、私の泊まった第二小屋はほとんどネットが繋がらなかったことくらい。まあ、夕食後すぐに寝たので、大した問題ではなかったけど。

つづく。

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