陰極まれば陽となり 陽極まれば陰となる ?


peppermint greenは占星術を勉強中。
可能なかぎり多くのホロスコープを見るようにしていますが、
時々感じるのがタイトルの言葉です。
西洋占星術の勉強なのになぜか東洋哲学。

この言葉の意味は、日の出から翌朝までを例にするとイメージしやすいでしょう。

兆しが現れ(日の出)、陽が極まり(日中)、翳り(夕日)、陰が極まり(夜明け前)を繰り返す
一方のみに偏ることはなく、極まると逆転が始まる

これを「陰極まれば陽となりなり 陽極まれば陰となる」「陰陽転化」と表すのだそうです。

時々出くわす、
吉で埋め尽くされたホロスコープ
ハードな星配置がほとんどを占めるホロスコープ
どちらも一見すると良し悪しがはっきりしているようですが、必ずしもそうではありません。

すべてが順風満帆ゆえに、「ままならないこと」への想像力や耐性が得られない。
困難な経験から他者への高い共感性を得る、
もしくは不屈の精神が鍛えられ大事を成し遂げる。

これらは一例に過ぎませんが、
幸運の極みに欠如が内包され、苦難の極地からある種の希望が芽生える、
まさしく陰陽転化だなぁ…と感じ入ることもしばしばです。
すべからく対極の物と無縁ではいられない。


であるならば、
極みの中にこそ対極を見出し、アクセスしてバランスを取るのはとても大事なことなのかもしれません。
例えばビル・ゲイツのノブレス・オブリージュのように。


私はどうだろう?
さほど突出したところのない、吉もあれば凶もある普通のホロスコープ。
もし私がハッピーだらけな人だったら、多分noteはやってないだろうな。
御しがたい凶の部分を使って物を書いている自覚はあります。
それでも誰かの目に触れ、またスキをいただくのはやはり幸せなもの。
読んでくださる方がいることが、何よりの励みです。
noteおすすめ。

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