コロナで家時間が長いからこそ、ドラマを一気見するのはどうでしょう？
ということで、おススメドラマを。今日は堤監督で。
※私はU-NEXTユーザーです。

①SPEC（2010）

戸田恵梨香さんと加瀬亮さんがW主演の刑事ドラマ
SPEC（スペック/超能力）を持った当間（戸田恵梨香）が瀬文（加瀬亮）と、SPECを持った人たちによる犯罪に向き合っていくものだ。

前回と同じくストーリーはググれよという話なので、愛をね。
これは何回でも見たくなる作品。ちょっとしたものが画面にたくさんちりばめられている。ちょっとした小道具や衣装、それから役者さんたちの演技とか。何度見ても新しい発見がある。ちょっとしたウォーリーを探せ状態になる。
私の好きなシーンは野々村係長の「ダメでもともとなのに、人は何故挑もうとするのか。そこには計算とか経験値という常識では無理とわかっていても、それでも諦めたくない情や愛や希望があり、それが奇跡をうむからだ」と言いながら餃子マシーンを昭和テレビを直す要領で直すところだ。あこれ、映画の台詞なんですけどね。
この作品は常にSPECを持たない人間の可能性を信じている。今、コロナで人が人を傷つけるような状況にあるが、私は人の力を信じたいと思う。瀬文のような地道泥臭いど根性パワーが必要ではないかと思ったり、思わなかったり。
これは映画化もされたシリーズでもあるが、個人的には映画はほぼCGだし、話が難しくなりすぎててよくわからなかったというのが正直な感想だ。でも、ドラマやスペシャル、それにスピンオフの「サトリの恋」は是非見てもらいたい。

②TRICK（2000）

仲間由紀恵と阿部寛のダブル主演の作品。売れない貧乳マジシャンである山田（仲間由紀恵）が巨根大学教授の上田（阿部寛）が超常現象のTRICKを解きながら解決していくものだ。

このときの、仲間由紀恵がかわいすぎないか？仲間由紀恵といえばごくせんという世代なのでびっくりだ。ごくせんの仲間由紀恵もかわいいけど、どちらかというとその役柄から綺麗というイメージだった。

これは毎回トリックがわかっていくときが面白い。仲間由紀恵がこの作品のインタビューで手品の練習が大変だったと答えていて納得した。トリック独特の世界観が必ずあって毎回引き込まれている。
このトリックは癖が強いキャラクターが多い。毎回のゲストも癖が強いがレギュラーのヅラ刑事こと生瀬さんのスピンオフも面白い。人の容姿をいじる作品はこのご時世において難しいと言われているが、私はこの作品から人の容姿を嫌な意味でいじる部分は感じない。
これまた、映画になるがこのシリーズ最後の映画のラストシーンは何回見ても拍手をしたくなる。この終わり方にとてもしっくりきた。
巫女という存在はどうゆうものなのか。それがわかった瞬間でもある。宗教学をかじっていた身としてはうおーーーーー！って萌えた瞬間でもある。

以上、堤監督シリーズでした。
それぞれ、キャラクターが唯一無二でメッセージ性が強いのが特徴です。
この独特の世界観を作り出す監督はすごいなと改めて思います。
ではでは