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寒い冬の温活にはこのアロマ♪

こんにちは!
2023年のお正月も過ぎ、寒い冬の日常がスタートしています。(例年より暖かいけど!)

さて、noteでは私が日頃取り組んでいる
1. アロマセラピー(訳すと芳香療法。心身のセルフケアに植物の香りの提案)
2. 香りとアストロロジー(西洋占星術を使ったその方にあったアロマの香り創作)
3. 京都の自然と文化観光(国内旅行業務取扱管理者資格を持っています)

上記の3つを順々に投稿してます。


今回は一巡して
1. アロマセラピー です。
セラピーというからには癒しやリラクゼーションを超えた何かしらの療法(治療ともいう)があるわけです。
アロマセラピーは”芳香療法”と訳されますが、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)の香りで心身の状態をケアする。良い香りを嗅いで”あ〜良い香り~”とリラックスする以上に何をどうケアできるの!?と思われると思います。
ここが植物のスゴいところで、
天然の植物の香りには薬理効果というものがあります。
現代医療が確立する16世紀以前は、治療に使われていた(ドクターが使っていた)薬は薬草(Herb)と呼ばれる植物でした。その他には鉱物などもありました。
病院で処方される現代の薬にも、原材料として多くの植物が入っています。
残念ながら日本では精油は雑貨扱いなのですが、フランスやイギリスではれっきとした医療品として扱われ、成分管理・精査がきっちりと行われ、医療レベルのものなのか、薄められたり合成が混ぜられたりしている雑貨レベルのものなのか、きっちりと区別されています。

精油の香り成分の持つ薬理効果としては以下の3つが挙げられます。
①誘引効果(受粉のため、種子を遠くに運ぶために昆虫などの生物を引き寄せる)
②忌避効果(摂食されることを防ぐために、昆虫などの生物を遠ざける)
③抗真菌・抗菌効果(カビや酵母などの真菌・細菌の発生・繁殖を防ぐ)

どれも植物が生き抜くための必須の手段ですが、精油の中にはこれらの素晴らしい知恵と成分が凝縮されているわけです。
私が日頃のセルフケアとして一番重宝している効果はやはり、身を守るための抗菌効果(時には抗ウィルスも)ですね。
寒い季節には、ユーカリやペパーミント、ローズマリー、ラベンダーなどの抗菌効果が高いものは最近では世間でも知られてきていると思います。これらの精油は抗菌だけではなく免疫活性効果も高いので、寒さやウイルスに負けない体作りにもサポートしてくれますよ。

しかし!本日の投稿ではちょっと変わったところで!
寒さを若干!感じさせなくしてくれる(ということはちょっと温かく感じられる)温活精油をご紹介します。

スパイス類(生姜、ブラックペッパー、シナモン)

おのずとしれたスパイス類。
ジンジャー、ブラックペッパー、シナモン
これらのスパイスは、例えば紅茶に生姜の絞り汁を入れたり、ミルクティーにチャイのようにシナモンパウダーを降ったりして温まったりしますよね。
黒胡椒はお料理に多めに入れるとピリッと辛味が効いて体が熱くなる。
写真にはないけれど、丁子(クローブ)なんかもチャイのスパイスとして使われていて体が温まります。
これらのスパイスから採った精油が存在します。香り成分がどう寒さを感じさせにくくなるか、というと、、
これらの精油の中に含まれるセスキテルペン系の化学成分「β-カリオフィレン」が脳内の寒さを感じる神経伝達物質の動きをシャットアウトするようです。脳の中で「寒い!」と感じる感覚を少なくするわけですね。
鼻から香りを嗅ぐと、鼻の中の嗅細胞から大脳辺縁系という感情や感覚を司る脳の部分に秒単位で伝わります。そこには内分泌系を司る視床下部や脳下垂体があったりして、自律神経に大きく影響するわけです。
スパイスなどは温かく感じるわかりやすい例ですが、

イランイラン
スィートマジョラム

イランイランの黄色い花の姿はなんかスゴイですね!まさに異性を誘っているようです(実際にイランイランの香りには催淫効果、誘引効果があります❤︎)
それからシソ科のスウィートマジョラム。強く甘い香りと薬草の少々尖った香りがミックスされた香りですが、
これらのお花やハーブから抽出した精油の中にもβ-カリオフィレンが含まれています。
これらの精油はマッサージする時にキャリアオイルに混ぜると温め効果が高いでしょう。もちろんお部屋にディフューザーで焚いて、嗅覚から脳に行き寒さを感じる神経伝達物質をカットしても良いわけですがマッサージだとより温かくなるでしょう!前述のスパイス類は肌への刺激が強いのでマッサージには向きません。

Green Therapy オリジナルブレンド精油 "EXOTIC"

↑ このブレンド精油は実は暑い夏に大人向けの色香を感じるブレンドとして創ったのですが、よく考えると、今日のテーマの「温活」にもピッタリだな!と。
名前も "EXOTIC (エキゾチック)" だから熱くなりそう!?
前述のイランイランがメインなのですが、ベースを支えるのはバージニアシダーウッド 。こちらもβ-カリオフィレンが含まれます。

バージニアシダーウッド


Green Therapy の森林浴アイテムサイト "At-Home Shinrinyoku -おうちで森林浴"で販売していますのでご興味あれば見てみてください!

今日は寒い季節のちょっと視点を変えた!温活に役立つアロマセラピー投稿でした。お役に立てますと嬉しいです♪
これからも実用的なアロマセラピーの方法、知恵などをお伝えしていこうと思います。
次回の投稿は「香りとアストロロジー
2023年の空模様でも書いてみましょうか!
お読みいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!

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