この記事を書くのはnoteの使い方と個人的に確認、再読するとき用。
大きなネタバレとして、この下に書かれているシリーズたちの世界は繋がっているから、本当になにも知りたくない人は見ないでください。
発行順で読みたい人はこちら（ミステリィ制作部　出版年表へ）

1.すべてがＦになる The Perfect Insider
すべての始まり。犀川＆萌絵のS＆Mシリーズ
2.冷たい密室と博士たち Doctors in Isolated Room
3.笑わない数学者 Mathematical Goodbye
4.詩的私的ジャック Jack the Poetical Private
5.封印再度 Who Inside
6.幻惑の死と使途 Illusion Acts Like Magic
7.夏のレプリカ Replaceable Summer
8.今はもうない Switch Back
9.数奇にして模型 Numerical Models
10.有限と微小のパン The Perfect Outsider
S＆Mシリーズの最終巻にして、新たな世界へ。
11-V1.黒猫の三角 Delta in the Darkness
Vシリーズの開幕。瀬在丸紅子のV（Venico）。メインメンバーはS＆Mが二人とすると一気に増えて、紅子・紫子・小鳥遊・保呂草・七夏・林・へっくん
12-V2.人形式モナリザ Shape of Things Human
13-V3.月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
14-V4.夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show
15-V5.魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge
16-V6.恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
17-V7.六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists
18-V8.捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest
19-V9.朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away
20-V10.赤緑黒白 Red Green Black and White
Vシリーズラストにして始まりの物語。
21-M1.女王の百年密室 God Save the Queen
百年シリーズ第一弾。ミチル＆ロイディのM＆R。元々幻冬舎で出版、その後新潮文庫になり、2017年から講談社になってます。
22-M2.迷宮百年の睡魔 Labyrinth in Arm of Morpheus
シリーズ第二弾。ここで一回百年シリーズはおやすみ。
23-S1.四季 春 The Four Seasons Green Spring
四季とは一体何者なのかを知る四部作1巻目。すべFアニメでやったのはこの春の一部分だけだったんじゃないかな。
24-S2.四季 夏 The Four Seasons Red Summer
25-S3.四季 秋 The Four Seasons White Autumn
秋はここまでのシリーズの総ネタバレ的な本なので、焦って読まないように。
26-S4.四季 冬 The Four Seasons Black Winter
シリーズ全体を通してもキーとなる作品。GやWに行く前に要チェックかと。
27.どちらかが魔女 Which is the Witch?
今までの短編集に収録されたシリーズ作品をまとめた話。しれっと重要な話が入ってる。
28.レタスフライ lettuce Fry（文庫版）
・ラジオの似合う夜　A radiogenic night（メフィスト・今作にのみ収録）
・刀之津診療所の怪　Mysteries of Katanotsu clinic（メフィスト・どちらかが魔女に収録）
この辺りを見ていると考察がはかどる。
あと今作の文庫版のみに収録されているのが
・ライ麦畑で増幅して The Amplifier in the Rye
Xシリーズを読む前にぜひ。
29-G1.φは壊れたね Path connected φ broke
Gシリーズ開幕。国枝先生の研究室から新章始まるよ。わりとみんな出てくるよ。
30-G2.θは遊んでくれたよ Another playmate θ
31-G3.τになるまで待って Please stay until τ
32-G4.εに誓って Swearing on solemn ε
33-G5.λ に歯がない λ has no teeth
34-G6.ηなのに夢のよう Dreamily in spite of η
35-X1.イナイ × イナイ Peekaboo
Gシリーズと同時進行で読むと分かりやすいXシリーズ開幕。椙田とかいう怪しい保呂草（唐突にネタバレ）と小川さんと真鍋くん。その他知ってる人とか知らない人。今までとは少し毛色が違うので、個別に読んでもOK…と最終巻読むまでは、そう思ってた。
36-X2.キラレ × キラレ Cutthroat
37-X3.タカイ × タカイ Crucifixion
38-G7.目薬αで殺菌します Disinfectant α for the eyes
39-G8.ジグβは神ですか Jig β knows Heaven
40-G9.キウイ γ は時計仕掛け Kiwi γ in Clockwork
41-X4.ムカシ × ムカシ Reminiscence
42-X5.サイタ × サイタ Explosive
43-M3.赤目姫の潮解 LADY SCARLET EYES AND HER DELIQUESCENCE
百年シリーズからだいぶ遠いところに来た、誰が何を言おうと百年シリーズラスト（三部作とは？）。発行順無視なのは、Wシリーズ前に読むのが良いのかなと思ったので。
44-W1.彼女は一人で歩くのか？ Does She Walk Alone?
Wシリーズ開幕。順番に読めばタイトルで直ぐに分かる。百年シリーズの続編です。主役のハギリ先生って結局だれなの？知らない人？知ってる人の知り合い？好きです。
45-W2.魔法の色 を知っているか？What Color is the Magic?
46-G10.χの悲劇 The Tragedy of χ
森読者界隈を一気に混乱に落とし込んだ話。キウイγからΧまでG発売はかなり間あいてますので、上に書いた順番で読むのをおすすめします。
47-W3.風は青海を渡るのか？ The Wind Across Qinghai Lake?
48-W4.デボラ、眠っているのか？ Deborah, Are You Sleeping?
49-W5.私たちは生きているのか？ Are We Under the Biofeedback?
50-X6.ダマシ × ダマシ
Xシリーズ最終巻でこれも衝撃的。Gシリーズを順番に読みWシリーズを読み始めてから読むのを推奨。
51-W6.青白く輝く月を見たか？ Did the Moon Shed a Pale Light?
52-W7.ペガサスの解は虚栄か？ Did Pegasus Answer the Vanity?
53-W8.血か、死か、無か？Is It Blood, Death or Null?

53作も！って感じだけど、WシリーズとかXシリーズ、Gシリーズに入ってからは文章量もかなり減って（作品によるけど）、連携を楽しみながらあれこれ読んでたらあっという間です。大好きだったキャラクター出てこなくなったから読まない…とか思って読むのやめてたら、勿体ないことは確か。
χの悲劇を読んで、一生ついていくと決めた人の推奨読書順でした。（ただしこの順番で読んでない）
いまはWシリーズが超面白いからあとでなんか書きます。そんなこと言ってるうちにGシリーズ新刊でます。怖いですね…。もうここ数年の作品は、蓄積されたものの開放といった感じで、読書の面白さに攻撃されてる気になります。