型式試験のお話~絶対フル攻略するマン、シミュ試験さん その①~

さて、暇なので書いてみようと思います😀

前回はスロットが市場に出ていいかどうかを判断される、型式試験においてのリプレイの計算方法のお話がメインでした。

今日は型式試験における最大の敵、シミュレート試験さんについて僕が推測している範囲で書いてみようと思います。

「推測してる」というふんわりタッチなのは、真実は保通協の人しか知らないからw

こういう感じで基準を設けてますよー

ってのは公表されるんだけど、具体的なところはさっぱりなのねw

でもまぁ、型式試験にはシミュレート試験ってのがあって、こいつは

どんな小役も取りこぼさないし最大の払い出し枚数で入賞させる、ボーナスが成立していたら絶対にそのゲームでボーナスを入賞させる

フル攻略のプロだと思ってください。
ジャグラー打たせたらピエロもベルも間違いなく拾います。
先告知じゃなくてもボーナスが成立してたら入賞させます。

スロット、特に5~6号機のスロット発展の歴史はシミュ試験さんとの戦いそのものです。

今日はそのお話でも。

先ほど記述した通り、どんな状態でも最大の払い出しを取れます。この時点でAT(アシストタイム)機は爆死です。

AT機ってさ、通常の状態でも常に高確率で払い出しのある小役が成立してるの。僕らが普通に打ってる時はその小役の押し順や色が分からない、押し順が制限されてるってことね。

それを成立させるための押し順、色をアシストしてくれるのがAT。

分かりやすい機種だと

バジリスク絆
ミリオンゴッド~神々の凱旋~

ぐらいは知ってる人が多いんじゃないかな?
あいつらは常に押し順ベル、もっというと左第1停止以外のベルが成立しています。

でも、僕らが普通に打つと左第1停止以外はペナルティが発動するでしょ?これが僕たちが打つときとシミュ試験さんが打つときの違いです。

シミュ試験さんはアシストが無くても正解の押し順でベルを成立させます。バジリスクタイムに入ってなくてもシミュ試験さんは常にバジリスクタイム状態です。

なぜそんなAT機が市場に流通できたのかは何故か?
これは全てゼロボーナス、いわゆるゼロボのおかげです。

時系列で言うとリプパン形式やRT移行契機の方が先なんだけど、一番シミュ試験さんのことを知ってもらうにはこれが一番分かりやすいから、今日はゼロボのお話です。

このゼロボーナス、すごくシンプルな説明をすると

ボーナス中は3枚掛け、3枚払い出し

を繰り返すボーナスです。
すなわちボーナス中の差枚数ゼロ。

んじゃ、シミュ試験さんが初代バジリスク絆やミリオンゴッド凱旋を打つとどうなるでしょう?

シミュ試験さんは、ボーナスが取れるなら最短でまっすぐに一直線にボーナスを入賞させます。

しかし、それは増えも減りもしないゼロボーナスです。

ボーナスが終わりました。
またゼロボーナスが成立しています。

最短でまっすぐに一直線にゼロボーナスを入賞させます。





これを繰り返します。

これによって出玉率が極端に上がらず下がらず、見事シミュレート試験を通過です。多分だけど、シミュレート試験さんがゼロボ搭載機を打ったら設定不問で似たような数字になるでしょう。

ちなみに僕が把握してる範囲で初めてゼロボが搭載された機種は

エージェントクライシスかな?
これは諸説あるからなんとも言えないけどw

とまぁ、こんなフル攻略だけどちょっと頭の抜けているプロと戦っているのが型式試験です。

次回はリプパン形式とRT移行の形式でもやってみようかなぁと思います😀
読んでいただいてありがとうございました!


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