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パワハラは大病を引きおこす3

何故私は、くも膜下出血になってしまったと思いますか?

正社員で働いていたあの会社で実は、36年のうち3回大きな
パワハラをうけていました。

その最初のパワハラがくも膜下出血でした。

あの頃近所で脳内出血が流行りまくっていて、連鎖的の輪の中に
私も入ってしまったのですが、ただ無事に元気に生き残れたのは私だけで
他の方は、サヨナラの世界や、全身まひになった方ばかりでした。

私の場合、原因は「ストレス」です。

ストレス、侮ってはいけません。我慢を重ね続けてしまうと本当にとんでもない病気を引寄せます。

パワハラの相手は、母と同じ年齢の女性社員からの嫌がらせでした。
最初はとても良い人だったのですが、口が本当に本当に軽い人でした。

最初はそんなこともわからなかったのですが、ある日休憩で立ち話をしていた話の内容を、みんながいる席に戻った時に「ちょっと、みんな聞いてよ!」って言いだし、何を言うのかと思っていたら、つい先ほどまで
そこで話をしていたことを、みんなに話出したんです。

びっくりでした。え~なんで話すの~

おばさんの洗礼をあびたんでしょうが、当時の私はただただびっくりするだけでした。

その後は極力プライベート的な話をしないようにしていたんですが
なにせまだスマホも携帯もない時代。友人とのやり取りは会社の電話を使って連絡をとることが日常的に行われていました。

もちろんプライベート筒抜け。

できるだけ気を付けていたけれど、そういう時っておばさんのカンはするどいのか、かぎつけてはどんどん大勢の人がいる前で人のプライベートな話を暴露するようになってしまったんです。

ひたすら我慢して我慢して我慢して。

その頃の心の状態はというと、スポンジに例えるとぐっと絞れば、水は流れていくけれど使い続けると吸収した水は、流れなくなりどんどん固くなっていく。

我慢しまくっていた私の心のスポンジは、もう何も吸収できなくなり
ある日、今までの怒りをすべてそのおばさんに思いっきり吐きだしたんです。上司からやめなさいって言われても一切無視して。

周りの社員にものすごく心配されたけれど、そのおばさんの目の前で
言いたいことが言えてすっきりしたって言って帰ったその日に、
断末魔の叫び声をあげて私は意識不明になったんです。

つづく

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