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なぜ人は上に昇ることだけがいいことだと思うのか


僕の大好きな本のひとつである「自省録」


この本は古代ローマ帝国の大五賢帝の最後皇帝マルクス・アウレリウスによって書かれた日記である

マルクス・アウレリウス


そんなこの本にこんな一文がある

「空中に投げられた石にとっては、落ちるのが悪いことでもなければ、昇るのが善いことでもない」


この言葉を読んだ時、ハッとした。


SNSの普及により、私達の生活は見える化されるようになった


それはある意味、人との差があきらかになった


SNSを見るとみんながキラキラした生活を送っている


それに対して私の今の生活は... 私ってダメな人間だ


なんとか頑張らなきゃってもがく


とても苦しいと思う




そんな時にあの言葉に出会った。




人々は富、力、名声、この世の全てをを手に入れたいと上に昇ろうとする



そして落ちていくものを嘲笑し、さらに高みを目指そうとする


でも、本当に上に昇ることが全てなのか

それらを手に入れたとして幸せになるのだろうか



人生にとって成功とは何なのだろうか。


人生として面白みがあるのは
落ちたり、昇ったりして
どれだけ大きな差を経験できるか


もがき苦しみだらだら昇って行くくらいなら、
どん底まで落ちて這い上がった方が楽しくないか?

よく分からない勇気を持ち暗闇の中で足を1歩出せるか

それが新しいフロンティア(人類未開の地)に辿りつく方法な気がする

このままでは人類は退化する

一旦成功など忘れ、
自然体になり、運命に身を任せ、
自ら1歩踏み出してみること



これが大事なのだ



と自分によく言い聞かせたい



下手くそな文章で、すみません






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