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思うこと……ミリアニについて

グリコです。
8月18日からミリオンライブ!第1幕のアニメ先行上映が開始して
早いことに9月8日の第2幕も終わり
先日の9月29日に第3幕が公開されました。
個人的にアーマードコアⅥの発売でそわそわしていた時期でもあったので
心中穏やかではなく
狂いながらミリマスとACの間を反復横跳びしてた8月と9月だった。

ずーっとキングダムの大沢たかおみたいに映画を見届けていたが
居ても立っても居られなくなってこの駄文を遺そうと思った。
ネタバレ全開で行くので嫌な人はブラウザバックを。
冗長な文が続くのでご容赦を。

第1幕

ミリマスが始まってから約10年近くずっとアニメを心待ちにしていたから
楽しみだったのは間違いない。
3DCGと発表された時は嬉しかったが心の底で懸念点があったのは
ほんとのこと、でもそれを払拭してくれた第1幕でした。
未来と静香の出会いから始まって丁寧にストーリーを積み重ねていった。
そこに翼も加わってオーディションを受け……合格し
同じ劇場のアイドルと交流して原っぱライブの提案をする。
大まかに言うとそんなストーリーだったはず。
オーディションのシーンで胸が締め付けられてRat A tatに
デカすぎる意味が出来てしまったな。
第1幕にはほかにも名シーンがあるけれど
その中でも百合子が未来たちを劇場の屋上へ連れて行って
その夜景がステージで見るペンライトの光に似ているって話をする
シーンが印象的でした。
その時の劇半がLegend girl!!!という曲のインスト

ここから始まる伝説へLet's join
みんなで目撃者になれ
一緒に感動したいな

Legend girl!!!の歌詞より

劇半聞いた瞬間これは……!と驚きを隠せなかったです。
映画館じゃなかったら声が出てたと思う。
ここから伝説が始まる!って内容のこの曲のインストを
このタイミングで流すのはあまりにもやり手だな
と思わざるを得なかった。
素晴らしい。
第1幕を見た後は不思議と安心していました。
ああこのアニメは大丈夫だ、と。
自分が一番好きなコンテンツでこんな気持ちになるのは
ほんとうに幸せなことなんだろうな。

第2幕

原っぱライブが始まり、紬と歌織さんが加わり
各ユニットの話をしていました。
第1幕の時点でわかってはいたが
「てづくりのぶどーかん」……!!!
グリー版ミリオンライブはそもそも
テントの簡易的な劇場から始まったというのもあり
その時点で大きすぎる感情が爆発しそうになっていたけれど
実際に原っぱライブが始まって
We have a dreamでパチンコのアイマスの曲も拾っていくのかと
度肝を抜かれたかと思ったら
ジュリアの演奏による未完成の「Thank you!」……!!!
言葉にならない。
元々Thank you!という曲については尋常ならざる感情を抱いていましたが
このシチュエーションでこの曲を使われるのは卑怯だ、落涙を防げない。
未完の最終兵器ですよこれ。
この時点で記憶が飛びかけてたと思う。
紬と歌織さんがこのライブを見ていたのも
彼女たちがミリシタからの追加キャラ故……
ここの紬と歌織さんを投入させるのもグリー版からミリシタへの
切り替わりを意識しているのかと思った。
で、7話。
急に狂い始めてびっくりした!どしたん?話聞こか?
自分が好きなキャラ全員脱がされてワロタ。
ああでもこのノリは覚えがある。
グリマスのノリだ。
定期的にキチゲを解放しないと健康によくないのかな。
百瀬莉緒さんが落水した可憐を秒で助けにいったのは
「ふーん?やるじゃん」と勝手に異常後方腕組み弟面になっていました。
あとサンライズバースがありましたね、鉈を構える田中さんは
かなり怖かったです。
でもそこからイカダを作るのはかなりパワープレイだぞ!?
恵美と琴葉が海美を上へと飛ばす流れなんとなくビッグバンズバリボー!を
思い出してかなり良い気分でした。
8話のこのみさんと桃子良かったですね。
なんとなく漫画版ミリオンライブBrand new song!を連想しました。
松田がプランを提案した時の
「桃子ちゃんセンパイが嫌じゃなかったらですけど……」
って桃子に配慮した提案がかなり良かった。


