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グリーフケアを学ぶ場(AIMSさん主催 ファシリテーター養成講座ご案内)

〇はじめに

NPO法人AIMSさん主催、大切な人を亡くしたお子さんのグリーフケア活動に携わるためのファシリテーター(ボランティア)養成講座のご案内に併せて、グリーフケアやサポートを学ぶ場と。その場を持つことの難しさ、について併せて書いてみました

これからグリーフケアやサポートの勉強をされたい方。興味や関心のある方にご一度いただければ幸いです

〇NPO法人AIMSさん主催の養成講座について

NPO法人 AIMSさんが、今月末に、都内で。また11月に大阪で、お子さんのグリーフケア活動に携わる方ためのファシリテーター(ボランティア)養成講座を開催されます

東京開催のご案内はこちら

大阪開催のご案内はこちらになります

AIMSさんは、日本では数少ない複数の地、東京と大阪で定期的にお子さん向けのグリーフケア、親御さんなど身近なひとを亡くしたお子さんのグリーフケアプログラムの提供をされてる団体さんです。こちらの養成講座は、その活動に携わるための知識とノウハウを学ぶための貴重な場となっています

特に大阪、関西地域でのこうした講座の開催は非常に珍しいです。また各回とも定員が限られていますので、お申込み。もしくはご興味や関心のある方はぜひ早めに、AIMSさんへお問合せをお願いします

〇グリーフケア、サポートを学ぶ場について

以下はわたしの個人的な、グリーフケアの学びの場に対しての、お話です

グリーフケアを「きちんと」学べる場は、実は非常に少ないです。いざ勉強しようと思っても、そもそもそういう場が身近になかったり。開催のタイミングが悪かったり。場所が遠かったり。どいう団体がやっているのか分からなかったりと、課題がいくつもあります

また学びの中身も団体によりまちまち。どこが質が良く。どこがそうでないのかも分かりずらいですし。それが自分に合ったものかどうかも、受講してみないと分かりません

その中でも、個人的におススメしたい学びの場が、お子さんのグリーフケアを提供する各団体さんが開催される、ボランティアの養成講座です

こうした講座は当然ながら、受講後に、その団体の活動にファシリテーター(ボランティア)として参加することが前提とはなります。ですが概ねどの団体さんも、2日から3日間で。グリーフサポートやケアのポイント。その実践方法を簡潔に、また集中的に学ぶことができるように設計されています

またその内容も、各団体で全く異なるということがなく。主に親御さんを亡くしたお子さんを対象としたものになりますが、ケアやサポートの方法論としてある程度確立され。実践されてきたものをベースとしていることも共通しています

つまりどの団体さんで学んでも、「ハズレ」が無い、ということです

また団体さんによってはファシリテーター(ボランティ)の養成目的だけでなく。ご自身の職場や活動の中で、グリーフケアやサポートの学びを活かしたいという目的での受講を認めている先もあります(福島の ReLink さんなどです)

この文章の冒頭にも書きましたが、こうした団体以外の場でグリーフケアを学ぼうとすると。一連の講座が終わるまでに数か月を要したり。資格の取得を目的としてある程度の費用を支払わないといけなかったり。大学や大学院で学生として学んだりしたりする必要があるなど。手間、時間、コストがかかるのが現実です

それはそれで大事なことではあるのですが、お仕事や普段の生活を抱えている方に時間を掛けて勉強するというのは、なかなか簡単なことではありません

その点、お子さんのグリーフサポートやケアを行う団体は、決して数は多くないものの。北は北海道から九州まで団体があり。個々の団体さんがほぼ共通した内容の養成講座を開催しており。短い時間の中でもケアやサポートの基礎をしっかりと学べるという点で、非常に「お勧め」な学びの場だと言えます

〇終わりに

このように、お子さんのグリーフケアやサポートを行う各団体さんが提供する学びの場は、真剣に、でもまずは手の届く範囲でグリーフケアやサポートを学びたいという方には絶好の機会になります。今後も出来る範囲で、こうした団体さんの養成講座のご紹介をしていきたいと思っています、ぜひそうした情報を、ご活用いただけたらと思います


デス・カフェ@東京主催。ヒトやペットの区別をしない、死別・喪失のサポート、グリーフケアのお話をしています