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台湾に追いつこう!マイカップ、マイストロー!

 2018年から、台湾の「タピオカ文化」が日本で大人気になり、全国で多くの店を開設し始めた。しかしながら、タピオカブームとともに、使い捨てのプラスチックカップやストローも大量に使用されている。また、ほとんどのタピオカの飲み物は綺麗に作られたので、わざと買い、写真を撮る人も少なくない。だが、写真を撮った後飲みきれず、そのまま捨ててしまう人もいる。その結果、より多くのプラスチックゴミができてしまった上、食品ロスも発生し、環境に対する影響は非常に厳しいと思われる。とはいえ、実際このような状況は、もし人々が環境をより意識し、深く考えておけば、様々な改善、代替方法がある。

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 例えば、タピオカの発祥地、台湾では、「飲料店」はもうすでに台湾の文化に認められ、昔から「マイストロー」という習慣が流行っている。毎回新しいストローで飲み物を飲むより、金属製の再利用できるストローを用意した方が、環境に優しいと考える台湾人が大勢いる。それによって、自分のバックの中で「マイストロー」を置いておくことは普通だった。とはいっても、金属製のストローも少し不便や問題があるため、完全に使い捨てストローを代用することができない。そこで、紙や大麦のストローの開発や普及に力を入れ、再資源化できる材料を重んじている。そして、一昨年から店内でイートインする時、飲み物がストローを使う場合、プラスチックストローを禁止する法律が定められた。しかも、店によって、もし飲み物を注文し、「マイストロー」を持参したら、値段が少し安くなる。

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 また、「マイストロー」だけではなく、「マイカップ」も徐々に普及しつつある。「飲料店」はもとより、ファストフード店やカフェ、コンビニなどで飲み物を買う時、よく使い捨てカップを使っている。今までは当然のように使用しているが、実際ストローと同じ、環境に影響を及ぼしている。そのために、自分の水筒やカップを用意することも、1つのいい習慣だと思う。実際も、多くの人が自分の水筒を持っているので、ストローのようにわざと買わなくても、すでに実行できる行動である。台湾の多数の飲食業は、お持ち帰りの飲み物が「マイカップ」を使うと、様々な割引がもらえる。

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 確かにプラスチック製の使い捨て用品は便利で、コストもあまり高くないメリットがある。しかし一方、分解しにくく、環境に対して大変な影響をもたらすこともきちんと考えなければならない。環境を破壊したら、よりたくさんのお金と時間をかけ、修復する必要があるため、最初から環境を守る前提で行動した方がいいではないか。今回紹介した「マイカップ」と「マイストロー」は正直にいうと、大したことではないものである。とはいえ、このような細やかなものから、一人一人が少しずつ生活習慣を変えておけば、いつか必ず大きな成果が見えるはずだと思う。これから飲み物を買う時、マイカップとマイストローを使ってみたらいかがですか?

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