新曲良かったですね。「Star Impression」「海風とカスタネット」
「Catch my feeling」どれも自分は好きです。
この中では「海風とカスタネット」がベストラブです。
俺も「海風とカスタネット」になりたいな。

第2幕は7話8話のおかげでかなりミリオンライブ味が
濃い内容だったかと思います。
濃すぎて人を選ぶかも?と思ったくらい。
あとミリシタで女を抱きがちな恵美がまた女を抱いてましたね。
俺でなきゃ見逃しちゃうね。

第3幕

いきなりチーム6thのライブシーンをぶっこまれて
ひっくり返るところだった。いきなり出さないでくれ、心の準備が出来てない。
チーム8thがASのバックダンサーに指名されて函館へ行って未来、静香、翼が春香、千早、美希と対話してました。つい静香を盗撮してしまう千早、松田と違ってなぜ許されたのか慢心、環境の違い。
美希が翼に「本気じゃないよね?このままじゃ二人に負けちゃうかもよ」って告げるシーンは翼にかなり効いたみたいで良かったですね。
負けたくないという精神、大事だと思います。
そこから翼が本気って何?って思いながらみんなと朝練したりするシーンも良かった。でも歌織さん寝てたよね?起きろ。
あと「READY!!」をやるとは毛ほども思ってなかったのでビビりました。アニマス、もう10年以上前なんすよね。時間の経過に驚く。有難ッス…

正直千早から静香へチャリティーコンサートに出て欲しいって言った瞬間にオイオイオイオ、アライブファクターかよ待て待て待て待てオイオイと思ったけどアライブファクターは気のせいでした。
10話は千早のチャリティコンサートの人選なんだろ?と思ったけど北沢も星梨花も静香も父親絡みでしたね。北沢は本編じゃ何かあるって匂わせだけだったけど父親が何らかの理由でいなくて片親、星梨花は父親の過干渉で喧嘩中、静香は言わずもがな。千早本人は両親が離婚…重い!!!!!
でもその4人が大切な人を失った人たちを慰めを歌う大きな意味があったと思う。誰かのための歌って素敵だ……。
静香がプレッシャーでどんどん潰れそうになる描写良かったですね。千早の励ましのメッセージも届かないほどの余裕の無さ、見てる方もオイオイオイオイってなりました。
それでも大切なことを思い出し聴いてくれる人のために歌うとなった静香はすごく強い。
未来と翼とプロデューサーが静香の父を説得するシーンも良かった。プロデューサーが原っぱライブのことを最初「違います」と言いかけてすぐに「いや…違いません!」と原っぱライブを肯定したシーンはやるな!!!ってなりました。
どんな舞台でもどんなシチュエーションでもアイドルの歌や想いや姿勢は変わらないんやな…
その説得を受けて静香父が会場に来て静香の歌を聴いた時の言葉は心に響いた。
静香の歌に静香の父も救われてたんだね。
それほど大切な娘が安定とは程遠い芸能界は足を踏み入れるってのは反対しても仕方ないと思う。
大切だから堅実な道を歩んで欲しいのは親心として当然だろう。でもそんな考えもねじ伏せるくらい静香の歌には力があったから考えを改めたかな。
静香と静香父が対面する時に北沢が「お前の父親は居るんだからちゃんと向き合え」と言わんばかりに無言で静香を父親の前に投げ飛ばすのマージで良かった。父親がもういない北沢にしか出来ないことだよ。

11話はこけら落とし公演に向けて合宿したり…海鮮を喰ったり…カレーを食べ…キャンプ気分でジュリアの弾き語りを聴くなどをしていた。
途中でチーム7thのメンバーも歌うのかと思ったら歌わんのかい!!!なんで!?正直ここは4人で歌って欲しかったなと思うのが本心。
アイマスの伝統なのか未来ちゃん泣いてましたね、じゃんけんに負けて。
11話後半からはあっという間にこけら落とし公演に。
初手「Dreaming!」は駄目だよ、泣く。
「Dreaming!」が終わったかと思うと流れるように「ロケットスター☆」へ
このシームレスな曲の切り替わりは覚えがあるぞ……ミリマスのライブそのものだこれ!?!?!ビビりました。
てかソロ曲やるなんて聞いてないっすよ……あるだろ、心の準備。
翼の「ロケットスター☆」のバックダンサーには昴とのり子と歩が。
この人選にも実は意味があって知ってるファンからすればかなりニヤリと出来るポイント。
いやクオリティとんでもねぇなと圧倒されてました。
気が付いたら12話に。待ってくれこの引きで本放送で1週間待たされるのは殺人に該当しませんか?

