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1.19「ギリシャより愛をこめて Vol.4」について(セットリスト(仮)を公開します)

 インフルエンザに罹って、五日も寝て過ごしたら、罹る前よりずっと元気になった。ずっと働きづめだったから、筋肉がやわらいだ気がする。冬の寒さに冷えた骨もあたたまって、すこししなやかに動くようになったし、不要な気負いがなくなって、心が軽くなり、身体の中の不燃物が全て吐く息とともに出ていって、自分はといえば、バナナの皮のように布団の上に横たわることができ、それを部屋の天井の穴から見ることができている、というぐあい。

 今月の十九日土曜日に下北沢モナレコードにて「ギリシャより愛をこめてVol.4」をやります。阿佐ヶ谷ロマンティクスを迎えて。

https://youtu.be/R4X1d5sFUYg

 阿佐ヶ谷ロマンティクスは、実は去年の春だったか夏だったか、共演するチャンスがあったのだけれど、ぼくらのスケジュールの都合で出られなかった。でも、その時にはじめて聴いて以来、ずっと聴いてるバンド。結局年末に京都でツアーに呼んでもらって、共演はしたのだけれど、ツーマンでがっつり観られるのが、今からとても楽しみだな。
 ていうか、↑のMV、城君が監督みたい。びっくり。城君は、ぼくらの1stフルアルバム『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』の録音をやってくれた人なんですよ。なんか、運命感じますね。

 知っている人も多いとおもうけれど、今度のライブは『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』の再現ライブです。でも、再現といっても、完全な再現じゃない。三つほど、留意しておいてほしい点があります。

 一つ目は、『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』の曲だけを演奏するのではない、という点です。今度のライブのぼくらの持ち時間は六〇分、『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』は三〇分そこそこのアルバムなので、必然的に他の曲もやることになります。

 二つ目は、再現といっても、リアレンジを施した上での演奏になるということ。『竜骨の上で』や、『夜の太陽』は、今でもライブの定番曲なので、ご存じの方もおられるかと思いますけれど、ああいう感じですね。かなり大胆に再編曲している曲もある。お楽しみに。

 三つ目は、インタールードの『パリ、フランス』は演奏しない、ということ。この曲は、SEやミックス、全てにこだわって作り上げた全き「録音用の」曲だし、六〇分のライブ・パフォーマンスに幕間は要らないだろう、と判断しました。ただし、この曲は、実は今年ぼくらが出す予定のアルバムに入っているある曲と深いつながりをもつ、重要なピースになっています。それが見える形で、当日はそちらの新曲の方を演奏する予定です。お楽しみに。

 で、このnoteの最後で、当日のセットリスト(仮)を公開します。これから変更が加えられる可能性もあるけれど、多分このままいきます。来る予定の人で見たくない人はぼちぼちウィンドウを閉じた方がいいかも。でも、実際には、セットリストを事前に知るのが嫌なひとって、そんなに多くないのでは、ともおもうけれど。フレディ・マーキュリーの半生なんて皆知ってるけれど映画観に行くんだから。

なにはともあれ、ギリシャラブ二〇一九年一本目のライブ、とっても楽しみ。愛をこめて演奏しますね。
まだ予約していない方は↓から。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc_wEdedi5YQZeMX0_KoSvFkyrDyjhpj3Oy_cNgw5fzPHRGAQ/viewform

以下セットリストです。






2019. 1.19 下北沢モナレコード
セットリスト(仮)

1. 愛の季節(新曲)
2. からだだけの愛
3. ブエノスアイレス(新曲)
4. ブラスバンド
5. 竜骨の上で
6. つつじの蜜
7. 夜の太陽
8. セックス
9. 機械
10. ヒモ
11. よろこびのうた
12. パリ、兵庫
13. イッツ・オンリー・ア・ジョーク
14. ギリシャより愛をこめて

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