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AWS EC2上でElasticsearchを構築1


1.Elasticsearchとは?

Elastic社が開発している高速に検索や分析を行うためのツールです。
クラスタによる分散処理を行うことができるため動作が非常に高速で可用性に優れていることが特徴です。

Elasticには検索ロジックなどを行うElasticsearch
データの取得、整形を行うLogstash(&Beats)
取得したデータを自分が見やすい形で可視化するのがKibana
それぞれ役割が分かれています。
これらは総称で「Elastic Stack」と呼ばれています。

Elasticsearchの概略図

2.AWSの設定

AWS(EC2)を使って構築します。
※マネージドサービスのAmazonOpenSearchではなくEC2上にセルフマネージド版をセットアップします。

  1. AMIは「Amazon Linux 2 AMI (HVM) - Kernel 5.10, SSD Volume Type」を選択

  2. インスタンスタイプは「t2.medium」を選択する

  3. キーペアの作成する
    キーペア名:任意(例:Elasticsearchなど)
    キーペアのタイプ:RSA
    プライベートキーファイル形式:ppk

  4. パブリックサブネットで起動するよう設定する
    ネットワーク 情報:デフォルト
    サブネット 情報:優先順位なし (アベイラビリティーゾーンのデフォルトサブネット)
    パブリック IP の自動割り当て 情報:有効化

  5. Firewall (security groups) 情報
    セキュリティグループを作成する
    SSH トラフィックを許可する:自分の IP
    ※セキュリティグループの細かな設定はあとから行います

  6. EBS ボリューム
    ストレージタイプ:EBS
    デバイス名 :/dev/xvda
    スナップショット:デフォルト
    サイズ (GiB) :30
    ボリュームタイプ:gp2
    IOPS :100 / 3000
    終了時に削除 :はい
    暗号化済み :暗号化なし

  7. 高度な詳細
    購入オプション:スポットインスタンスをリクエスト
    ※課金を最小限にするためにスポットインスタンスを適用します
    ユーザデータ:今回はEC2で詳細に設定します

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