12話はもうずーっとライブしてましたね。
最終回ほぼ丸々ライブしてるってどういうこと!?
「フェスタイルミネーション」や「チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!」で場を盛り上げお預けを食らってたチーム5thのバトンタッチを披露し
「Sentimental Venus」を……Sentimental Venus!?!?!?!?!?!?!
急にLTPぶつけてきてひっくり返るかと思った。
この曲だけやたら古くない!?
それまで散々思わせぶりにトラブルを予見させていたが
ここで「Sentimental Venus」やるなんて聞いてないですよ?
やるのか、ここで!?!?とハラハラしながら見守っていたら
やはり音響システムダウン!!からのアカペラで歌い抜いた!!!

これね、実際のミリマスのライブで起こった出来事で
ライブ中のラスサビで急に音がプツリと消えてしまったトラブルが起こって
演者がアドリブのアカペラでラスサビを歌って繋いだエピソードが元なんです。ガチの音響関係のやらかしでかなりデリケートな問題だったっぽくてその当時の関係者やらキャストのこと考えるとうーーーーむとは思ったりするけれどこの演出に意味を持たせてたので自分はナシよりのアリかもしれない。ナシよりのアリってなんだろうね。いやアリかも。わからん。
観客の手拍子とサイリウムでアイドルに限らず観客もこのまま終わらせたくないと会場全体が一体になった瞬間だったのかと思います。
アイドルとファンのみんなで作り上げた公演なんだなって落涙。

紬の覚悟とそれを受け取った歌織さんのステージ最高でした。
なんとなくミリマス5thライブのことを思い出したりなど。
そこからチーム3rdの「オレンジノキオク」が……
所がいるな。。。。豊川さんもいるな。。。。田中もいるな。。。。環もいるな。。。七尾もいるな。。。
すまん、今のシーン巻き戻せるか?ってなりました。
自分はミリオンライブの中で所恵美さんが一番好きなので恵美の晴れ舞台を100万回くらい見たい。
あと滅茶苦茶良い曲でこれまたぶったまげた。有難ッス。。。
豊川さんはオレンジにとても縁がありますね。
そこからチーム8thの「REFRAIN REL@TION」
良すぎて記憶ないかもしれんな。
「100万回」ってフレーズが出てた気がした。
気のせいじゃないといいのだが。
しかし涙で前が見えねぇのよ!
そこからはもう終わるまであっという間だった。
エンディングの「Brand new theater!」はもうズルいよ。
オタクが好きな奴じゃん。
最期は漫画のミリマスBCの絵が流れたり
ミリシタでこれまで続けてきたイベントのキービジュアルなどが
どんどん流れてきたりしてああこのアニメはミリシタへと続いていくんだと
感慨深くなりました。

3幕まで終わってみるとミリオライのオタクが死ぬ前に見る夢みたいな内容でもう死んでんじゃないの?って思うくらいビッグ良い内容でビビってます。このアニメは間違いなく自分の魂のアニメになりました。
これがテレビや配信で見れるなんてほんとに夢みたいだ。
自分はミリマスのアニメが見たくて何年も前からずっと願ってました
でもこのコンテンツはネットでは心無い言葉をよく投げかけられ
何回も悔しい思いをしていました。
それでも歯を食いしばり、ミリマスを信じ続けて良かった。
自分が10年近く願っていた悲願が達成でき、
自分の魂が救われた気がします。
ただ、これで終わりだなんて寂しい。
せっかく良い内容だったから2期、3期とどうか続いて欲しいと願うばかりです。そしたら今回はあまりスポットがあたらなかった恵美やほかのキャラ達にもデカイ出番があるかもしれない。
そう思わずにはいられなくてこれから先のミリオンライブ!が楽しみで仕方がない。そのためにより多くの人にこのアニメが目に留まりますように。
それでは。


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