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簿記の歴史はイタリア【ジブリ映画のジブリもイタリア語】

【簿記の歴史】
簿記は1200年代に、イタリアのベニスなどの商業都市の商人によって利用されていたが、貿易が盛んになるにつれて、経営活動を記録する複式簿記の技術ができあがり、これがイタリア式簿記法(ベニス式簿記法ともいう)として発達した。
1491年ベニスで出版されたルカ・パチョリーの「スンマ」は、複式簿記を説明している印刷物として、最古のものであると言われてる。僧侶でありまた数学者でもあったルカ・パチョリーは、そのスンマの中で、当時ベニスで行われていた簿記法を説明している。その後、イタリア式簿記法は、ドイツ・オランダ・フランス・イギリスなどヨーロッパの各地に伝えられ、経済の発展とともに、アメリカ・日本などに伝わっていった。
日本では、江戸時代から和式の簿記が行われていたが、明治6年(1873年)に、最初の簿記書として福沢諭吉の「帳合之法」が、またイギリスから招かれたアラン・シャンドにより「銀行簿記精法」がそれぞれ出版された。
「帳合之法」はアメリカの簿記の教科書の訳書であり、「銀行簿記製法」はわが国に銀行簿記を紹介した書物で、わが国の実務や教育に大きな影響を与えた。
その後、わが国の経済の発展とともに簿記は広く普及した。今日では、多くの企業が経理部門などを設けて簿記を担当させ、そこから得られる情報を経営に役立てている。

イタリアが簿記発祥の地というのは意外ですね。

ちなみにジブリ「GHIBLI」の意味は、サハラ砂漠に吹く熱風を意味するイタリア語です。何か急にイタリアに行きたくなったのは私だけでしょうか。

本日はお読み頂きありがとうございます。

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