【最難関は0から1】

先日聞いたお話の中で
「変化を急がない」という言葉がありました。
その時は、働き方についてのお話だったのですが、しばらく時間を置いたいま、それは自分にとって他の面でも通じることだと分かりました。

何かに疑問を抱いたとき
違和感を感じたとき
別の場所に行きたいとき
もう終わりにしたいとき
そろそろ忘れたいとき
思うようにならないとき
モヤモヤもどかしいとき
そして何かを始めたいとき

いきなり0にして、いきなり1まで持っていかなくてもいいと、初めて分かりました。
もちろんスピード命の場面もあるのだろうけど。
特に気持ちとか姿勢の面ではそうでもない場面も、多々あるのかなと。
何層にも重なっているものを、じわじわと。グラデーションのように徐々に変化していけばいいのかなと。
即効性の強い特効薬よりも、調子を整える常備薬みたいな。
淡々と、けれど確実に。
変化することは、思っていたほど劇的ビフォーアフターじゃないのかもしれません。
それを忘れなければ、変わらないことも、変わっていくことも、どちらも拒絶しなくて済むんじゃないかと、思っています。